国政報告(第465号)

 15日(金)夕方に東京を発ち、仙台で宿泊して16日(土)は利府町浜田地区で「浜まつり」に出席しました。朝は宮城県南部の山元町へ伺い、JR常磐線坂元駅前にオープンした農産物直売所「夢いちごの郷」に立ち寄りました。二年半前の副大臣就任時にはまだ鉄道も海側から移設・復旧途上で、駅前には何も無かったのが、今では街らしくなり、特産の苺を始め、加工品や新鮮な野菜も販売され、朝から大勢のお客さんで賑わっていました。次いで高速道路を北上し、津波被害を受けた浜田・須賀地区の復興完了を祝い、牡蠣の旬に併せて開催された「利府町浜まつり」で祝辞を述べました。地元の伊藤信太郎代議士のほか、党青年局の小林史明局長代理始め「チーム11(イレブン)」の皆さんもお祝いに駆け付けました。チーム11は、東日本大震災の折、当時の小泉進次郎青年局長の発案で、毎月11日に被災地へ出向き、復興に向けて様々な支援活動に携わる取り組みです。今回は元参議院議員の熊谷町長にエールを送ってくれました。イベントは、浜田出身の加藤久元サッカー日本代表が町の観光大使に任命され、復興支援のご当地アイドル「みちのく仙台ori姫隊」も出演し、大勢の人出で盛り上がりました。

 昼食は塩竃市でホヤの消費増大に取り組む「ほやほや屋」で、店主の佐藤さんから様々なホヤの調理法を伺いながら済ませ、仙台から新幹線を乗り継いで3時間半で新高岡に到着、坂林高岡市議会副議長の就任祝賀会に出席しました。17日(日)は4月の県議選に臨む薮田川島八嶋3陣営の集会に顔を出し、中屋前滑川市長横堀前射水市議会議員の叙勲祝賀会から向川南砺市議会議長就任祝賀会まで、あっという間の一日でした。

 18日(月)朝に戻った永田町では、衆院予算委員会での新年度予算案の審議が進んでおり、19日(火)には北海道・長野県で地方公聴会が開催されました。議論の焦点は毎月勤労統計の不適切な調査手法や児童虐待防止の取り組み強化などですが、月末にベトナム・ハノイで開催予定の米朝首脳会談、波高い日韓関係、出口の不透明な英国のEU離脱問題など外交の諸情勢も流動的であり、経済に与える影響も懸念されるなど、国政全般に様々な課題があり、幅広い議論が期待されます。

 目下、復興庁では来月に予定される「復興の基本方針」の見直しに向け、三県知事や有識者からなる復興推進委員会や与党での議論を踏まえ、成案に向けて作業を進めています。海外諸国のこれまでのご支援に感謝し、現状を伝えるべく、政務三役の在京大使館への訪問活動も始めました。来月11日には発災8周年となりますが、更なる前進に努力します。19日夜、富山県JA青壮年部の皆さんとの意見交換会に出席、様々な経営努力をされているお話に感銘を受けました。足元の課題の解決にも努力していきます。

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