国政報告

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国政報告(第843号)

 臨時国会は2週目に入り、衆参の予算委員会で基本的質疑が行われています。この間、14日(水)夕刻、簗農林水産大臣が予算を巡る地元での一連の発言等を踏まえて撤回、反省の上、辞表を提出し、15日(木)、武部大臣が新たに就任しました。簗前大臣が撤回した、政治的に応援してもらえない地域の国交省予算を削ったとの発言は不適切であり、あってはならないことだと思います。地域の発展のために前向きに努力し、活動するよう心掛けていきます。

 参院の予算委員会は19日(月)まで予定されており、20日(火)以降は衆院で食品消費税減税・就業者負担軽減支援金法案の審議が始まります。私の所属する総務委員会でも藤井新総務大臣の所信聴取、質疑から活動を始めます。

 さて、前号で触れた池上彰さんの講演会ですが、「これからの社会を生きる力とは」をテーマに、テレビでお馴染みの聴きやすい語り口でお話されました。まずは、AIが急速に発達、活用される現状にあって、私たちはAIに何を尋ねるかで自らの主体性が問われると指摘されました。自分自身の問題意識が大切だという事です。生徒たちには、自らの人生を振り返って、子どもの頃の夢を大切に頑張ることを勧められました。知識を得ることは生きる力になるという言葉も心に響きました。その夜、自宅で観たテレビ番組にも池上さんが出演されていて、印象が強まった次第です。

 東京での活動ですが、13日(火)の総務会では、来春の統一地方選の期日を決める法律案など臨時国会に内閣から提出される法案を了承しました。14日は朝に水産部会に出席、午後は先月、現職で逝去された故渡辺孝一衆議院議員のお別れの会に参列しました。北海道の岩見沢市長を務められていて、前国会では衆院総務委員会理事として席を並べていただけに、急逝の知らせに驚き、残念に思いました。謹んでご冥福をお祈り致します。夕刻から北陸四県農政懇談会に出席、一番の話題はコメ対策でした。4月に60kg当たり2万535円というコスト指標が公表されており、生産者米価がこれを割り込みそうな情勢です。昨年の放出で上限までまだ余裕のある備蓄米の買い入れや9年度の作付けの調整など対策を急ぐ必要があるとの皆さんの意見でした。15日は射水市議会の自民創政会の皆さんが上京され、懇談しました。16日(金)のお昼は鳥獣被害対策特別委員会に出席、クマ、イノシシ、シカ、サルなどの動向と捕獲や安全確保等の対策について農水省、環境省から説明を受けました。クマの出没が昨年より少ないことにまずは安堵しました。

 週末、地元では17日(土)に氷見市議会議員選挙の立候補予定陣営を野上先生、山本・光澤県議と激励訪問しました。18日(日)は高岡市の八丁道おもしろ市、さまのこアート・イン・よっさに伺いました。南砺市井波の瑞泉寺の重要文化財指定のお祝いは次号にて。

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国政報告(第842号)

 5日(月)、臨時国会(第222国会)が召集され、高市総理の所信表明演説が行われました。一年間の政権運営を通じ、景気が持続し、物価高対策と賃上げにより、実質賃金がプラスに転じていることを背景に、政策を着実に実行していく姿勢を強調されました。「強い経済」の実現、「力強い日本外交」、防衛力とインテリジェンスの強化、国民の命と暮らしを守る、憲法改正の各項目について実行する政策を明確に示した安定感のある内容でした。特に、投資による成長を重視し、財政運営を含めて全体の半分の分量を充て、詳細に述べているのが特徴的で、欲を言えば、米対策を含む農政や人材育成、社会保障分野の記述がもう少し厚ければ良かったと思います。臨時国会の主たる案件は食料品に係る消費税の引き下げであり、さらに総合的な政策体系については、通常国会の演説に期待します。

 一方、国会・党の人事が進み、私については、国会では総務委員会筆頭理事、党では地方行政調査会長、選挙対策委員長代理を継続するとともに、党総務会副会長を拝命しました。このほか、財政政策、情報通信、文化、水産政策、地域未来戦略、東北の復興などこれまで携わってきた分野でも活動して行きますが、総務会での案件審議と総務省関係の党・国会運営を主力分野として頑張ります。6日(火)は初回の総務会に出席し、臨時国会に内閣から提出される給与法改正案などの法案を了承しました。

 今週は6日(火)に国道8号の滑川・朝日間、8日(木)に能越自動車道の整備促進要望にて各市町村が上京、懇談の機会がありました。それぞれ事業は進捗していますが、さらなる前進に努めます。7日(水)、8日には本会議で各党の代表質問があり、熊本地震や富山など各地の豪雨被害への対応や、物価高対策、成長戦略、防衛三文書改訂の方向性、衆院定数削減など多岐にわたる論点について高市総理から答弁がありました。一方、報道では災害対応等の補正予算の編成が検討されているとの話も出ています。9年度からは当初・補正を一体化させた編成に変わるとはいえ、8年度については、年度内に必要な事業予算の手当てを是非とも要望するものです。

 政策関係では、8日にスタートアップ議連、政治改革本部、9日(金)に農業構造転換推進委員会に出席しました。とりわけ、米の価格低下を受けての需給対策、さらには9年度産米の作付けをどうするか、備蓄米の追加買い入れや農地大区画化事業の促進など総合的な対策が必要であり、議論を注視していきます。

 地元は行事の多い週末でした。10日(土)は県森と木のフェスタ、池上彰さん講演会、山崎前県歯科医師会会長叙勲祝賀会、11日(日)は裏千家淡交会高岡支部60周年記念式典、12日(月)山森元砺波市議会議長叙勲祝賀会に出席しました。テレビでお馴染みの池上さんのお話は、週明けの予算委員会と併せて次号にて紹介します。

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国政報告(第841号)

 台風25号に続いて心配された26号の影響は関東地方では少なくて済み、35日間連続した降水の記録は止まって秋晴れの10月を迎えました。5日(月)の臨時国会召集を前に委員会の割り当ても決まり、引き続き総務委員会の筆頭理事を務めます。

 先週末の9月27日(日)の慶友会総会の国政報告にて、当面の内政・外交の課題について話しました。食料品など生活物資の物価高に対応し、高市内閣は食料品の消費税率を2年間、8%から1%に軽減し、その後は低中所得者向けの「就業者負担軽減支援金」に移行する方針を決めました。2年間に限定するので、必要となる財源10兆円の捻出はこれからの議論ですが、最近の税収の上振れ傾向に鑑み、大幅な制度改正無しに手当てできるのでは、と見ています。一方、中東情勢の影響による原油価格高騰に対応するガソリン価格補助は、足元では1リットル当たり50.7円と高水準が続き、政府支出は月間5千億円となります。国際的な事態の早期安定化を願いつつ、限られた財政資源をいかに有効に配分するかが年末の予算編成の課題だと思います。併せて、新年度からの当初・補正予算一体化を踏まえ、まだ手当てされていない今年度後半の国土強靭化、農業基盤整備、学校施設改善事業費の取り扱いを注視しています。石破総理の外交も振り返り、安倍総理以来のFOIP(自由で開かれたインド太平洋)構想など良き遺産を継承しつつ、価値観を共有する諸国と連帯した我が国外交の展開を期待して話を終えました。

 29日(火)は党中小企業・小規模事業者政策調査会の視察に同行し、井波彫刻組合の皆さんと意見交換した後、まち歩きをしながら「ジソウラボ」の取り組みを伺いました。瑞泉寺の再建に端を発し、250年の伝統を誇る井波彫刻ですが、元来主力だった欄間や天神像などが建築様式の変化により売り上げが落ち、文化財の修理を始め新たな分野の開拓が課題となっています。優れた技に魅かれて弟子入りしようと志す若者は地域内外に確かにいるものの、仕事量が確保できないと後継者育成もままならないとの悩みを伺いました。一面、100人近くの彫刻師が集まっている井波の強みは全国的に認識されており、その振興策を産業面、文化財面で練っていく必要を感じました。まち歩きでは、明確なビジョンに基づいて空き家をリノベーションし、適切な業種を開業・誘致したり、宿泊機能を持たせるなど、街の再生に向けた皆さんの粘り強い取り組みに福田達夫調査会長ほか参加議員も感銘を受けていました。同日夕刻、富山市にて党県連職域・友好団体との懇談会に出席しました。

 週末の3日(土)は、大伴家持卿顕彰祭、万葉集全二十巻朗唱の会と故地交流会、県電気工事工業組合80周年記念大会、4日(日)は宮本県消防協会長就任祝賀会に出席しました。いよいよ週明けから国会です。高市総理の演説、代表質問など報告して行きます。

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国政報告(第840号)

 シルバーウィークに台風25号が関東沖を進み、千葉や神奈川に風水害をもたらし、印旛沼が決壊する事態となりました。一連の災害でお亡くなりになった方にお悔やみを申し上げ、関係する方々にお見舞いを申し上げます。25日(金)に党の災害対策特別委員会が開催され、関係議員から現地の実情が話され、政府の一段の対応を要請されました。富山は先月27日(木)の線状降水帯による水害から一か月近く経過し、復旧作業と県・市の補正予算による手当てが進んでいます。私からは、この間の政府・党の支援への御礼と併せ、浸水に係る住家被害認定をより手厚くする見直しと、自治体の単独事業に対する一層の国の支援を求めて発言しました。頻発する水害について、国として激甚災害に指定し、一括して復旧に努めるとともに、対策をパッケージ化して示すべきではと考えています。

 先週は、19日(土)に高岡市の「ミラレ金屋町」、福岡地区の「つくりもん祭り」の開会式に出席しました。「芸術の秋」に、地域が一体となってアートに携わり、小中高校生や富山大学の学生も役割を担って行事を継承しようと努力されていることに感銘を受けました。

 一方、内閣改造を済ませた高市総理は国連総会に合わせて訪米、トランプ大統領との首脳会談、国連演説に臨まれました。国際社会において、国際連合を中心に「法の支配」を堅持することを求め、米国とも同盟の絆を深める良い機会になったと思います。中東情勢は依然として不安定で原油価格は一時1バレル当たり100ドルを超え、国のガソリン価格補助も現在はリッター当たり51円に上昇しています。事態の沈静化を願う一方、東アジアも北朝鮮の動向や台湾を巡る米中首脳の話し合いなど目を離せない状況にあり、我が国としても情報収集しながら外交を進めなければなりません。

 25日(金)に上京された福光連合支部の皆さんと懇談し、26日(土)は地元に戻り、射水市大門地区の皆さんと第41回ミニ対話集会を開催しました。米作の採算性向上のために各地で農地の大区画化事業の要望があり、農水省の予算も毎年増額されているものの、施工コストの上昇もあり、何年も待って頂く地域が増えています。引き続き政府に予算増額を求めて行く旨お答えしました。また、令和8年度の補正予算をどうするか、また、耕作の端境期や渇水期に施工せざるを得ない農業農村整備事業や河川改修事業の取り扱いについても、年末の予算編成に向けて問題提起しなければ、と思っています。このほか、スタートアップ支援や備蓄米の早期買戻しなど頂いたご意見を党の議論に反映させていきます。

 27日(日)は高岡市定塚地区の住民運動会で挨拶し、夕刻は慶友会総会にて国政報告をさせて頂きました。臨時国会は10月5日(月)に召集され、会期は12月12日(土)までの69日間の見込みとの由、心新たに持ち場で励みます。

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国政報告(第839号)

 9月も半ばを過ぎて季節は進みつつありますが、この夏も昨年に続いて激しい雨と渇水が背中合わせとなる激しい天候が大きな影響を及ぼしました。氷見市を中心に線状降水帯に襲われた地域では復旧作業が続いており、氷見市には被災者生活再建支援法が適用されました。県・市も補正予算を手当てしており、国の施策が手厚くなるよう努めます。

 17日(木)に内閣改造が行われ、新たな布陣で10月5日(月)に召集見込みの臨時国会に臨むこととなりました。2年後の就業者負担軽減支援金の導入とその間の飲食料品に係る消費税率の1%への引き下げを実施するための法案が主たる議題となります。さらに、年末には当初・補正予算を一体化する新たな枠組みで令和9年度予算が編成されます。この間、中東情勢などの影響でエネルギー価格など物価がどう推移するかによってガソリンなど物価高対策を調整する必要があります。また、これまで補正予算で対応してきた学校施設改善、農業基盤整備、国土強靭化などの事業について令和8年度分の扱いも検討が必要です。さらに、18日(金)に1.25%に引き上げられた政策金利や為替相場など金融市場の動向も注視しつつ財政規模を調整し、将来の経済成長を促す官民投資に振り向ける財源を確保しなければなりません。このほか内外の様々な政策課題について、私も問題意識をもって取り組んでいきます。

 さて、前号で書き残した総務委員会の海外視察ですが、英国では政府機関をロンドンから地方都市に移す取り組みを継続しています。今年の人事院の公務員白書でも紹介されており、この機会に内閣府のファーガソン閣外相から現状について説明を受けました。主要な地方都市を「Place for Growth」に指定し、政府機関を順次移転していくもので、その手法は、ロンドンで、あるポストの職員が退職した際に、その後任を地方都市で採用するもので、転勤を強制せずに進められています。地方部での人材の育成・集積も狙った取り組みで、地方都市の発展の起爆剤としたい考えです。ある組織の中で上司と部下が別の都市で勤務することも起こるのでは、と質問しましたが、リモート対応でこなせるとの答えでした。次官・局長級の地方移転に力を入れており、自ら希望して転勤する場合もあるとのこと。また、この政策は前保守党政権から現労働党政権に引き継がれており、党派を超えて支持されているそうです。この夏首相に就任したバーナム氏はマンチェスター市長であったことから、さっそく官邸機能の一部を同市に移し、「No.10 North」と名付けて実際に週末に執務しているとのことです。

 我が国でも文化庁の京都移転、消費者庁の一部の徳島移転などが実現しており、今後、政府機関の地方展開を進める上で参考になる取り組みとして政府にも伝えていこうと思います。

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国政報告(第838号)

 その後、氷見市では孤立集落が解消し、復旧が一歩一歩進められています。県、市において様々な被災者支援措置を講じておられ、国の財政支援の確保に努めていきます。13日(日)の沖縄県知事選では、応援していた古謝候補が初当選を果たしました。協力いただいた方々にも御礼申し上げます。

 6日(日)から13日まで、衆議院総務委員会の海外視察にて古川委員長を団長としてイギリス(ロンドン)、フランス(パリ)に出張しました。両国の郵便事情、スポーツイベントの放送事情を中心に行政機関や郵便事業会社を訪問し、実情を伺いました。旅程ではイタリアも訪問する予定でしたが、ロンドン・ヒースロー空港の航空管制の不具合で航空機が飛ばず、行けませんでした。幸い、視察団に後から参加した鈴木議員がイタリアに直行したので、当初予定した訪問先は手分けする形で全てこなすことができ、良かったです。

 英仏ともに、インターネットの普及により、封書・ハガキの取り扱い個数を大きく減らしており、小包を中心とした物流分野で収益を挙げる努力をしています。英国の郵便事業体は、配達会社と郵便局会社に分かれ、前者は民営化された上、昨年、チェコの会社に100%買収されました。郵便配達にはユニバーサル・サービス義務が課せられており、事業を黒字化するために、来年から土曜配達の廃止、普通便の隔日配達に移行することになっています。郵便局会社は100%国有で、郵便局には地域的な設置要件があり、全国で11,600局配置されています。このため、政府が年間7千万ポンド補助するほか、IT投資の費用も補助しています。

 仏国の事業体は政府が3分の1、政府系金融機関が3分の2所有する公的有限会社となっており、郵便配達はユニバーサル・サービス義務を果たすよう政府と協定しています。土曜配達は法定事項で、現状では見直す予定は無く、政府からの5.2億ユーロの補助金と国際小包事業を伸ばすことで収支を維持しています。郵便局は、国民の「アクセス・ポイント」と位置付け、17,000拠点が配置され、独立局が7千、自治体窓口が7千、商店などの窓口が3千で構成されています。パリ市内のルーブル郵便局を見学しましたが、事業多角化のための積極的な取り組みが印象的でした。

 今春、WBCがネットで独占ライブ配信され、地上波中継が無かった問題(ユニバーサル・アクセス権)について、英国の事情を聴きました。「Listed Events」のA、Bという類型に主要スポーツ大会が整理され、Aについては国民に広く放送されるべきとの基準で、独立機関(Ofcom)の許可を必要とする仕組みです。我が国のような事例はまだ生じていないが、問題は回避できるとの答えでした。

 このほか、英国内閣府で政府機関の地方移転の取り組みも伺いましたが、次号で報告します。

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国政報告(第837号)

 大雨の被害はその後福井県にも及び、北陸三県にわたる災害となりました。8月31日(月)から天候が回復し、片付けや復旧作業に取り組まれており、関係の皆様に改めてお見舞い申し上げます。党では1日(火)の災害対策特別委員会で政府から現状の報告がありました。私は党選挙対策委員長代理として沖縄県知事選の応援に入る日であり、残念ながら欠席しました。幸い政府の対応も早く、総務省が被災自治体への11月分地方交付税を繰り上げ交付したのに続き、4日(金)には高市総理から北陸の大雨は国の補助率が嵩上げされる激甚災害に指定される見込みと公表されました。週末には、あかま防災担当相、金子国交相、鈴木農水相が連日現場視察され、5日(土)は私も立ち会わせて頂きました。今後、復旧作業が加速するよう、その他の必要な手当ても含め、努めていきます。

 31日に新年度予算の概算要求が締め切られ、報道ベースでは要求総額が143兆円程度になったようです。一方、金融市場では長期金利が3%に達し、日本銀行の政策金利(現行:1%)と政府の財政運営に関心が高まっています。金利が上昇すると国債の利払い費が増え、政策遂行に充てる予算が制約されます。今後、食品に係る消費税の引き下げ、ガソリン代補助等の物価高対策、災害復旧費などの財政需要に対応しつつ、税制改正・税収上振れ分も活用し、国債発行額を前年度並みとする枠組みの中で、如何に成長分野への官民投資を促していくか、年末に向けて知恵の絞り所です。

 各省庁から概算要求に係る個別事項の説明を聴きながら、2日(水)の夕刻、日本橋で始まった日本伝統工芸展を観に行きました。会場では地元で漆芸に励まれている人間国宝の林曉さん、小原治五右衛門さんにお会いし、作品の説明を聴けました。3日(木)はビッグサイトで開かれているギフトショーに出かけました。仏具関係の瀬尾製作所さん、鉄製の七宝テーブルを制作するTesso Hongoさん、靴下製造販売の助野さんとブースを回り、お話を伺いました。コロナ禍を超えて、各種展示会は再び賑わっており、色々なバイヤーさん、お客さんとの交流を通じてヒントを得、自社製品にさらに磨きをかけ、販路を拡大されれば良いなと思います。

 3日には県建設業協会砺波支部の上田支部長ほか皆さんも上京され、物価高に対応した予算増額により事業量を確保すること、次代の後継者づくりに教育現場も含め努めることなど話し合いました。4日は富山に戻って、高岡市二上地区の産官学民の関係者の交流の場である「まんしょう(万祥)会」に出席、アルミのリサイクルに挑戦する富山大学先進アルミニウム国際研究センターを見学しました。5日は堂故茂先生の叙勲祝賀会に発起人として出席し、これまで人生・政治の先輩としてお世話になった御礼を込めて挨拶させて頂きました。6日(日)、衆議院総務委員会の海外視察に出発します。

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国政報告(第836号)

 27日(木)未明より氷見市を中心に線状降水帯が発生し、河川氾濫、土砂崩れなど甚大な被害が発生しました。その後も度々、強い雨が降り、水は引きつつあるものの、地盤の緩みから土砂災害の危険性が残っています。家屋の浸水、損壊、農地の冠水など被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。各市、また県において災害対策本部を立ち上げ、被害の把握と復旧に尽力されています。政府においても、熊本地震、千葉豪雨と同様に、「8月27日からの大雨」として石川県と併せて状況を逐次把握しおり、党も情報を共有しています。既に千葉豪雨までは、補助率が引き上げられる激甚災害に指定される見込みとなっており、富山・石川の災害についても同様の取り扱いとするなど手厚い対応を求めて行きます。

 22日(土)に長野1区の若林健太衆議院議員をお招きして高岡市の2か所で「ふるさと対話集会」を開催しました。国吉・石堤地区では地域を流れる谷内川の改修や農業基盤整備の促進を要望されました。一方、国吉義務教育学校を中心に地域の皆さんが交流できる行事を企画されるなど地域づくりの前向きな動きも伺いました。平米・定塚地区では、今後の中心市街地の在り方として、小売業のみならず人々が集まる機能を充実させるべきとの意見を頂きました。若林先生の地元、長野市での商店街の取り組みも披露頂き、新幹線で1時間弱と近くなったことから、現地を訪ねて勉強してみようとの話も出ました。年一回、同僚議員をお招きしての対話集会は他の地域の取り組みが聴けるので、今後も継続します。

 22日はその後、富山市で県連富山政治学校のオープンセミナー、県退職公務員連盟大会、針山県議後援会総会、高岡整志会病院懇親会に出席しました。23日(日)は山本県議後援会拡大役員会、清都和文さんの叙勲祝賀会にて挨拶しました。

 24日(月)からの東京では、新年度予算の概算要求に向けて各省庁からヒアリングする党の会議への出席が続きました。新年度からは当初予算と補正予算を一体化させ、「強く豊かな日本」投資枠については要求上限を設けず、さらに経済安全保障上特に重要な分野などについては特別会計で財源も含めて別枠管理する扱いとなります。学校施設改修、農業基盤整備、国土強靭化関係事業など、これまで補正予算に多くを依存していた分野をどのような要求とするのか、また、どの事業を成長投資枠に盛り込むか、各省庁で工夫しています。一方、現下の災害対応、ガソリン補助増額、年度内に新たに必要な事業について補正予算を編成するかも検討の焦点です。

 29日(土)は高岡市八丁道おもしろ市70回記念懇親会、30日(日)は利賀「鈴木忠志トーク」、金沢湯涌福光線の富山県整備促進期成同盟会、得能金市全国民生委員児童委員連合会長4期目就任祝賀会に出席しました。大雨から早期復旧を念じ、活動を続けます。

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国政報告(第835号)

 今年のお盆は個人的には静かに過ごせましたが、熊本県の地震後の対応、また、千葉県を襲った線状降水帯による被害など、関係の皆様には休む間も無かったことと思います。お見舞いを申し上げます。また、クロマグロの資源管理による漁獲枠の拡大についても、18日(火)の国際会議でメキシコを含め合意に達し、11月末には最終決定の運びとなりました。政府関係者の努力に感謝します。

 一方、21日(金)に発表されたコメのスーパー販売平均価格は5kg当たり3191円と、前年同時期から600円程度下落しており、在庫量を反映して先行きも値下がりしそうです。消費者に値下がりは歓迎されるでしょうが、生産コストとの見合いで適切な価格に落ち着くことが好ましいと考えます。19日(水)に全農富山県本部が公表した今年産米の概算金は、コシヒカリの一等米60kg当たり2万円で、昨年から6千円下がりました。米穀機構が公表している玄米60kgの適正生産コスト、2万535円と同水準であり、生産側からは下げ止まりが望まれます。国は、まずは昨年放出した備蓄米の買戻しを早急に始めるべきと考えます。

 この2週間の私の活動では、8日(土)に県商工会議所青年部50周年記念式典、9日(日)に裏千家淡交会高岡青年部臨時総会、10日(月)に庄川右岸地域用排水対策促進協議会に出席しました。庄川右岸地域は、国営事業で面的整備を進めた左岸地域にならって、県営事業とはなりますが、流域治水の考え方にも立って、調整池の整備も含め、関係自治体、土地改良区、河川管理者等の連携により事業を総合的に進める必要があります。また、国の農業関係予算を確保し、要望された補助金が交付されるよう、私も努力していきます。

 15日(土)に県戦没者追悼式、16日(日)に高岡高校同窓会総会・懇親会に出席し、17日(月)に上京し、月末の新年度予算概算要求締め切りに向けた各省庁の取り組みなど情報収集を始めました。20日(木)、21日は党過疎対策特別委員会の井出委員長ほか皆さんと北海道の十勝地方に出向き、更別村と鹿追町の取り組みを視察しました。十勝は畑作、畜産を主体とする大規模農業経営が基幹産業で平均経営面積は60haに及び、大豆、馬鈴薯、とうもろこし、甜菜等を栽培し、生乳生産量も年間130万トンを超えます。それでも、少子化や若者の移動で人口は微減しており、特色ある教育の提供により域外から高校への留学を募ったり、家畜の糞尿処理で発生するバイオガスによる発電や水素・LPガス生成など地域資源の活用に前向きに取り組んでいます。明るい姿勢に感銘を受けました。

 富山に戻って、22日(土)は長野1区の若林健太衆議院議員をお招きして高岡市国吉・石堤地区、平米・定塚地区で「ふるさと対話集会」を開催しました。その内容を含め、週末の活動については次号で報告します。

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国政報告(第834号)

 北陸地方は4日(火)に梅雨明けしたとのことですが、7日(金)からは夕立というよりも激しい局地的な雷雨に見舞われています。8日(土)に高岡で開催された県商工会議所青年部50周年記念式典に続く懇親会も、七夕飾りの残る駅前での野外開催ができず、残念でした。一方、庄川水系は上流で雨が少なく、取水制限されることになりました。落ち着いた天候になってほしいものです。

 熊本の地震発生からやがて2週間、ご苦労されている皆様にお見舞い申し上げます。猛暑の下、3万戸を超える世帯で断水が続いているほか、家屋、インフラ、農地など被害の状況が次第に明らかになってきています。高市総理も3日(月)に現地視察され、4日に242億円の予備費使用が閣議決定されました。7日の非常災害対策本部会議でも各大臣に具体的な指示が出されており、事態の推移に応じて復旧・復興の取り組みを適時に進めなければなりません。

 さて、前号で触れられなかった食品に係る消費税を2年間、8%から1%に引き下げる案については、3日の党税調で扱いが小野寺会長に一任され、5日(水)の総務会で了承されました。私は、期間を2年間に限定し、その後は所得の低い層への給付ないし税控除に切り替えるのであればやむを得ないと思います。財源は、2年分であれば恒久的なものでなく最近の税収の上振れ分を充てれば十分です。8%への復元後は消費税制度を安定させ、家計への応援は継続的な賃金引上げと所得税減税、社会保険料引き下げ、低所得者対策などの組み合わせで取り組むべきと考えています。「物の値段が上がらない経済」から「上がる経済」へと状況が変化し、賃金引き上げや物価上昇で所得税も消費税も増収基調となっていることに対応し、国として増収分の一部を所得再分配に資するよう国民に還元していく政策を継続すべきです。このため、各種税目を持続的にきめ細かく見直し、国民の負担感を和らげるよう心掛ける必要があります。そのうえで、防衛費のGDP比2%水準への増額や、熊本地震、中東情勢対応など突発的な資金需要も織り込みながら、未来への成長投資を含めた国全体の歳出水準を適切に設定すべきです。

 中東情勢に対応したガソリンの補助金も6日(木)からは1L当たり19円(月額換算でおよそ1900億円)となっており、米は7日に農水省が発表したスーパーでの価格が5kg当たり3198円まで下落して秋以降の需給を勘案した備蓄米の買い入れが焦点となっています。秋に想定される臨時国会に向けて、様々な政策課題への的確な取り組みが求められる現状です。

 今週は5日に北陸新幹線建設促進大会と故河野洋平先生を偲ぶ会に出席し、7日に故松本剛明元総務大臣の葬儀に参列しました。来週はお盆にかかるので報告は休ませて頂き、次号は24日(月)頃にさせて下さい。

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