2022年8月

国政報告(第637号)

 参議院議員選挙を受けて3日(水)に召集された第209国会(臨時会)は、3日間の会期で参議院の新議長・副議長の選出等が行われ、5日(金)に閉会しました。同日夕刻、富山へ向かう新幹線車中でスマホを見ていると、突然内閣改造の情報が飛び込んできました。実際、昨8日(月)の党臨時役員会で、党役員人事が岸田総裁に一任され、明10日(水)にも改造が断行される見込みです。

 前号でお知らせしたように、臨時国会に併せて党の政策関係の会議が多数開かれました。以下、私の関わったことを報告します。

 召集前日の2日(火)、「街の酒屋さんを守る国会議員の会」の総会があり、事務局長として司会を担いました。デジタル庁の規制見直しプランで、酒類販売管理者を販売場ごとに置く規定を緩める案が出ていることについて、適正な販売管理の観点から、現行制度を堅持してほしいとの業界の要望を承りました。

 3日朝、「公共交通議連」の総会があり、経営が厳しくなっている地方鉄道路線の今後のあり方について、国交省の検討会報告書の説明を受けました。議連が先に提言したことも踏まえ、国が鉄道事業者と自治体の協議を、責任を持って支援する内容となっており、出席者からは、予算・税制など支援内容を実効性の高いものとするよう意見が出されました。夕刻には、総務部会・選挙制度調査会の合同会議が開かれ、令和2年国政調査人口に基づく衆議院小選挙区の区割り改訂案について、6月に審議会から総理あて出された勧告の説明を受けました。出席者からは、選挙区の対象市町村の変更に対する不安、地方の議員定数が減ることへの懸念、勧告案では格差が1.999倍となっており、すぐに2倍を超えるのでは、など意見が出されました。逢沢会長からは、最高裁の違憲判決を踏まえ、衆議院で、過去、議長の下で検討が進められ、現行のアダムズ方式が導入された経緯も念頭に、秋の臨時国会で内閣から法案が提出されれば党として受け止めなければならない旨、発言がありました。その上で、出された意見を執行部にも伝え、相談しながら対応していきたい、とまとめられました。

 4日(木)は、災害対策特別委員会豪雪PT、沖縄振興調査会、情報通信戦略調査会、同放送小委員会と会議が続きました。それぞれ、春の豪雪法改正を踏まえた新計画づくり、沖縄振興予算の概算要求、7月上旬のKDDIの通信障害事故の原因と対応、今後の放送のあり方についての提言取りまとめ、と案件を審議しました。放送については、インターネットの普及を受けて、地方の民放放送会社をどう位置付けていくかも課題となっています。

 5日は東日本大震災復興加速化本部の総会が開催され、第11次提言に向けて意見交換しました。帰還困難区域の扱い、国際研究教育拠点の育成など秋口に向けて議論を進めます。次号は盆明けにて。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第636号)

 先週から東京も富山も猛暑が戻ってきました。週末の7月30日(土)は、翌日公示の小矢部市議会議員選挙に立候補予定の我が党公認・推薦の15陣営を回りました。野上・堂故両参議院議員、山本・筱岡両県議と5名で激励の挨拶をしました。31日(日)は南砺市福光で、県道金沢湯涌福光線の期成同盟会総会に出席し、この路線の役割と今後の整備を展望して講演もさせてもらいました。沿線の皆さんとのこれまでの交流や、馳石川県知事の代議士時代からの協力といきさつも交え、東海北陸道の城端スマートインターが開業すれば、中京方面から湯涌温泉・金沢への最短ルートとなる意義を強調し、両県当局に粘り強く要望していく旨、誓いました。そのあと、県道金沢井波線を通って金沢の国立工芸館に出向き、企画展を鑑賞、南砺・金沢両市の近さを実感しました。

 ここのところコロナウイルスの第7波で感染者数の拡大が続いており、重症者こそ少ないものの、医療機関の影響を注視すべき状況です。国・地方とも社会経済活動を継続しながら対策を取る基本姿勢であり、濃厚接触者の要件緩和や検査キットの配付など、活動を止めない方策も打ち出されています。8月末の新年度予算概算要求締め切りに向け、例年、地元から首長・議会・団体の皆さんの上京が相次ぐ時期で、それぞれ感染対策にも配慮されながら会館を訪ねて来られます。特に27日(水)は県議会有志、高岡・砺波市議会有志、砺波土地改良協議会、福光建設業協会の皆さんが相次いで来訪され、コロナ以前を思い起こさせる忙しさでした。

 29日(金)、来春から福島国際研究教育機構の理事長に就任が内定した山崎光悦金沢大学長が来室されました。小矢部市在住で、大学には学生時代から今日までずっと通っておられるとのこと。学長として、国内外の人材を広く募り、先端的な研究拠点形成に大いに実績を挙げられたことを評価しての今回の人選になったと伺っています。同郷の方が東日本大震災からの復興事業に参画されること、嬉しく思います。すでに現地にも足を運んでおられ、人材を結集する上で、処遇や住環境の整備が焦点とのこと、党の復興加速化本部としても、内閣への提言等、しっかり応援して参ります。

 今週は、8月3日(水)から5日(金)まで、参議院議員選挙を受けての臨時国会が開かれる予定です。この間、故安倍元総理の銃撃事件に端を発して、旧統一教会と政治との関わりや国葬の是非などがメディアでも議論されています。前者については、団体の現在の状況をしっかり把握して付き合っていく事が大切です。後者については、1日(月)に与野党国対間で閉会中審査の実施に合意したことを踏まえ、丁寧な説明をして意義ある催行につなげるべきと考えます。国会開会中の3日間には、党政調や議連の予定も集中的に入ってきており、次号ではその報告をしたいと思います。

カテゴリー: 国政報告 |