国政報告(第475号)

 5月1日(水)をもって、新天皇陛下が即位され、平成から令和へと元号が変わって最初の国政報告をお届けします。3月、4月と東日本大震災からの復興についても、三陸鉄道の全線開通など明るいニュースが相次ぎました。これからが正念場の福島県でも、大熊町の大川原地区等が避難解除となり、全町避難は双葉町を残すのみとなりました。7日(火)には新庁舎も業務開始となる一方、復興庁福島復興局でも支所が南相馬から浪江へ、また、いわきから富岡へと旧避難区域に移転しました。令和の世の中でも、復興をさらに前進させるべく、渡辺大臣の掛け声の下、努力を続けます。

 さて、この十連休初日の4月27日(土)は、地元で党南砺市連利賀支部の総会に出席しました。折から「寒の戻り」で雪も舞う中、新元号にちなんで万葉集巻五の「梅花の宴」で詠まれた歌32首から1首紹介して挨拶させてもらいました。次いで28日(日)は小杉支部の総会に出席の後、新幹線で上京し、29日(月)は在京当番を務めました。30日(火)は、夕刻、皇居(松の間)にて「退位礼正殿の儀」に妻とともに参列しました。安倍総理のご挨拶に続き、現上皇陛下から、天皇陛下として最後のお言葉があり、国民の皆様への感謝の想いとともに、新たな御代が平和で実り多くあることを祈念する旨、ありがたく拝聴致しました。

 明けて5月1日は、前夜の雨も上がり、朝、再び皇居(松の間)に出向き、「即位後朝見の儀」に妻とともに参列しました。新陛下から、上皇陛下の歩みに深く思いを致し、憲法にのっとり日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓う旨、お言葉があり、清新な気持ちで拝聴しました。次いで、安倍総理から祝意のご挨拶がありました。この二つの宮中での行事は、認証官である副大臣も、大臣や衆参両院の議長・委員長等とともに出席の栄に与かる立場となり、歴史的瞬間に立ち会わせて頂ける機会を頂戴したこと、幸せに思っております。永く支援頂いている選挙区の皆様にも改めて感謝申し上げます。

 2日(木)は在京当番をこなし、3日(金)の朝に富山に戻って4日(土)は新元号に因んだ中西進高志の国文学館長の「万葉集とその未来」と題した記念講演を富山市にて拝聴しました。5日(日)は東京で連休3度目の在京当番、6日(月)は今一度富山で過ごし、十連休を終えました。実はこの間、ウイルス性の風邪(インフルエンザではありませんが)に見舞われ、発熱、下痢、咳、痰、鼻水に悩まされました。前半国会の疲れがまとまって出た感もありますが、健康管理の大切さを再認識し、今後、心していきます。

 7日(火)朝に上京し、復興庁、議員会館、国会議事堂等、いつもの毎日が戻ってきました。被災地の農林水産物の風評払拭など連休前からの課題への取り組みを含め、頑張っていきます。

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