国政報告(第636号)

 先週から東京も富山も猛暑が戻ってきました。週末の7月30日(土)は、翌日公示の小矢部市議会議員選挙に立候補予定の我が党公認・推薦の15陣営を回りました。野上・堂故両参議院議員、山本・筱岡両県議と5名で激励の挨拶をしました。31日(日)は南砺市福光で、県道金沢湯涌福光線の期成同盟会総会に出席し、この路線の役割と今後の整備を展望して講演もさせてもらいました。沿線の皆さんとのこれまでの交流や、馳石川県知事の代議士時代からの協力といきさつも交え、東海北陸道の城端スマートインターが開業すれば、中京方面から湯涌温泉・金沢への最短ルートとなる意義を強調し、両県当局に粘り強く要望していく旨、誓いました。そのあと、県道金沢井波線を通って金沢の国立工芸館に出向き、企画展を鑑賞、南砺・金沢両市の近さを実感しました。

 ここのところコロナウイルスの第7波で感染者数の拡大が続いており、重症者こそ少ないものの、医療機関の影響を注視すべき状況です。国・地方とも社会経済活動を継続しながら対策を取る基本姿勢であり、濃厚接触者の要件緩和や検査キットの配付など、活動を止めない方策も打ち出されています。8月末の新年度予算概算要求締め切りに向け、例年、地元から首長・議会・団体の皆さんの上京が相次ぐ時期で、それぞれ感染対策にも配慮されながら会館を訪ねて来られます。特に27日(水)は県議会有志、高岡・砺波市議会有志、砺波土地改良協議会、福光建設業協会の皆さんが相次いで来訪され、コロナ以前を思い起こさせる忙しさでした。

 29日(金)、来春から福島国際研究教育機構の理事長に就任が内定した山崎光悦金沢大学長が来室されました。小矢部市在住で、大学には学生時代から今日までずっと通っておられるとのこと。学長として、国内外の人材を広く募り、先端的な研究拠点形成に大いに実績を挙げられたことを評価しての今回の人選になったと伺っています。同郷の方が東日本大震災からの復興事業に参画されること、嬉しく思います。すでに現地にも足を運んでおられ、人材を結集する上で、処遇や住環境の整備が焦点とのこと、党の復興加速化本部としても、内閣への提言等、しっかり応援して参ります。

 今週は、8月3日(水)から5日(金)まで、参議院議員選挙を受けての臨時国会が開かれる予定です。この間、故安倍元総理の銃撃事件に端を発して、旧統一教会と政治との関わりや国葬の是非などがメディアでも議論されています。前者については、団体の現在の状況をしっかり把握して付き合っていく事が大切です。後者については、1日(月)に与野党国対間で閉会中審査の実施に合意したことを踏まえ、丁寧な説明をして意義ある催行につなげるべきと考えます。国会開会中の3日間には、党政調や議連の予定も集中的に入ってきており、次号ではその報告をしたいと思います。

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