国政報告(第551号)

 先週末に遡って、1日(日)朝、砺波市の市立図書館のオープニングに出席しました。公共施設を再配置しつつ、アズマダチをイメージした大屋根や、ワンフロアで明るい館内など、工夫を凝らした設えです。砺波高校生を始め、図書館運営を支援する市民のボランティア組織も充実したとの由、ハード・ソフト一体となった取り組みに、夏野市長提唱の「もう一つ上の砺波」を実感しました。

 8日(日)に告示された砺波市長選では夏野市長が、また、南砺市長選では庁舎問題など着実に課題を解決されてきた田中市長が無投票再選となりました。同時に行われた南砺市議会議員選挙も、党推薦の17名が全員、無投票当選されました。7日(土)に、堂故参議院議員、山本県議(第三選挙区支部幹事長)とともに、各陣営を激励訪問し、知事選の御礼とお詫びもさせてもらいました。

 一方、臨時国会開会中の東京では、衆参の予算委員会で2日ずつの総括的な質疑の後、各常任委員会の審議が始まりました。私の所属する総務委員会も、本10日(火)に初回として、武田総務大臣の所信を含めた就任挨拶を受け、12日(木)には質疑を予定しています。党政務調査会も、10日の菅総理の第三次補正予算編成指示を受け、下村会長から経済対策とりまとめの支持が各部会に下りました。補正予算の柱は、①コロナウイルス感染予防、②アフターコロナの経済対策、③防災・国土強靭化の三つで、現下の情勢に的確に対応する政策を盛り込む必要があります。総務部会でも、税制改正、新年度予算編成と並行し、精力的に議論を進めていきます。

 その他、4日(水)朝には、財政再建推進本部会合で、小渕小委員会の全世代型社会保障制度改革に向けた提言が報告されました。5日(木)は、朝にデジタル本部にて、民間、国、地方の個人情報保護制度の一元化への取り組みについて、政府の取り組みを聴取しました。次いで、史跡保全議員連盟メンバーとして、全史協総会に出席、午後は、文化立国調査会で翁家和助師匠の太神楽(だいかぐら)の実演を鑑賞し、研修所を経て一本立ちされるまでの経緯など講話頂きました。6日(金)には、地方議会制度PTにて、都道府県・市・町村の3議長会会長に出席頂き、地方議会の活性化と成り手不足解消に向けた要望と、県議長会の有識者研究会報告書の内容の説明を受けました。議会・議員の位置付けの明確化、権能強化、処遇改善、選挙制度見直しなど多岐にわたる論点がありますが、先に実現した町村議員選挙の公営化の拡大のように、一つでも実現させたいと思います。9日(月)の夕刻、沖縄振興調査会にて、新年度の税制改正要望、沖縄振興審議会における現行振興計画の取組の検証結果の中間報告、首里城復元の現状について聴取しました。

 9日、富山では、新田知事が就任・初登庁の由、新県政と向き合い、引き続き県勢の発展に努めていきます。

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