国政報告(第630号)

 本22日(水)、第26回参議院通常選挙が公示され、7月10日(日)の投票日まで、18日間の選挙戦がスタートしました。私も選挙戦の間は富山県に張り付いて活動する予定です。

 先週は、15日(水)の通常国会閉会後も東京にて政府のレクチャーや新聞記者対応など予定をこなしました。17日(金)夕刻に地元に戻り、高岡市の伏木校下自治会連絡協議会の総会に出席しました。18日(土)は瀬川侑希県議の後援会総会で挨拶の後、射水市新湊地区での第7回ミニ対話集会に臨みました。コロナウイルスの影響で中止など打撃を受けた地域の祭礼への国の補正予算での援助を評価し、その継続を求める声で始まり、農業、安全保障、地域における起業促進など多様な意見を頂きました。河川敷を占有して畑を耕作していたが、耕作放棄が出始めて、草むら、灌木化した箇所に野生の有害鳥獣が生息しているとの実情を聴くなど、今回も新たな「気付き」がありました。これで選挙区内の6市を一巡し、来月からは2巡目に入ります。引き続き、月一回のペースで取り組み、内容を要約したものをホームページに載せていきます。

 19日(日)の朝は、富山市にて開催された(公社)日本柔道整復師会の北信越学術大会、夕刻は筏井哲治高岡市議の市政報告会で挨拶の機会を頂きました。20日(月)朝に今一度上京し、21日(火)の午前に党組織運動本部長代理として在京の党友好団体4か所に参院選への支援のお願いに回りました。夕刻に地元に戻り、高岡市にてとやま観光発信会の2年ぶりの総会に出席しました。

 この間の国の当面する課題の状況を見ると、コロナウイルスの感染者数は減少傾向が鈍り、一部地域では底打ちしているようにも思われます。しかし、重症者数は低位に留まっており、来月からは高齢者・基礎疾患者を対象に4回目の接種が始まるなど、対策も進んでおり、海外からの入国者数の制限やマスク装着の緩和も発表されるなど、「ウイズコロナ」の段階に進むものと見ています。引き続き、科学的知見に基づき、慎重な姿勢で、経済社会活動の復元に努めるべきと考えます。ウクライナへのロシア侵略の情勢は、各種報道を見ても膠着状態にあるように感じます。海外諸国と連帯し、力による現状変更に、粘り強く毅然と異議を表明しつつ、我が国の安全保障の強化策も練っていくべきです。内外の金利差等に起因する円安傾向は一段と進み、今日は1ドル136円台と24年ぶりのレベルになりました。原油を始め、様々な財の輸入物価が上昇し、消費者物価への波及が懸念されます。政府は、昨21日に「物価・賃金・生活総合対策本部」の初会合を開き、岸田総理は、節電した家庭へのポイント付与や、食料品の値上がりを抑える農業対策を打ち出す旨表明しました。為替相場の推移も注視しつつ、国民の仕事・生活を守る観点で、実効ある対策の推進を心掛けます。

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