国政報告(第393号)

 今年の8月は天候不順な状況が続き、東京も雨の日が多く、富山を始め、地方部でも農作物への影響が懸念される状況となっています。夏晴れの安定した暑さの日が少し続くように願っています。お盆休み中は、県主催の戦没者追悼式馳浩先生、笠井亮先生、山田俊男先生との小矢部市興法寺地区での恒例の「ふるさとトーク」に出席したほかは「充電」させて頂きました。明けて22日(火)の党人事で副幹事長と選挙対策副委員長兼事務局長を拝命し、新たな仕事が始まりました。

 副幹事長は衆参で二十余名いて、二階幹事長を中心に幹事長室を構成し、萩生田代行、林・金田・岡田代理のご指導の下、柴山・小泉筆頭副幹事長とともに様々な党務をこなしていきます。究極は、党に対する国民の皆様の支持を拡大し、確固たる党勢の下に政権与党として内閣を構成・支持できる体制を維持・発展させることが目的です。そのためには、政策、組織、選挙、国会対策等々様々な取り組みがあり得る訳です。先輩方からは、幅広い分野の仕事であり、深く関わっていけばするべき事は尽きないと激励されています。これまでの政府での「東日本大震災からの被災地の復興」という政策課題とは大きく異なる分野ですが、ギアを初心に戻して取り組んでいきます。

 一方、選挙対策委員会は、国政選挙や知事選、政令市長選などに対応する組織で、候補者の公認や選挙対応の枠組みを決めていく組織です。塩谷委員長の下、各派閥から代表者が副委員長に任命されていて、私は無派閥の番地で委員会に入り、事務局長を仰せつかることになりました。27日(日)投票日の茨城県知事選から始まって、当面の山場は10月22日(日)の青森4区、新潟5区、愛媛3区の衆院補欠選挙です。勝利を目指し、努力していきます。

 今回の人事で、平成21年8月当選同期の「四志の会」の4人は、斉藤農林水産大臣、伊東衆院農林水産委員長、小泉筆頭副幹事長、そして私という配置になりました。他の3人の大活躍を喜びながら、私も与えられた持ち場で頑張っていきます。

 先週末、私の前任だった長島忠美元復興副大臣が、残念なことに突然逝去されました。先輩首長として折々温かい声を掛けて頂いた事に感謝しつつ、謹んでご冥福をお祈りしています。長島先生始め、皆さんの努力で東北の被災地は一歩一歩復興の姿が目に見えてきています。復興庁を離れてからも、福島県での特定復興拠点の計画立案や海外での日本品の輸入規制緩和の検討など、明るい動きの知らせを頂いています。これまで関わった、北海道や沖縄の前途にも思いを巡らせながら、故郷、富山県そして西部6市の発展のために心新たに取り組んでいきます。月末には各省庁の新年度予算の概算要求が出揃います。情報収集に努めます。

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