国政報告(第685号)

 線状降水帯の猛威から一週間たち、21日(金)に北陸地方に梅雨明け宣言が出されました。週末には東北南部まで宣言が拡がり、日本はまさに夏本番です。富山も連日30度台を記録する中、23日(日)に県第三選挙区女性部総会が開催されました。前オリパラ・ワクチン担当大臣の堀内詔子先生に地球温暖化問題について分かりやすく講演頂きました。会議後、昨冬に国宝指定を受けた高岡市伏木の勝興寺へご案内し、木の骨組みを何度も新たな建物に使い回す和風木造建築の粋を堪能されました。一方、大相撲名古屋場所千秋楽では、途中ケガで休場した朝乃山が、再出場後の4連勝で見事勝ち越しを決め、気迫のこもった土俵に歓声が沸きました。

 先週末に戻って、15日(土)には南砺市で金沢湯涌福光線の富山県側の期成同盟会に出席しました。依頼された講演では、東海北陸道の四車線化や城端SAのスマートインター化など周辺道路の整備の進捗により、本路線の整備効果が高まってきた現状を説明し、冬季間も通行可能な安全な道路となるよう粘り強く努力することを誓いました。16日(日)は、高岡市牧野地区で21回目のミニ対話集会を開催しました。渡辺県議、高岡・田中両市議にも同席頂き、「多文化共生」をテーマに地域社会の課題について意見交換しました。牧野地区は、近年、宅地開発で住民が増えており、外国人の居住割合も市平均を上回っています。これまでの取り組みで子供たちが馴染んできたこと、一方、ごみ出し等地域のルールを理解してもらうのに苦労したこと、また、外国人の立場からは学校の相談機能の充実や道路標識の外国語表示などの要望がありました。お互い、文化が異なることを認め合いながらも、同じ社会の一員として分かり合える点を見出していく事が多文化共生の目指す所なのでは、と話し合いを通じて私自身も感じ取らせてもらいました。

 「海の日」の17日(月)の朝、柔道整復師会主催の少年柔道大会に顔を出し、18日(火)からは東京で選挙区6市の国への新年度要望事項の省庁レクを受けています。19日(水)朝、東海北陸道の四車線化事業の未施工区間である岐阜県清見・白川間の早期着手を求めて、岐阜県選出の渡辺、大野参議院議員、堂故議員、沿線首長の皆さんと財務省、国土交通省に要望しました。沿線の岐阜4区選出の金子衆議院議員は現在財務大臣政務官の立場であり、要望を受けてもらいましたが、事業化への強い思いを伺いました。同日夕刻、北陸直轄河川治水期成同盟会連合会の要望会の後、射水市主催の懇談会に出席しました。コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、省庁に勤務されている方々と夏野市長、山崎市議会議長、加治副議長など皆さんで和やかに語り合いました。21日(金)、党東日本大震災復興加速化本部の額賀本部長に同行し、東京電力福島第一原子力発電所を視察しました。内容は次号で報告します。

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