2023年9月

国政報告(第693号)

 「暑さ寒さも彼岸まで」の言われの通り、今日(26日(火))の東京はひんやりとした朝を迎えました。さて、22日(金)の党人事で、国会対策委員会副委員長を拝命しました。平成26年秋から一年間、議事進行係を兼ねて務めて以来、8年ぶりになります。担務は未定ですが、高木毅委員長の下、これまで積んできた委員長、筆頭理事の経験も活かし、円滑な国会運営に資するよう努力します。

 先週の20日(水)、新宿区にある「産業遺産情報センター」を訪問しました。世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」に関わる貴重な資料を展示されています。このほど、世界遺産委員会から求められていた太平洋戦争当時に朝鮮半島から徴用工として従事した方々に係る資料収集により展示を充実されたので、見学に出向きました。加藤センター長はじめスタッフの皆さんの努力により、当時の炭坑の日々の保安記録など貴重な原資料を集められ、多様性・客観性が高まった内容となっており、感銘を受けました。先日、サウジアラビアで開催された世界遺産委員会でも評価頂き、今後、佐渡金山の登録に向けて良い後押しとなりそうです。同日夜は、小矢部市から筱岡県議と後援会の皆様が上京、懇談しました。

 21日(木)は先週に引き続いて平日の富山往復となり、島竜彦さんの叙勲祝賀会に出席しました。永く石油小売販売に携わり、業界発展に尽くされた功績にて受章されたもので、ENEOS社長ほか全国から関係者が集まられての祝宴でした。

 22日午後、東京にて中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会に出席しました。選挙区関係では、東海北陸道の四車線化と金沢福光連絡道路の整備が対象ですが、高岡市長在任中に交流を深めた福井県越前大野市を通る中部縦貫道の福井・白鳥間が令和8年の開通見込みとなっており、その応援を兼ねて挨拶しました。夕刻には地元に戻り、南砺市の五箇山荘にて党の県西部選出県議の方々との懇談会に出席しました。春の県議選で初当選された3名が加わり、総数も1名増えて15名となり、頼もしく、ともに頑張る大切な皆さんです。最近の地域の課題など幅広く語り合いました。

 23日(土)朝は、高岡市福岡地区で「つくりもんまつり」のオープニングで挨拶の後、射水市の伏木富山港(新湊地区)国際ターミナルにてガントリークレーンの更新式典に参列しました。堂故国土交通副大臣の就任後の公務初挨拶となりました。24日(日)朝は定塚校下連合運動会で挨拶の後、南砺市城端地区で第23回ミニ対話集会(次号で報告します。)に臨み、午後は高岡市伏木地区にて大伴家持卿顕彰会総会で挨拶の後、大野久芳前黒部市長の叙勲祝賀会に出席しました。今月はコロナ禍を脱し、お祝い事が多く、経済社会活動の回復を実感しました。ALPS処理水も海洋放出から一か月が経過し、皆様の東北の水産物への支援に感謝しています。

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国政報告(第692号)

 13日(水)、内閣が改造され、女性閣僚5人を含む新たな体制が発足しました。党三役は茂木幹事長、萩生田政調会長が留任、総務会長に森山前選対委員長、その後に小渕前組織運動本部長が就任されました。15日(金)には副大臣・政務官人事があり、県選出の堂故参議院議員が国土交通副大臣に就任されました。東海北陸自動車道の四車線化、利賀ダムの本体着工など懸案に直面しているだけに、地元としても心強い人事であり、お祝い申し上げます。その他の党人事は今後順次進められるので、自分の持ち場が決まりましたらまた報告します。

 13日(水)、党南砺市井口支部の脊戸川支部長他皆さんが上京され、同行の武田、安達県議も入って懇談しました。数年おきに上京されていますが、コロナ禍を経て、皆が集って語り合える嬉しさを実感しました。14日(木)は富山市で開催された得能金市全国民生委員児童委員連合会会長の3期連続就任祝賀会に日帰りで出席しました。15日(金)のお昼には党青年局定例会議に東日本大震災復興加速化本部事務局長として額賀本部長に同行、出席しました。福島県浜通り沖で獲れた「常磐もの」のお弁当を食べながら、ALPS処理水の放出について、科学的に安全性が確認されていること、中国の輸入停止措置による我が国の水産物への打撃や風評を防ぐため、青年局の皆さんの協力をお願いしたいことを訴えました。

 地元に戻っての三連休でしたが、例年にない残暑の下、16日(土)は朝に射水神社の秋季例大祭に参列した後、金沢市の国立工芸館を訪問し、「水のいろ、水のかたち展」を鑑賞しました。午後は、射水市で富山県山(車)・鉾・屋台・行燈祭交流会議総会に出席の後、私の政治活動を物心両面で支援頂いている「慶友会」総会・交流会に出席しました。国政報告では、近年の選挙区内の国の事業の進捗と併せて、今後の国政にかける想いを三点、話しました。「地方から始まる新しい国のかたち」を目指す初心を大切に、地方創生を進め、子育て環境の整っている地方圏で、若い世代が大いに次世代を育めるようにすること。経済と財政を好転させ、成長と分配の好循環を実現することで、物価上昇率を家計所得が上回り、税収の自然増を活かして財政再建を進めること。東アジアの安定を実現し、国民生活の安全を保障し、ALPS処理水、佐渡金山の世界遺産登録等の課題解決につなげること。これらを基本に、与えられた職務をこなしていく決意を述べました。

 17日(日)の朝は高岡市のイベント、「ミラレ金屋町」の開会式に参加し、夜は山本徹県議の議長及び全国都道府県議会議長会会長就任祝賀会に出席しました。地方議会議員のなり手不足問題にここ数年取り組み、成果が出始めたところでもあり、山本会長の就任を心強く感じています。引き続き、政策課題として取り組みます。

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国政報告(第691号)

 本日(12日(火))朝、岸田総裁に党人事が一任され、正式に、明日にも党人事、内閣改造が行われる見通しとなりました。党の役職は後任者が発令されるまで職務を継続する決まりなので、今しばらくは団体総局長の務めを果たしていきます。

 前号末尾で触れたように、3日(日)に京都で全国山・鉾・屋台保存連合会の今年度総会が開催され、会長として挨拶、議事進行にあたりました。来年度に向けて全国にブロック制を敷いて常任理事を選出してもらい、新たな役員体制を構築すること、その間、事務局を高岡市にて引き受けて頂く事について承認されました。会議には角田高岡市長にも出席、挨拶頂きました。また、来年の総会は滋賀県長浜市にお願いすることになりました。この3年間、それぞれの祭りは、コロナウイルスの影響を受けて中止・縮小を余儀なくされましたが、今年はフル催行するケースが多く、地域の活力の源としての役割が再確認されています。文化庁も文化財指定の枠を外して地域の伝統行事を応援する予算を組み、道具の修理や、手順の伝承を支援しており、保存会でも意気に感じているところです。

 先月末から海洋放出が始まった東電福島第一原発のALPS処理水について、心配された東北沿岸の魚種の風評被害は、国民の皆様のご理解もあり抑制されているようです。一方、中国が我が国水産物を輸入停止したことから、ホタテ、ナマコなど輸出が主力となっていた魚種に大きな影響が出ており、産地である北海道などで問題となっています。政府は予備費から207億円を対策に充てることとし、水産物の一時的な買取、また、第三国向け輸出のために中国で行われているホタテの殻むき作業を国内に移すための設備等を支援する対策を打ち出しました。先週、岸田総理は、ASEAN、G20の会議でも、処理水放出について科学的に安全性が担保されていることを強調され、多くの国の賛同を得ました。中国の李強首相にも積極的に働きかけるなど努力されています。中国側の理解が深まり、ひいては日中関係の改善の糸口になれば、とも思います。

 6日(水)、党水産部会の「海業」に関する視察にて、一日、神奈川県三浦市に行ってきました。海業PTの座長を務める同期の小泉進次郎代議士の選挙区で、三浦半島の先端に所在する三崎漁港と対岸の城ケ島にて、主にマグロを扱う市場や加工場、直販施設、新たに開校したさかなの専門学校などを見学し、吉田市長始め関係者の皆さんと意見交換しました。首都圏に近く、太平洋側有数のマグロの取引拠点である特性を生かし、環境に配慮した取り組みや人材育成に努める姿に、水産業を明日につなぐ地域の意思を感じました。

 週末の地元は、9日(土)に畠起也元高岡市議、10日(日)に向栄一朗元県議の叙勲祝賀会に出席し、土曜夜は公明党主催の時局講演会で国政報告をしました。次号からは内閣改造後の動きです。

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国政報告(第690号)

 9月に入っても暑い日が続き、富山では水不足も心配される状況です。8月24日(木)からALPS処理水が海洋放出されており、中国から水産物の輸入停止など厳しい措置がとられる一方、国内では福島県沖で漁獲される「常磐もの」に目立った影響はなく、多くの国民の理解と支援の賜物と感謝申し上げます。

 先月28日(月)の朝、南砺市にて金沢福光連絡道路整備促進期成同盟会総会が開催され、会長として出席しました。南砺市太美山の刀利ダムから県境にかけて冬季間の通行止めを解消し、金沢市湯涌温泉などへの良好なアクセスを確保したいとの思いで四半世紀にわたって要望を続けている事業です。近年、富山県において車両すり替えのための退避場の計画的な整備やダムサイトの整備可能性の調査を進めており、バイパス整備の可能性も含めて両県にて協議していきたいとの当局の方針につき、その促進に努めていきます。

 同日夕刻に上京し、中央省庁の県出向経験者と県議会議員の皆さんとの懇談会(ふくらぎ会)に県選出国会議員として出席しました。昨年は出席者を絞っての開催でしたが、今年は新田知事も出席して4年ぶりのフル開催となり、今春当選の新人県議の皆さんにはネットワークを広げる良い機会にもなったと思います。

 29日(火)午前、党政調全体会議が開催され、最近再び値上がり基調にある燃油代について、9月末終了予定の国の価格抑制措置の扱いが議論されました。足元の原油価格の高騰と円安傾向を受けて、春の賃金上昇でのカバーは未だ難しいとの判断から、この措置を年末まで延長するよう政府に提言することになりました。併せて、9月末までの電気・ガス料金の激変緩和措置についても、当面の継続を求めることに決しました。本来は成長と分配の好循環により、適度な物価の上昇を家計所得の増が上回る姿が望ましいのですが、当面は、緊急避難的措置の継続はやむを得ないと思います。同日午後、地方公共交通議連総会にて国交省から新年度概算要求の内容説明を受けました。地方の公共交通を持続可能なものとするべく、国も補助など一定の役割を果たすこととされた通常国会での法改正を受けて、鉄道資産を移譲する際の登録免許税や不動産取得税の減免を制度要望しており、年末の党税調で応援します。

 31日(木)、防衛財源に充てるため、NTT株式を売却しては、という問題意識で党政調に設けられたPTの第2回会合に出席しました。固定電話のあまねく提供義務を、ブロードバンド時代にどう変えていくかなど、NTT法の改正を含めて議論していきます。同日夕刻、南砺市議会のOB・現役の皆さんとの懇親会に出席し、1日(金)朝に地元に戻って、砺波市でJAとなみ野の稲種センター竣工式に出席しました。3日(日)は京都に出向き、全国山・鉾・屋台保存連合会の5年度総会に出席しました。詳細は次号にて。

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