国政報告(第173号)

 今週は、4-6日(月-水)と衆・参両院で先週末の四大臣演説に対する各党の代表質問があり、7日(木)からはいよいよ衆議院予算委員会で新年度予算案の審議が始まりました。予算の性格、安倍政権により見直された内容、また、TPPへの今後の対応等が論戦の焦点となりそうです。

 私については、7日に東京高岡会の会合があり、「総務省というところ」と題して、最近の活動状況を話させて頂きました。炭谷会長はもちろん、高校時代の同級生が10人出席してくれて、政務官就任を祝うブーケを用意して激励頂きました。卒業から34年が経ちますが、こうやって折々顔を見る事ができるのは心強いです。たまたま前日の6日には、国家公務員時代にイギリスに留学させて頂いた時の懐かしい友人5人が久しぶりに集まる機会もありました。総務省の仕事を始めて2カ月余り経ち、ようやく皆さんに自分の役割を具体的に語れるようになったように思います。

 さて、政務官としての一週間ですが、7日に横浜国立大学附属横浜中学校へ電子黒板とタブレット端末のパソコンを使った授業を見学に伺いました。総務省のフューチャースクール推進事業の実証実施校として、生徒が一人一台の端末を持ち、教員の皆さんがICT機器を活用した授業に取り組んでおられます。鈴木学長、蝶間林校長始め皆さんのご案内で、1年生と2年生の理科・数学・英語・総合学習の授業を見せて頂きました。気象庁のホームページから当日の各地の天候や天気図を読み取ったり、専用のソフトウェアを使って与えられた数値でグラフをきれいに描いたりする生徒の皆さんの手際の良さに感心しました。英語では、「What am I?」(私は誰でしょう?)というクイズを学習した英語表現を用いて各自が作り、答え(「ピカチュウ」とか「非常口表示」とか、色々でした。)も画像や動画で表現していました。先生が指名した生徒の端末から瞬時にクイズの内容が電子黒板に伝達され、とんちの効いた問題と答えにクラス中が沸きました。総合学習では、鎌倉での校外学習のレポートを5人毎の班に分かれてパワーポイントで制作していました。

 授業の後で生徒代表と先生方から感想を伺いました。生徒の皆さんはICTのもたらす様々な力を通じて授業に興味を持っており、先生方はICTを効果的に授業に取り入れる反面、生徒同士のコミュニケーションが活発になるように特に注意されているとの事でした。電子黒板については、以前に富山県内の首長さん達からその効果について聴いていたのですが、この見学を通じて留意点を含め、理解を深める事ができました。

 一方、7日、フランスのオ・ラン県(ライン川上流の意)から東日本大震災への日本の取り組みを視察に来られた消防職員にお会いしたほか、「ICTコトづくり」「イノベーション創出」「G空間×ICT」「生活資源」と四つの会議に出席しました。省内では、ICT成長戦略の立案に向け、議論が急ピッチで展開しており、まさに「百花繚乱」の観があります。自分なりの視点と座標軸を大事にしながら、成果を出していきたいと思います。引き続き、総務省と国会を往復している様子を報告していきます。

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