国政報告(第534号)

 7月に入ったところで、梅雨前線が活発化して記録的な大雨となり、九州・熊本県の球磨川が氾濫、亡くなられた方も49人を数えています。今朝(7日(火))には大分県・日田市で筑後川も氾濫したとのニュースが入ってきました。積乱雲が次々に同じ場所で発生する線状降水帯により、かつてない量の雨が同じ場所に降る現象が災いしているようです。犠牲となった方にお悔やみ申し上げ、被災されている方々にお見舞い申し上げます。党でも昨6日(月)災害対策の協議が開始され、政府も早期の激甚災害指定など対応に入っています。一方、コロナウイルスの感染者数は、東京都で昨日まで連続5日間の100人超えで、引き続き注意が必要です。海外ではウイルスの拡散が続いており、昨日朝の時点で感染者数が1134万人、亡くなられた方は53万人に達しています。感染防止と社会経済活動の維持との二つの政策目標を如何に調和させていくか、特効薬とワクチンが出るまでは政治的にも難しい判断が迫られます。

 先週は、6月30日(火)に沖縄科学技術大学院大学(OIST)の未来を考える議員連盟の第2回総会が開催され、沖縄からピーター・グルース学長に出席頂き、現状と課題について講演を受けました。OISTは、沖縄において世界最高水準の教育研究を行うことにより、沖縄の振興と自立的発展、世界の科学技術の発展に寄与することを目的に、平成24年9月に恩納村にて開学しました。最近では、教員80名(うち外国人50名)、学生205名(うち外国人174名)が国際的かつ開放的な環境の下、研究に邁進しており、世界水準の論文輩出数を記録しています。しかし、その所要経費(現在、約200億円)を沖縄振興予算(3050億円)の枠内だけで賄うには限界があり、広く、産業界や地域とも連携し、国の科学技術予算も導入するなど、財務基盤を強化する必要があります。このため、細田博之先生を会長とする議員の応援団(OIST議連)が今春発足したもので、私は事務局長を仰せつかっています。

 次いで、7月1日(水)、2日(木)と連続して、石田真敏前総務大臣が主宰される「地方を考える会」の勉強会に出席しました。現下の情勢も踏まえつつ、この先10~20年後の我が国と地方を取り巻く環境がどのように変化していくのか、講師をお招きして語り合いました。集中から分散への志向に沿い、少子高齢化を踏まえて地方の行政・社会をどのように形作っていくか、議論の焦点です。

 4日(土)には当選同期の伊東良孝農林水産副大臣をお招きし、南砺市の南山見地区平地区にて「ふるさと対話集会」を開催しました。伊東副大臣の母方の祖先が南山見から北海道に渡っておられ、今回はルーツの場所も確認頂けました。鳥獣被害対策や、農業用水路の整備、合掌集落の維持への支援など地域の切実な課題を伺い、その解決に向け、国政での活動にて努力して参ります。

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