国政報告(第464号)

 10日(日)の党大会を中日にしての三連休は、寒波の影響で冷え込みましたが、心配された積雪は大事にはならず、このまま今年は昨年のような豪雪には見舞われずに推移しそうです。

 先週末の8日(金)は早めに東京を出て、夕刻に富山市で社会保険労務士制度50周年の記念式典に参列しました。6年前の総務大臣政務官在任時に、各種申請手続きの電子化推進の立場からハローワークや年金事務所の現場にも伺い、当局と社労士会との話し合いを推進した思い出を挨拶で話しました。近年は電子申請の比率が着実に上昇し、添付書類の省略など企業側の事務省力化にも寄与しているようです。9日(土)は堂故先生を励ます会呉西郵便局長会党小矢部市連新年会と出席して最終のはくたかで上京しました。

 党大会では、谷垣前総裁が自転車事故からリハビリで回復され、車椅子ながら元気な声で挨拶されました。恒例の安倍総裁の政策演説と併せて、野党時代の反省と努力、政権復帰の際の初心も思い出され、党の多様な面をアピールできたと思います。国際情勢に不透明感が強く、成長戦略と財政再建にも細心の注意が必要な局面で、統一地方選と参議院選挙を控え、緊張感を持って課題解決に臨んでいく必要があります。折しも10日は復興庁発足から7年目となり、設置期限(2021年3月末)後の在り方の検討状況について全国紙でも報道がなされました。昨年末、渡辺大臣の指導の下に取りまとめた「復興・創生期間後も対応が必要な課題の整理」をベースに、被災地を始め各界のご意見を承りながら、復興推進委員会で議論頂いており、良い結論が出せるよう努力していきます。

 11日(月)は朝一番のかがやき・つるぎで新高岡に戻り、中村治平元氷見市議の叙勲祝賀会党砺波市連立春の集いに出席し、12日(火)朝には再び上京と、慌ただしい週末でした。

 通常国会は、8日から衆院予算委員会で新年度予算の審議が始まり、13日(水)まで3日間・21時間の基本的質疑を終えました。14日(木)・15日(金)と衆院本会議にて国税・地方税の新年度改正案の法案も趣旨説明を終え、来週は19日(火)に地方公聴会がセットされるなど佳境に入ります。毎月勤労統計の不適切な調査の問題や外交の諸課題に加え、児童虐待防止の具体策も主要な論点となり、議員側からも提言が寄せられています。引き続き、本予算の年度内成立を目指し、精力的な審議が続きます。

 また、13日には富山・岐阜両県主催の東海北陸自動車道の全線四車線化を求める緊急集会があり、石井・古田両県知事、綿貫先生、岐阜選出の大野参議院議員とともに私も早期実現を訴えました。今年度末に飛騨清見までの南側の工事が終わることから、以北の区間の早期整備を願っています。16日(土)は宮城県に出張にて、次号で報告します。

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