3行きたいまち(交流、観光の時代)

◎現高岡駅、新高岡駅の周辺整備(その1)

 再開発ビル「ウイング・ウイング高岡」の活用と中心市街地の活性化

平成16年4月、ウイング・ウイング高岡が、高岡駅前の交通結節機能と一体となって、活力ある中心商店街の再生とにぎわいづくりを目指す施設としてオープンしました。

この公共棟に生涯学習センター・中央図書館・男女平等推進センターを設置し、多くの皆さんの多様な活動に利用していただくとともに、このビルのオープンを契機に、中心商店街に多くの人が集い、にぎわいが戻るよう、商店街関係者が連携し幅広い市民の参加も得て、様々な事業、イベントなどを展開しています。

たかまち街づくり協議会(商店街、大型店、末広開発、テナント、TMO等)

    オープン記念協賛事業、七夕まつり・万葉まつり・なべ祭り協賛事業

 ・空き店舗開業支援

 ・1階ロビーや広場の活用(春へはばたくチューリップ展等)

 ウイング・ウイング高岡には、図書館をはじめ各施設とも予想を上回る来館者があります。一方、商店街については、新規開業店舗は少しずつ増えているものの、にぎわいが十分復活したとは未だ言えない状況にあります。

◎入館者数(16年4月〜17年3月)

      合 計 延べ約173万人 1日平均 約5,000人〔予想見込み3,400人〕

                 (注)志貴野高校及び業務施設を除く。

公共棟   約126万人           3,800人

 うち図書館       約93万人      2,700人

   生涯学習センター  約32万人        940人

ホテル・商業 約44万人       1,200人

16年4月以降の中心商店街の新規出店 10店舗

 17年度の取り組み予定》

 ウイング・ウイング高岡による新しい人の流れを中心商店街全体に広め、にぎわいづくりと活性化につなげるため、TMO事務局を商工会議所から末広開発鰍ノ移管し、民間企業と連携により組織強化を図り、中心市街地活性化のための各種の事業を展開します。

ウイング・ウイング高岡の1階ロビー及び広場は、生涯学習はもとより、観光・物産の振興や中心市街地のにぎわい創出のため、積極的な活用を図ります。

  ・中心市街地活性化の推進 ⇒《7》参照 

     TMOの組織強化、まちづくり事業の支援等

3行きたいまち(交流、観光の時代)

◎現高岡駅、新高岡駅の周辺整備(その2)

 JR北陸線を挟む南北市街地の一体的連携を推進

 ・南北自由通路の新設整備

 ・JR高岡駅の現駅舎の橋上駅の実現

   ・プロジェクト連鎖の考えにより、2010年初頭の新幹線全通を踏まえ、南北一体化、現駅の建替えを済ませ、新駅周辺のマスタープランを作成し民間投資の誘致を図るとともに、交流目的の施設整備や瑞龍寺から大仏、山町、金屋に至る「歩いて回れるルートづくり」を積極的に進める。

 北陸新幹線(富山〜金沢間)が平成17年度初に着工し、10年後の完成を目指すことが決まりました。新幹線開通を見据え、新幹線新駅との機能分担を図りながら、現高岡駅周辺を通勤・通学客のターミナル機能を持ち、中心市街地のにぎわいづくりとも連携する交通拠点として、整備を図っていく必要があります。

 このため、「高岡駅及びその周辺地区都市整備基本計画」に基づき、駅前広場の拡張、橋上駅・南北自由通路の整備に向け、国・県に要望するとともに、JRや関係者と協議を進めてきました。

 16年度、交通結節点改善事業として、駅前広場、南北自由通路、北口人工デッキ整備について事業採択を受け、17年3月、都市計画決定されたところです。

     駅前交通広場  面積約9,500u → 約11,350uに拡張

     北口人工デッキ 延長約270m、幅員5m(面積約2,840u)

     南北自由通路  延長約100m、幅員12〜20m

〔全体計画〕

   北口駅前広場  拡張、人工デッキを整備し、安全な交通動線と歩行者の安全を確保

  南北自由通路  2階レベルに自由通路を整備し、歩行系の南北一体化

  駅舎の橋上化  駅舎の橋上化(自由通路に接する)、バリアフリー化

   南口駅前広場  レイアウトを変更し、安全な交通動線を確保

   路面電車万葉線 延伸整備、駅との近接化を図り、乗換え利便性を向上

   駅部構内再編  氷見線ホームを改札口近くに移設

           将来的に城端・氷見線の直通化を目指す

 17年度の取り組み予定》

 早期の工事着手に向け、設計等の作業を進めるとともに、高岡ステーションビル等工事に伴う補償調査を行います。

高岡駅及びその周辺地区都市整備の推進

  高岡駅・ステーションビルの補償調査等

3行きたいまち(交流、観光の時代)

◎現高岡駅、新高岡駅の周辺整備(その3)

 新幹線新高岡駅を高岡の表玄関口とする新駅に相応しい市街地の整備促進

   ・氷見線、城端線の一体化、アクセス機能の整備

    (「瑞龍寺駅」「伏木勝興寺駅」の開設を検討)

   ・ハードの整備に併せ、TMO活動の充実でソフト面での「まちづくり」を進める

 北陸新幹線(富山〜金沢間)が平成17年度初に着工し、10年後の完成を目指すことが決まりました。

 新高岡駅(仮称)は、富山県西部のみならず、飛騨地域や能登地域からの利用者も想定した交流機能が期待されます。このことを踏まえ、平成16年度は、学識経験者や交通関係者、県や周辺自治体関係者、市民団体等からなる北陸新幹線新高岡駅(仮称)周辺整備計画策定委員会を設置し、新駅の機能や駅前広場、交通アクセス等について協議・検討を行い、整備計画を取りまとめました。

《整備計画の概要》

・整備目標「新たな時代に向けた県西部のにぎわいと交流拠点づくり」

 ・新駅の位置  城端線に新駅を設置するとともに、新幹線駅舎の位置を城端線に近づけ、交通結節機能の強化と乗り換え利便性の向上を図る

 ・都市施設整備方針  北側・南側の駅前広場、アクセス道路等

 

 17年度の取り組み予定》

 「整備計画」での検討内容を踏まえ、駅前広場やアクセス道路など各施設の事業化に向けた検討を進めます。

17年度は、新幹線建設の事業認可、工事着工により、事業主体である鉄道・運輸機構と県から、沿線自治体や住民に対する説明会が開催された後、順次、測量・調査等が進められますので、市としても、円滑な事業推進に協力していきます。

さらに、北陸新幹線の大阪までの全線整備に向け、引き続き、沿線自治体と一体となって、国・関係機関に働きかけていきます。

 ・北陸新幹線新高岡駅駅(仮称)周辺整備計画の調査 

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 生活にやさしい公共交通の利用促進

   ・万葉線の利用促進とコミュニティバスの運行ルート増設

   ・高齢者、障害者にやさしい地域公共交通の維持、存続

○万葉線

平成14年、全国初の第三セクターとしてスタートした万葉線は、国・県及び高岡・新湊両市の支援を受け、16年度は、新車両「アイトラム」2両目の導入をはじめ、車両の冷房化(1両)、屋根付き電停(本丸会館前、広小路)の新設、路盤の改良など設備の近代化に取り組むとともに、万葉線対策協議会や万葉線を愛する会とともに、利用者増の促進を図っています。

   ◎乗客者数 H14年度100.2万人 → H15 103.5万人 → H16 106.6万人

アイトラムは、昨年8月、9月に脱線で運行停止し、ご迷惑とご心配をおかけしていましたが、おかげをもちまして、17年3月に運転を再開しました。

○コミュニティバス

平成13年10月から運行している「こみち」は、まちなかの手軽で人にやさしい交通手段として好評を得ております。このコミュニティバスの第2次ルートについて、選定委員会で調査検討した結果、交通結節点である高岡駅や御旅屋などの中心商店街と住宅地区、市役所・市民病院を結ぶルートがまとまり、17年3月試行運行を実施しました。

○今後の地域公共交通のあり方の研究

 タウンミーティングでも各地区で要望の強かったコミュニティバスですが、収支率は50%、乗客1人につき200円ほどの経費がかかっており、100円の運賃に100円の公費を負担しています。今後はもっと費用のかからない方法を検討する必要があります。福岡町には、公営バス・福祉バスがあり、合併で新市に引き継ぎます。また、市内には民間事業者のバスが運行されています。「アイトラム」や「こみち」は観光面でも活用できます。これらを含め、今後の地域公共交通をどうすべきか検討するため、16年度は、庁内若手職員によるワーキングチームで調査研究を行いました。

 17年度の取り組み予定》

万葉線については、事故の教訓も踏まえ、路盤や軌道の整備を優先して進めます。

 コミュニティバスは、第2次ルートの本格運行を目指します。

 また、今後の地域公共交通のあり方について、庁内の検討結果も踏まえ、学識者、関係者、市民等が加わった地域公共交通懇談会(仮称)を設置し、検討・協議を行います。

・万葉線近代化事業への助成 

     路盤整備や橋りょう整備等に対する助成

・市街地公共交通活性化   

     コミュニティバス第2次ルートの本格運行、懇談会の設置等

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・能越自動車道の二つのIC周辺整備

 能越自動車道の高岡ICに次いで、平成16年6月、高岡北ICが供用開始し、高岡市に2つのICができました。

 自動車交通面で高岡の玄関口となる2つのIC周辺は、交通条件の優位性を生かした整備を図っていく必要があります。

 平成17年2月に策定した「高岡市都市計画マスタープラン」では、高岡IC、高岡北IC周辺を新たな「産業拠点」と位置づけ、高岡IC周辺は、高岡市の広域高速道路網の玄関口として、新たな都市活力を創出するエリアとして、流通業務や工業機能の導入を検討するとし、一方、高岡北IC周辺は、能登方面や伏木外港との結節点として、都市の活力を発展させる新たなエリアとして位置づけ、生産・流通業務等の導入を図るとしています。

 現在、市としては、高岡ICに近接し、道路利用者の利便施設である「道の駅」の整備を進めています。(⇒《41》参照)

 

 17年度の取り組み予定》

 上記方針に基づき、民間活力の導入も含め、計画的な土地利用と都市施設の整備を図っていきたいと考えています。

 また、高岡北IC周辺では、能越道自動車道土砂採取跡地について、地域の皆さんと相談しながら活用方法を検討していきます。

・道の駅の整備 ⇒《41》参照 

 

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・「道の駅高岡」の早期建設(高岡の特産品の販売、郷土料理の開発)

   ・外に向かって提供できるソフト(商品)の充実が大切

 能越自動車道の高岡ICは、高岡市にとって新たな広域高速道路網の玄関口となります。

この交通結節機能を高め、交通利用者の利便と地域情報の発信のため、休憩施設、地域振興施設を備えた「道の駅」を、ICに近接して建設します。

◎計画概要

    全体面積   13,710u

    休憩施設   駐車場(大型43台・小型73台・身障者用2台・計118台)、

           トイレ、道路情報施設

    地域振興施設 観光情報館、マーケットプラザ、飲食施設など

 「道の駅」では、道路旅行者への休憩・サービス機能に加え、高岡の新しい玄関口としての立地を生かして、高岡地域の特産品の展示や販売、観光情報のPR、レストランなどの機能も備えた、産業・観光の拠点施設となるよう、民間活力も取り入れながら整備・運営したいと考えます。

 観光都市「歴史と技に出会う交流のまち高岡」の魅力を高め、大勢の方に高岡に来ていただくためには、ハード面の施設整備と併せ、ソフト面(例えば、お土産、料理、もてなし方、イメージ戦略など)の充実が不可欠であり、民間事業者、商工団体、農業団体、観光ボランティアなどが一体となって検討し、その具体化に取り組みます。

  新たな高岡みやげ ⇒《13》参照

  万葉線、コミュニティバスを、もっと観光に活用できるよう検討します。

 

 17年度の取り組み予定》

「道の駅」は、平成18年春の完成を目指し、整備を進めます。

 高速自動車道等の整備を踏まえた本市の観光のあり方や振興策を協議するとともに、その具体化にも取り組むため、たかおか観光戦略・観光ネットワーク委員会(仮称)を設置します。市でも、観光戦略室を設置し、総合的・戦略的に各種施策を進めます。

(⇒《45》参照)

・道の駅の整備 

  ・都市景観形成の推進 

      パブリックアートを道の駅に設置

・たかおか観光戦略の検討・具体化

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・歴史的、文化的資産を活かした歴史的まちなみ保存

   ・山町筋、金屋、伏木、吉久等、面的整備で「歩けるまち」に

   ・観光に力を、国宝瑞龍寺、重要文化財勝興寺、大仏等の保存活用

   ・勝興寺、万葉歴史館、北前船、雨晴海岸などの活用

 

○山町筋

 伝統的建造物の修理や一般建物の修景が徐々に進み、土蔵造りの町並みが順次整備されつつあります。

   ◎平成16年度 修理4件(13年度からの累計 修理20件、修景3件)

 地区では、「高岡御車山祭り」のほか、土蔵づくりフェスタ、山町の天神様・ひなまつりなど、歴史と町並みを生かしたイベントで、訪れる人を楽しませています。

○金屋町

 御印まつりのほか、さまのこフェスタも定着し、格子戸と石畳そして銅器作品などで、鋳物発祥の地をアピールしています。

 16年には、映画「8月のクリスマス」の舞台になり、高岡のイメージアップにつながることを期待しています。(公開は、17年秋頃)

○伏木

 平成16年11月、重要文化財勝興寺の本堂の修理工事が竣工し、創建時の威容が復元されました。伏木地区では、これを観光振興とまちの活性化につなげようと、土産店の開店など様々な動きが出ています。

 市でも、これに合わせ、JR伏木駅前に観光駐車場を整備しました。

              (普通乗用車23台、観光バス4台、身障者用2台)

 また、旧伏木測候所の利活用を図るため、有識者や地元委員からなる活用検討委員会を設置し、活用案を取りまとめました。

 今後、勝興寺をはじめ、万葉歴史館、北前船資料館、旧伏木測候所など伏木地区の様々な観光資源を活性化・ネットワーク化させるとともに、民間活力によるお土産店・食べ物店、ボランティア活動などとも合わせ、さらには公共交通などで市内の観光資源とも連携させ、「行って見たい・歩いて回りたい」まちづくりを進めます。

○吉久

 加賀藩の御蔵を偲ばせる町並みが残る吉久では、「吉久の伝統的町並みを考える会」を中心に、町並みに様々な作品を展示し、また、伝統的獅子舞とも結びつけた「さまのこアートinよっさ」などのまちづくり活動を展開されています。

 万葉線を活用し、他の町並みと連携した取り組みも行われています。

 

 

○瑞龍寺

 国宝瑞龍寺は、毎年多くの人々が訪れています。参道の八丁道には土産店などが開店しており、おもしろ市やライトアップが地域や市内の団体の協力で行われています。

八丁道から瑞龍寺への道をゆっくり楽しんでいただくためにも、駐車場の活用を図る必要があります。

また、市ではJR高岡駅南口から八丁道に至る下関京田線の無電柱化を進めています。

     平成13〜17年度 延長432m

○高岡大仏

 境内や坂下町通りでは、高岡朝市がすっかり定着し、地元住民や関係者に加え、小中・高校生も参加し、観光・教育面への広がりも出てきています。

市では、平成16年度、公共トイレの改修整備を行いました。

○雨晴

 雨晴海岸から国分浜にかけて、国のCCZ、エココースト、海岸環境整備事業などにより、海岸の侵食防止と遊歩道等の整備が進められています。

平成16年、雨晴マリーナがオープンし、海洋レジャーの拠点として活用が期待されます。

17年NHKの大河ドラマ「義経」放映をきっかけに、雨晴や如意の渡を一層PRしていきたいと考えます。

 

 

 17年度の取り組み予定》

たくさんの「見どころ」を持った高岡。それぞれの魅力を一層高めるとともに、これらを公共交通等も活用してネットワーク化し、高岡の観光施策を戦略的に進めます。

勝興寺は、引き続き第2期(本坊等)の修理事業に取り組みます。

  ・勝興寺の保存整備

     第2期保存修理事業H17〜H29、総事業費38.5億円(国庫補助))

     本堂落慶記念「勝興寺展」開催補助等

山町筋伝統的建造物群保存地区の整備

    建造物の修理(3件)、修景(1件)への補助

 ・歴史的建造物の保存・活用

    旧伏木測候所の修理、17年10月に開館予定

 ・電線共同溝・無電柱化の推進

       下関京田線(駅南大通り)

  ・観光戦略の検討・具体化(⇒《45》参照)

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・開町四百年のシンボルとしての「前田記念館」及び「御車山開館」の建設

 

平成21年(2009年)が、加賀藩二代藩主前田利長公が慶長14年(1609年)に高岡城に入城し、高岡の町を開いてから400年の記念すべき節目の年に当たることから、400年の歴史を振り返るとともに新たな発展を目指すため、市民参加方式により記念事業を企画・実施します。

市ではこれに向け、平成16年12月に各界各層の代表や公募市民からなる「高岡開町400年記念事業検討懇談会」を設置し、ソフト・ハードにわたる記念事業について検討を進めています。また、この検討に市民の提案を幅広く取り入れるため、年代別公募による市民提案プロジェクト「まち・ゆめ・400α」を設置しました。

一方、高岡商工会議所では、これに先行して「前田記念館(仮称)御車山会館(仮称)建設基本構想検討委員会」を設置し、検討を進めています。市では、商工会議所における基本構想を十分踏まえながら、市としての方針を検討していきたいと考えています。

 

 17年度の取り組み予定》

引き続き、記念事業検討懇談会及び市民提案プロジェクト等で検討を進めます。

商工会議所委員会の検討結果が、17年夏ごろにはまとまる予定であり、それも踏まえて、17年度中に提言を取りまとめる予定です。

・高岡開町400年記念事業の検討

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・無電柱化と都市景観の創出には、目標値を持って重点的に取り組む

高岡には、貴重な歴史的・文化的資産が数多くあり、たくさんの「見どころ」がありますが、この魅力を一層高め街全体に、「歴史と技に出会うまち」にふさわしい、うるおいと風格を持たせるためにも、建築物の整備と併せ、道路の無電柱化などの町並みの景観向上に努める必要があります。

国では、国道156号の無電柱化に取り組んでおり、大手町交差点〜あわら町間約960mが15年度で無電柱化され、16年度は同区間の万葉線電停のバリアフリー化(電停のスロープ 及び上屋)などの整備が行われました。

また、市ではJR高岡駅南口から八丁道に至る下関京田線の無電柱化を進めています。

     平成13〜17年度 延長432m

 さらに、県において、国道415号伏木地区(十間道路)の歩道リフレッシュ事業が進められているほか、各事業を進める中で、歩道のカラー舗装、植栽、ベンチの設置など、うるおいのある道路づくりを進めています。

 国土交通省のまとめでは、平成15年度末で、県内の市街地幹線道路の無電柱化率は5.9%と、全国平均の9.4%を大きく下回っています。国土交通省では、16年4月「無電柱化推進計画」を策定し、無電柱化率を5年間で17%まで引き上げる、歴史的景観地区での面的整備を進めるとしています。

 市としても、目標を持って、少しずつではありますが、無電柱化の推進に計画的に取り組みたいと考えます。

 17年度の取り組み予定》

下関京田線の無電柱化事業を完成させるとともに、くらしのみちゾーンに指定された山町筋地区について、歩行者にやさしく環境に配慮した町並みを目指した調査を行います。

 国道156号については、引き続き大手町〜片原横町間の無電柱化が進められます。

  ・電線共同溝・無電柱化の推進

      下関京田線(駅南大通り)

  ・くらしのみちゾーン事業調査(山町筋)

  ・景観形成地区(池の端通り)での景観形成促進

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・さらに「高岡の良さ」を掘り出し、「光をあて磨きをかける」努力を

 高岡には、農林水産業から銅器、漆器、アルミをはじめ多種多様な製造業に脈々と息づく「ものづくりの技」、そして、万葉集に詠われた豊かな自然、国宝瑞龍寺、勝興寺、古城公園、歴史的な町並み、さらには散居村の景観など、全国に誇れる素晴らしい「見どころ」があります。

 これら「高岡の良さ」を、市民みんなで再発見・発掘し、育てるとともに、それらをネットワーク化して、訪れた人に楽しんでいただける仕掛けをつくり、さらに、その魅力を内外に効果的に発信することで、数多くの人が訪れる「行きたいまち」を目指しています。

  勝興寺本堂の完成・伏木駅前観光駐車場の整備、山町筋伝統的建造物の修理の推進、

  町並み整備に呼応した地域のまちづくり活動への支援

  七夕まつり・万葉まつり・なべ祭り等の活性化(WW高岡の活用)

  新たなイメージアップ作戦(HPカラーたかおか)等

 17年度の取り組み予定》

 高岡のたくさんの「見どころ」を生かし、多くの人が訪れる「歴史と技に出会う交流のまち」を目指して、観光交流基盤の整備、観光資源の魅力向上とネットワーク化、高岡の魅力発信などに取り組みます。平成17年を「観光元年」と位置づけ、市に観光戦略室を設置して、総合的・戦略的な観光施策を推進します。

  ◆交流の基盤づくり   高岡駅周辺整備、新幹線新駅周辺整備計画調査、

              道の駅の整備、万葉線・コミュニティバスの活用、

高速交通網整備に合わせた幹線道路網の整備など

  ◆見どころを「磨く」  勝興寺保存事業(第2期)、本堂落慶記念展補助、

              旧伏木測候所改修・オープン、

              山町筋重要伝統的建造物群保存地区の整備の推進、

              万葉歴史館15周年記念企画展示改修、

              グリーンツーリズム推進等

  ◆見どころを「つなぐ」 高岡観光戦略会議・観光ネットワーク委員会の設置、

              市内散策観光ツアー実施、寺町サミット開催、

              近隣、飛越能地域との連携による広域観光の推進等

               (寺町サミット、飛越能への南砺市への参加呼びかけ)

  ◆見どころを「売り込む」高岡観光戦略会議・観光ネットワーク委員会〔再掲〕

              観光情報発信(JR高岡駅に大型テレビ)

              イメージアップ(ドラえもんキャラクターの活用)

              TMO事務局の組織強化等

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・国内他都市との交流への取り組み

 高岡市は、国内の他都市とは、海外の姉妹・友好都市のような提携はありませんが、色んな分野・テーマで交流・連携を行っています。

   金沢市との都市間交流(伝統工芸・産業、観光、文化・スポーツなど)

   飛越能経済観光都市懇談会(東海北陸・能越自動車道沿線自治体)

   寺院群都市会議(寺町サミット:金沢市、上越市、岐阜市、大野市、飯山市)

 地方自治体が、自主的な地域づくりを進めていく上で、各都市と交流し、産業・観光・文化・まちづくりなど色んな分野で、お互いのを良い点を学び、あるいは、同じ悩みを相談し合うことは大変意義のあることだと考えます。また、相互に行き来することでの経済波及効果や文化面等での繋がりの強化も期待できます。

 東海北陸・能越自動車道、北陸新幹線など高速交通網の整備、また、情報通信網の整備なども念頭に置きながら、国内他都市との交流をどうすべきか検討していきたいと思います。

 (高岡商工会議所では、愛知県一宮商工会議所との提携を目指しておられます。)

 17年度の取り組み予定》

 国内他都市との交流のあり方、行う場合の相手方(どのようなテーマが相応しいか、相手方は類似した性格の都市か・自分達に無い特色を持った都市かなど)など、引き続き研究していきます。

 

3行きたいまち(交流、観光の時代)

 ・世界の中の高岡を意識した国際交流と環日本海経済圏の構築

 高岡市は、フォートウェーン市(アメリカ)、ミランドポリス市(ブラジル)、錦州市(中国)と姉妹・友好都市を締結し、相互の友好訪問団派遣をはじめ、学校間の交流、経済交流など市民レベルを含め様々な交流を積み重ねています。また、環日本海交流の玄関口である伏木・富山港を有している関係で、ロシアとの交流も盛んです。

   16年度  ミランドポリス市姉妹都市提携30周年記念親善訪問

         ミランドポリス市ジュニア親善大使(中学生)交流

         日本語教師ブラジル派遣

         越前国際交流基金フォートウェーン市高校生相互派遣など

 一方、高岡市には、ブラジル人をはじめたくさんの外国人の方が在住しておられ、身近でも「国際化」が進んでいます。

   ◎平成16年末外国人登録者数2,959人(高岡市居住者数173,015人の1.7%)

 様々な分野でグローバル化が進む今日、地方自治体やそこに住む住民が、自治体間あるいは市民レベルで交流を深めることは、相互理解・友好を深めるとともに、国際的視野を持った人材を育て、国際平和に寄与することにつながるものと考えます。

 また、近年、世界経済におけるアジアの力は大きくなっており、県内・市内企業の海外進出も見られ、今後さらに発展が予想されます。環日本海の交流拠点の立地を活かし、富山県の環日本海政策と歩調を合わせながら、伏木外港の整備と合わせて、対岸諸国との経済交流のさらなる発展を目指しています。

 17年度の取り組み予定》

 錦州市との友好都市提携20周年を記念して、相互の親善訪問を行うほか、姉妹都市との交流事業も行います。また、市内に在住する外国人と地区の人々との交流も図ります。

  伏木外港建設促進と併せ、対岸交流振興のためポートセールスに積極的に取り組みます。

 ・錦州市との親善交流 

     友好都市提携20周年記念相互訪問

  ・外国人との共生の推進

     外国語パンフ、相談員、地区の人々との盆踊り等を企画