国政報告

1 2 3 4 5 6 65

国政報告(第807号)

 19日(月)、高市総理が23日(金)の通常国会冒頭の解散を正式に表明されました。新たな連立の枠組みで進めようとする政策について、有権者の審判を仰ぎたいとのことです。党の一所属議員として、総裁の判断に従い、総選挙に臨みます。昨夏の参議院選挙で有権者の皆様から石破内閣に頂いた厳しい批判を私なりに真摯に受け止め、生活物資を主体とする物価高が直撃した家計の所得を増やし、負担を軽減する政策の推進を訴えます。昨年末に成立した大型補正予算の執行に続き、年末の税制改正や高校授業料・小学校の給食費の負担軽減を着実に実行し、低中所得層の負担軽減、子育て支援策の充実に努めます。

 物価が上昇すると経済の名目成長率も上昇し、税収も自然増が発生します。新年度予算が28年ぶりにプライマリーバランスがプラスになるなど、増収効果がはっきり出ています。増収分を全て国債償還に充てるのではなく、所得階層に応じた負担調整や社会保障負担の軽減など、国民・家計に還元し、消費拡大を通じて経済を成長させていくべきだと考えます。私は財政を徐々に健全化していくべきとの立場ですが、日本銀行が目指す年率2%程度の安定的な物価上昇の下では、税の増収分を家計など民間部門に継続的に分配していく取り組みが欠かせないと考え、努力して行きたいと思います。

 高市総理が記者会見をされている同時刻に、官邸で第34次地方制度調査会の総会が開催され、国会議員から任命された委員として出席しました。木原官房長官から「人口減少により深刻化する人材の不足や偏在、デジタル技術の進展等の課題に対応し、将来にわたり、地域の特性に応じて、持続可能かつ最適な形で行政サービスを提供していくため、国・都道府県・市町村間の役割分担、大都市地域における行政体制その他の必要な地方制度の在り方について、調査審議を求める」との総理諮問を伝えられました。これまでの自治体経験等も踏まえ、私なりに議論に参加して行きます。

 先週からの流れを振り返ると、13日(火)に高岡市議会、14日(水)に射水市議会有志の方々が上京、懇談しました。15日(木)は県議会一期生の方々に訪問頂いた後、富山に向かい、金沢福光連絡道路整備促進期成同盟会会長として新田知事に要望に伺いました。16日(金)は東京にて氷見南インターチェンジアクセス道路の要望を受けました。16日(金)に地元に戻り、射水商工会議所新年会に出席、17日(土)は党砺波市連の新春の集い、18日(日)は県鍼灸マッサージ師会と氷見青年会議所の新年会に出席しました。19日から再び上京し、以前から設定されていた面会、省庁レクなどの日程をこなしながら、23日の召集日を待つ状況です。この任期中の国政報告は本号までとします。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第806号)

 9日(金)の深夜、知り合いの記者から携帯電話にメールが入りました。23日(金)に召集予定の通常国会の冒頭に解散が検討されている由、突然の話に驚かされました。過去を遡ると、平成2(1990)年の2月に総選挙が行われた例はありますが、当初予算の成立は6月始めにずれ込みました。現在、確たる情報はありませんが、解散で何について信を問うか、また、新年度予算の成立をずれ込ませる実益があるか、得失を検討されているものと思います。週明けの13日(火)にははっきりするものと思いますが、衆議院議員としては何があっても受け止めて対応するべき立場です。

 先週は、5日(月)の党県連初顔合わせからスタートしました。昨年の参議院選挙のお詫びから始めて、高市新内閣の下、物価高対策等、国民の要望に応える税制改正、予算編成が立案されたことから、県、国の安定に向けて努力する旨、挨拶しました。関係先へのあいさつ回りの後、6日(火)に上京しました。議員会館事務所で年末年始に各省庁から届いた書類を整理し、8日(木)夕刻に地元に戻り、南砺市議会自民クラブの新年会に出席しました。南砺市では、昨年末にデータセンターの建設構想が報道されており、田中市長が対応されています。石破内閣で力を入れた、「地方創生2.0」の主要施策として、地域の再生エネルギー等で手に入れた電力を使用するデータセンターや半導体工場を立地させる「ワット・ビット連携」が立ち上がっています。高市内閣でも、地域未来戦略の項目として受け継がれており、南砺市での計画にこの施策が適用されるよう応援していきます。

 9日(金)の午前中は金沢市内で挨拶回りをし、夕刻は高岡市歯科医師会と伏木校下連合自治会の新年会に出席しました。伏木地区では能登地震で生じた深刻な地盤液状化への対策として、地下水位低下工法の試験施工が決まっており、今年はその効果を確認の上、本格施工について関係者の議論が進められます。地域の皆様のご苦労と、復旧復興に向けた思いを受け止め、国・県・市の連携で事業を加速するべく、首長、関係地方議員の皆さんと取り組みます。

 10日(土)は恒例の党県連女性部新年会に出席し、濱木部長始め皆様の日頃のご支援に感謝して挨拶しました。史上初の女性総理の誕生を受けて明るさに満ちた会となり、初めてお招きした福井県連女性部の方々との交流も進みました。

 11日(日)は地元の高岡市高陵校区の二十歳の集い、高岡市吉久連合自治会の新年会、県高岡地区柔道整復師会の新年会に出席しました。コロナ禍、能登地震を乗り越え、地域、職域で前進・飛躍を期しておられ、また、若い方々のこれからの活躍が大いに期待されるところ、土台となるこの国が強く豊かになるよう努めます。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第805号)

 年末年始は雪も降りましたが、平野部の積雪はそれほどでもなく、まずまず穏やかに令和8年を迎えました。本年もよろしくお願い致します。国の平和安全と、地域の課題解決、その礎となる経済成長と生活・社会保障の向上に、持ち場で努力して参ります。

 12月22日(月)からの3日間は東京で税制改正・予算編成に関わる省庁のレク等を受け、その後は地元のあいさつ回りの後、休暇を取らせて頂きました。22日の党整備新幹線等鉄道調査会では、北陸新幹線の敦賀・新大阪間について、京都駅を通るルートについて京都府など沿線自治体との協議の行方が不透明な中、新年度予算では引き続き調査費の計上に留まる旨、国土交通省の説明を受けました。維新の皆さんとの与党PTも立ち上がっており、令和8年は着工に向けての正念場となります。一方、城端線・氷見線の再構築事業など地方のローカル鉄道を含めた交通確保については、官民や自治体間の連携をさらに強める施策が準備されており、県東部の富山地方鉄道路線の協議の後押しにもなればと思います。

 新年度予算案は、23日(火)、24日(水)の大臣折衝を経て、26日(金)に一般会計総額122兆円にて閣議決定され、1月23日(金)に召集予定の通常国会で審議されます。物価高に対応して官公需の単価アップや公務員人件費の上昇分を見込み、税の控除額も引き上げるなど、これまでとは異なる配慮がなされています。一方、税収の伸びも6兆円弱見込まれることから、当初予算段階で基礎的財政収支(プライマリーバランス)が28年ぶりプラスに転じました。日本銀行が目指す2%の物価上昇が定着するならば、税収の自然増を見込んで、国民に減税や社会保障給付などで還元しつつ、財政を健全化していく舵取りが求められます。その点、過日成立した7年度補正予算と合わせて、国民の皆様から望まれていた物価高対策がある程度は形になったのではないかと思います。

 また、地方財政も、昨年に続いて臨時財政対策債(赤字地方債)を発行することなく、地方交付税が前年度比1.2兆円増の20.2兆円確保されました。一般財源総額は前年度比3.7兆円増の67.5兆円と、こちらも物価高や高校授業料・小学校給食費の「いわゆる無償化」など自治体側の新たな財政需要に対応できる額となりました。近年、地方財政は着実に改善しており、個々の自治体の政策の自由度を高めながら、地域の実情に適した取り組みを通じ、人口減少下でも希望の持てる地域づくりの実現が期待されます。

 高市総理の目指す、強い経済、強い外交・安全保障の実現のためにも、将来に向けた「投資」を怠らずに継続することが肝要です。国土強靭化中期計画等に基づく基盤整備、企業の設備・研究開発投資、人材育成の教育投資で未来を切り拓くよう声を上げていきます。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第804号)

 本年最後の報告となりました。石破内閣から高市内閣へとバトンが渡され、私にとっては、内閣官房副長官として得難い経験をさせて頂いた後、古巣の衆院総務委員会の筆頭理事や党地方行政調査会長として、議員活動を再始動させた一年でした。地元の新聞社から本年の漢字一字を尋ねられ、「学」と答えました。国の中枢で日々努力されていること、国際社会の一員として我が国が進めている外交・安全保障など多くの学びがあった一方、参議院選挙では国民の皆様の生活物資の物価高に対する不満を十分くみ取れず、厳しい結果を招いたことも、私とすれば今後注意すべき学びでした。20日(土)、地元6市の市議会議員有志の皆さんが集って下さる「慶政会」の国政報告会でこの想いを話しました。来年は地域でのミニ対話集会も再開させ、心新たな前進を心掛けます。

 19日(金)、与党の令和8年度税制改正大綱がまとまり、18日(木)の公立小学校の給食無償化についての自維公3党合意とともに、新年度の物価高対策、少子化対策の骨格が固まりました。昨年の総選挙以来の世論や国会各党間の様々な議論を踏まえ、所得税が非課税となる「年収の壁」は178万円となり、ガソリン・軽油の上乗せ税率や自動車取得の際の環境性能割税率は廃止されます。給食費は月5200円まで国・地方が負担し、高校授業料の無償化も上限を引き上げ、私立高校の対象を拡大します。16日(火)に成立した補正予算による冬季電気・ガス料金の引き下げ、重点支援地方交付金を活用した各自治体の物価高対策と併せ、力強い政策が打ち出されたと思います。また、19日には診療報酬の本体部分が3.09%引き上げられ、医療機関のインフレ対応や賃上げの原資を確保するなど、医療・介護分野の物価高対策も進みました。

 一方、19日には日本銀行が政策金利を0.5%から0・75%に引き上げ、1995年以来30年ぶりの水準となりました。国債の利率も今後の上昇が予想される中、経済と財政をどう運営していくか、また、減税等で失われる財源を如何に確保していくか、デフレ経済からの脱却の過程に適切に対処していく事は重要な課題です。

 17日(水)、臨時国会は会期末を迎え、懸案となっていた衆議院の定数削減法案は審議入りに至らぬまま、次期国会の継続案件となりました。衆院議長の下の選挙制度に関する協議会が来春には結論を出すことを目指しており、こちらとの兼ね合いも見ながら慎重に議論されるべきと思います。

 20日は、射水市で放生津八幡宮祭の築山・曳山行事のユネスコ無形文化遺産登録奉告祭に参列し、南砺市吉江地区の合同政務報告会で挨拶するなど、好天の下、地元日程をこなしました。来年は1月6日(火)頃から報告を再開します。よいお年をお迎え下さい。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第803号)

 ここ2週間続けて、天候の良い穏やかな週末です。先週、年末ご挨拶で伺った五箇山はさすがに積雪がありましたが、平野部はまだで、青空に白銀の立山連峰がひときわ鮮やかに映えていました。

 臨時国会も佳境に入り、今週は8日(月)の衆院本会議で補正予算案の審議に入り、9日(火)、10日(水)と予算委員会でテレビ入り質疑の上、11日(木)に可決され、夕刻の本会議で参議院に送付されました。これに併せ、総務委員会でも11日午後に地方交付税を増額交付する法案を審議、可決しました。税収の上振れで、交付税の原資が1兆5千億円増え、自治体には1兆3千億円追加交付されます。公務員給与引き上げや官公需発注単価の見直し、補正予算による追加事業、さらには臨時財政対策債の償還費用に充てる事で地方財政を底支えする措置です。このほか、補正予算では食料品等の物価高対策のための自治体向け重点支援地方交付金が2兆円計上されており、地域の実情に即したキメ細かな施策が進みます。

 この間、新年度の税制改正についても党内で議論が進み、所得税では低所得者には基礎控除の引き上げ、超富裕層には増税とメリハリある措置となる見込みです。また、全体に物価上昇分を控除や給付の面で考慮し、家計の負担感を緩和する視点で制度の見直しが進んでいます。地方財政では、インターネット銀行の預金利子に課される税金が地方在住の預金者分も東京都に集中して収納されるため、地方に配分することになりました。ふるさと納税も、寄附額に対する返礼品・事務費の割合を5割から4割に引き下げるなど、真に自治体財政に寄与するよう見直すことになりました。ガソリン、軽油の上乗せ税率については、廃止する法律が既に成立しています。まずは補助金の増額で対応し、既に減税された値段に引き下げられています。一方、税の減収分や高校授業料や給食費の無償化費用を賄うための新たな財源として、租税特別措置の見直しなどが議論されていますが、バランスが取れるには至っておらず、今後、新年度予算編成において更なる努力が必要になりそうです。

 私については、同僚議員と一緒に、前号で報告したトラック・バス事業者向けの運輸事業振興交付金を継続させる議員立法の手続きを進めました。9日の党政調審議会、総務会で説明、了承頂き、10日の与党政策責任者会議を経て、12日(金)の与野党実務者会議にて、15日(月)の法案提出を申し合わせました。

 地元では、13日(土)、富山市で第1選挙区選出の田畑議員の政治資金・架空党員登録問題に関する富山市連所属議員への説明会に、党選対副委員長として立ち会いました。田畑議員の説明を受け、年内に市連の総意をまとめ、党本部に報告頂く段取りです。これを受け、党本部にて支部長選任について、判断する事になります。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第802号)

 11月30日(日)朝、富山市にて参議院選後初めての党県連支部長・幹事長・事務局長会議が開かれました。夏以来、石破総裁の進退の議論、そして総裁選があり、地元でも地方議会の選挙が相次いだため、この時期の開催となりました。私の県連会長辞任は、参院選直後に県連常任総務会で承認頂きましたが、党員の皆さんへの公式な挨拶はこの会議まで機会がありませんでした。会長、選挙の総括責任者として、公示前から情勢判断に甘さがあり、有権者の皆様の厳しい声への対応が不十分だったこと、また、内閣の一員として物価高対策など有効な公約を打ち出せず、県内党員の皆さんに厳しい選挙を強いたことを改めてお詫びし、責任を取って会長職を退かせて頂いた旨、報告しました。厳しい国会情勢もあり、すぐには後任を国会議員から出すことが難しく、当面は会長代行である米原県議に陣頭指揮を執って頂く事で了承を頂きました。堂故議員の三選を果たせず、石破内閣としても目標の50議席に3議席届かなかったその一つが富山県選挙区となったことを後悔し、深く反省しています。内閣から党に戻り、もう一度、対話集会など地域の皆さんの声を聴く機会を増やし、望ましい政策を練り、また、当局に向けて声を上げていくという議員活動の原点に立ち返り、わずかでも着実に結果を出していこうと思います。会議前日の29日(土)には第三選挙区の県議15名の皆さんと意見交換する機会も持ち、この私の反省と再出発の想いを受け止めて頂きました。

 12月1日(月)からは、党税制調査会の新年度税制の議論に参加しながら、持ち場の仕事をこなしました。地方の立場から、ガソリン・軽油の上乗せ税率の廃止に伴う地方の減収分を国が確実に補てんするよう求めています。これに関連し、トラック、バス事業団体に都道府県から交付されてきた運輸事業振興交付金を財源のめどを立てて今後5年間は継続できるよう、与野党共同で議員立法を準備しており、党トラック事業振興議連事務局長として党内の根回しに携わり、4日(木)の政調国交・総務合同部会で了承頂きました。

 また、3日(水)、4日と、維新との連立合意に基づく衆議院の定数削減法案の議論が党政治改革本部・総務部会合同会議で行われました。今後一年間で成案を見なければ、自動的に小選挙区25、比例区20の定数を削減する内容で、富山県も3選挙区が2になることが避けられない内容です。かつて10増10減にも携わった経験から、国会での慎重な議論が不可欠な問題だと思いながら、高市内閣を支える立場で消極的賛成をせざるを得ないと判断しました。今後の国会審議を注視していきます。

 地元からは4日に栄養教諭、5日(金)に看護連盟の皆さんが上京、ご要望を受けました。8日(月)からは補正予算の審議です。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第801号)

 師走入りを前に、比較的穏やかな天候が続いており、晩秋の紅葉を愛でつつ、毎日を過ごしています。休日となった24日(月)は、年一回の第三選挙区女性部の研修会に、東京18区にて昨年の総選挙で初当選された福田かおる議員をお招きしました。

 お母様が県出身で、出生地が高岡市とのご縁にて、我が党が厳しい状況に置かれた中で議員活動を始めた思いや、今後の党の在り方についての考えを率直にお話し頂け、有意義な講演会でした。農林水産省に勤務され、海外経験も積み、タイで日本の農産物輸出上の課題を解決した経験などから政治を志し、役所を退職して私の同期の齋藤健議員の秘書となり、公募で東京18区から出馬したとのこと。SNSが世論に大きな影響を及ぼす今日にあって、党が信頼を回復し、党勢を立て直すために二つの取り組みを提言されました。

 まずは、党の政策や主張を短い言葉で的確に表現し、訴えることで、若い世代にも共感されるように努めること。広報手法の変革と強化はネット対策として欠かせないものと私も思います。もう一つは、有権者との地道な対話を重ね、課題を汲み取り、その解決を通じて地道に支持を広げていくことで、有権者の出入りの激しい東京の選挙区にあってもこれが基本だという認識でした。私にとっては、官邸勤務の間は取り組めず、まさにこれから努力したいと思っていた事で、深く共感しました。我が党を担っていく世代の方からこのような意見が聞け、元気づけられ、背中を押されたひと時でした。

 国会は、25日(火)、27日(木)と衆院本会議があり、年末でガソリンの暫定税率を廃止する法案や、環境の変化に応じて病院の病床数を適正化する医療法改正法案などを可決し、参院に送付しました。また、27日には総務委員会で令和2~5年度のNHK決算を審査、承認しました。公共放送を担い、正確で信頼できる、社会の基本的な情報を発信するNHKの基本的な役割を、インターネット活用業務でも堅持するよう期待しています。

 今週、地元からは、高岡土地改良協議会の皆さんの農水省要望に同行したほか、県農業会議、県農業共済組合、砺波・南砺市の建設業有志、党砺波市東野尻支部の皆さんが上京され、意見交換の機会を持ちました。

 26日(水)には党税制調査会小委員会で税制改正の具体的な議論が始まり、28日(金)には一般会計で17.7兆円規模の補正予算案が閣議決定されました。当面の物価高対策や成長分野への投資促進、防災・国土強靭化の推進など現下の政策課題に対処する一方、財源として国債を11.7兆円追加発行します。今後は、年末に向けて新年度の税制・予算の取りまとめが進みます。今年は地方自治体を応援する立場で議論に加わっていきます。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第800号)

 穏やかな天候となった23日(日)、高岡市の射水神社にて新嘗祭が斎行され、崇敬奉賛会総裁として参列しました。昨年は内閣官房副長官として、皇居にて夕刻から深夜にわたる行事を体験する貴重な機会を頂きました。今年の米は二年ぶりの豊作となり、生産者、消費者双方が満足できる需給環境が再構築されるよう念じます。

 国会は18日(火)に衆院総務委員会、19日(水)に衆院財務金融委員会で大臣の所信的挨拶を聴取し、20日(木)の総務委では一年半ぶりに質問に立ちました。万葉集を一首朗唱した上、人口減少下の基礎自治体の在り方、マイナンバーカード大量更新への対応、国勢調査でのインターネット回答活用の成果、電源の近くにデータセンターなど電力消費産業の立地を進める「ワット・ビット連携」の推進、の4点を問いました。21日(金)の財金委では、ガソリンの暫定税率を年末に廃止する法案を全会一致で可決しました。財源の補填をどうするかは引き続きの検討課題となりましたが、ともあれ、ここ数年間、種々論じられてきた政策課題が決着した意義は大きく、石破内閣の一員だった私としては安堵しました。

 21日、「「強い経済」を実現する総合経済対策」が閣議決定されました。対策の柱は、①生活の安全保障・物価高への対応、②危機管理投資・成長投資による強い経済の実現、③防衛力と外交力の強化、です。物価高対策として、所得税の年収の壁見直し、ガソリン暫定税率の廃止に加え、冬場の電気・ガス料金の支援、子ども一人当たり2万円の給付、さらに、重点支援地方交付金の追加によって各自治体の対策を促します。危機管理・成長のための投資としては、半導体、DX、GX、AI、コンテンツ等の成長期待分野への官民連携投資や国土強靭化等の社会資本整備を通じて経済成長を促します。対策の規模は国費で21.3兆円程度で、一般会計では17.7兆円程度と昨年度補正予算を3.8兆円程度上回ります。「責任ある積極財政」の方針の下、税収増を活用し、補正後の国債発行額は昨年度を下回るとのことで、週明けの金融市場の反応を確認しながら積算の詰めをされれば、と思います。

 このほか、18日は自治体病院議員連盟、日本遺産推進議員連盟の総会に出席、金沢福光連絡道路と国道8号線倶利伽羅防災の事業要望に同行して国土交通省の佐々木副大臣・上田政務官に面会しました。19日は東日本大震災復興加速化本部総会、県内5町村長との懇談、20日は県商工会の皆さん、氷見市議会議員の皆さんとの懇談など、会議、面談で一杯の状態でした。

 地元では22日(土)に伏木地区のボランティアグループかたかごの40周年式典、23日に県鑿井協会30周年式典に出席しました。このほか、外交、税制改正など動きがあり、次号にて報告します。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第799号)

 11月に入ってから気温がキュッと下がったこともあるのか、今年の樹々の紅葉が鮮やかなように感じます。議員会館前の通りの銀杏も黄色く染まり、葉がはらはらと散る晩秋の装いです。

 国会は、7日(金)から始まった高市新内閣に対する衆参予算委員会の質疑が14日(金)まで連日続きました。高市総理には、就任以来、ここまで休む間もない毎日でしたが、来週からしばらくは国会に呼ばれないので、経済対策・補正予算等、政策構築に専念されるものと思います。一方、予算委員会以外の各委員会は、来週、一斉に大臣の所信的挨拶を聴取し、質疑に入ります。私の所属する総務委員会も14日朝に理事懇談会を持って日程を協議しました。

 今週の活動は、10日(月)朝の文化立国調査会で事務局長としての司会でスタートしました。経済対策に文化・芸術の柱を立て、コンテンツ産業の育成、文化財の補修、国立劇場建て替えなど文化施設整備を盛り込むべく決議しました。夕刻には米国の関税措置に関する総合対策本部に出席し、自動車産業が集積している地域での下請け企業への影響を注視していく必要を認識しました。

 11日(火)朝、北陸四県農政議員懇談会に出席し、地域で関心の高い米政策について各県JA幹部の皆さんと意見交換しました。小売店での米価は高止まりしていますが、出荷・保管段階では在庫が積み上がっており、農水省には、「需要に応じた生産」という方針の下、実際の需給の正確な把握、備蓄の見直しなど、価格高騰の反省に立った対応が求められます。お昼には伝統的建造物群を支援する議連、夕刻には各県町村議長会長との懇談会、地域公共交通議連に出席し、経済対策に入れ込むべき事項を議論しました。

 12日(水)、出町高岡市長に同行し、上田英俊国土交通大臣政務官を訪問し、能越自動車道と、高岡環状道路北側区間の事業促進を要望しました。能登半島地震からの復興のためにも能越道の早期全線開通が望まれ、環状道路は高岡北ICから市内へのアクセス改善に向けて、早期のルート決定を期待したいです。

 13日(木)朝は北陸経済連合会の金井会長と三県議員との恒例の懇談会に出席し、北陸新幹線の敦賀以西の早期着工など課題を共有しました。私は、地方創生施策として全国各ブロックで取り組まれている官民による広域リージョン連携への期待を述べました。北経連では、北陸三県、中部十県の二つの構想を進めているそうです。

 今週は国会見学のお客さんも、高岡市公民館連絡協議会、砺波高校2年生と2組ありました。党活動、要望活動、訪問頂いた方への対応と盛り沢山の5日間でしたが、官邸での仕事から心身の切り替えが進んだように思います。次号では、委員会質疑や経済対策の具体的な内容について報告します。

カテゴリー: 国政報告 |

国政報告(第798号)

 ここへきて季節の進みは早く、朝晩の冷え込みとともに樹々の紅葉が急に進んできました。一か月前は冷房が欲しい位だったのに、はや暖房が恋しくなり、短い秋を挟んで冬が近づく感じです。

 週末は、9日(日)の射水市長・市議会議員選挙に関わる活動が主になりました。8日(土)は、党公認・推薦の議員立候補予定者の22陣営を野上参議院議員、山本県議(第三選挙区支部幹事長)、瀧田県議、八嶋県議とともに激励訪問しました。定数20に対し、30人が立候補し、激戦となりましたが、同志の皆さんの当選を念じています。9日朝、5期目を目指す夏野市長の出陣式に参加し、夕刻には無投票当選のお祝いに伺いました。また、8日夕刻、茶道裏千家淡交会青年部の北陸信越ブロック大会が富山市で開催され、久しぶりに顔を出してお祝いを述べさせてもらいました。

 一年ぶりに通常の議員活動に戻り、党の政策関係の仕事も地方行政に続いて、地方議会、DX、文化、鉄道、豪雪対策、東日本大震災からの復興など、以前同様に携わることになりました。順次、活動内容を報告していきます。まずは7日(金)に総務部会に出席し、総務省関係の経済対策を議論しました。補正予算で追加される様々な事業の地方負担分をカバーするとともに、官公需部門での中小企業者の価格転嫁を進めるために、自治体の委託・請負の発注に際しても物価上昇分を見込めるよう、十分な財政措置を求めることになりました。また、5G、光ケーブルといった情報通信基盤の国土全体での整備・充実など、経済成長に資する投資を積極的に盛り込むよう求めました。

 地元案件では、5日(水)、庄川右岸地域用排水対策促進協議会の出町高岡市長、夏野砺波市長ほか皆さんに同行し、根本農水副大臣に事業促進を要望しました。庄川流域では、先に左岸側が、国営農地防災事業にて用排水路網改修、調整池設置など総合的な流域治水対策がなされており、溢水被害が格段に減っています。右岸側も同様な対策を進めようと協議会が発足し、県営事業で水路改修が着工されたところ、左岸のような総合的な対策として進めていきたいとの要望であり、後押ししていきます。

 一方、国会では4~6日(火~木)と衆参本会議にて高市総理への各党代表質問があり、7日(金)からは衆院予算委員会で基本的質疑が始まりました。来週14日(金)まで続く予定ですが、好発進した高市内閣の日本列島を強く豊かにし、世界で咲き誇る外交を展開するとの基本姿勢に基づく諸施策について議論が深まるものと思います。当面は、国会審議と並行して経済対策・補正予算の取りまとめが進められるので、私も党の側から持ち場の政策分野で必要な施策を提言し、良い対策にしていきたいと思います。

カテゴリー: 国政報告 |
1 2 3 4 5 6 65