国政報告

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国政報告(第385号)

 15日(木)、前回の報告を仕上げた後、午後11時半に衆議院本会議が開会となり、野党提出の内閣不信任案を議題とする旨、大島議長が宣告された上、日付を超えて審議を続けるために「延会手続き」が取られ、いったん休憩となりました。次いで、16日(金)午前0時10分から本会議を再開し、不信任案の趣旨説明、討論の後、記名投票(各議員が演壇に登って賛否の投票を行う「堂々巡り」)の末、不信任案は否決されました。徒歩で宿舎に帰り着いて午前2時半、それでも衆議院はこれで終わったのでまだ良かったのです。

 不信任案が処理されたことを受けて、参議院本会議が再開され、組織犯罪処罰法改正案について、法務委員会の審議状況の中間報告、次いで採決により、可決成立を見たのは午前7時46分でした。参議院の皆さんは徹夜の一日となった訳です。

 通常国会の事実上の最終日となった16日、衆議院は午後1時からの本会議で閉会手続きをしたのに対し、参議院は午後から予算委員会の集中審議で加計学園問題の質疑を行った後、夕刻の本会議と最後まで忙しい展開となりました。この日、性犯罪を厳罰化する刑法改正案が参議院で滑り込み成立するなど、最後まで案件処理が進み、内閣提出法律案の成立率は95%を超える結果となりました。政府・与党で成案を見るに至らなかった受動喫煙対策法案など、厚生労働省関係の法案が次期国会に向けた宿題となり、次は「働き方改革」が重要テーマとなりそうです。

 一方、加計学園の獣医学部設置認可を巡る文部科学省の内部文書についての再調査結果が16日に発表され、大方の文書の存在が確認されました。これを受けての参院・予算委員会となった訳ですが、安倍総理も19日(月)の記者会見で真摯に説明責任を果たしていく旨、通常国会での質疑対応への反省も含めて表明されました。文部科学省と内閣府の調査結果を踏まえ、国会閉会中の委員会審議の要否は、今後、世論の動向も見ながら、与野党の国会対策委員会間で協議されるものと思います。

 私については、16日夜に富山に戻り、17日(土)は高橋高岡市長の市長選に向けての事務所開き党富山県連大会に出席し、さらに砺波小矢部大門新湊各支部の総会南砺市吉江地区の後援会総会にて、国会閉会を受けての挨拶をさせて頂きました。19日(月)は東京への「一日出張」となり、往復に新高岡停車の臨時かがやきを使いました。20日(火)、21日(水)は富山に留まり、地元6市の市長さん方を順次訪問し、来年度に向けて国への主要要望事業を伺いました。この間に高岡市二上地区の県工業技術センターのものづくり研究開発センターを訪問し、3Dプリンターなど最新鋭の設備を見学し、最近話題のCNF(セルロースナノファイバー)の実用化を後押しする研究の現状を伺いました。製造業の研究開発に係る県の二上地区の機能集積には目覚ましいものがあり、県内外の企業が施設の設備を利用している由、県内の「拠点」としてのアピールが望まれます。

 22日(木)朝に上京し、復興庁の仕事に戻り、明23日(金)は都議会議員選挙の告示日で葛飾区の党候補の応援に入ります。東北と東京と富山の3点往復で引き続き頑張ります。

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国政報告(第384号)

 この報告を14日(水)午後10時に会館事務室で綴っています。18日(日)の通常国会の会期末を前にして、組織犯罪処罰法案の審議を巡って与野党の対立が深まり、昨13日(火)の参院法務委員会は、金田法務大臣の問責決議案が提出され、いわば民進党等の審議拒否とも言える形で中断されました。今日の参院本会議で問責決議案は否決され、与党側は委員会審議を打ち切って中間報告を受ける形での本会議での採決を目指し、これに抵抗する形で野党側から安倍内閣不信任案が提出されました。これから、衆院本会議が日付を跨ぐ形(延会)で開かれ、与党側は不信任案を否決処理して参院での法案採決を目指す方針です。

 組織犯罪処罰法案の審議では、処罰対象が広がることへの懸念が主たる論点でしたが、与党側は対象となる行為を絞り込み、政府も一般国民が故無く捜査の対象になるようなことはあり得ないと答弁を尽くしてきました。いたずらに不安をあおり、反対のためだけに審議を中断する行為を繰り返す民進党等の姿勢は疑問であり、一定の審議時間を消化した現時点での採決はやむを得ないと考えます。

 一方、終盤国会では、学校法人加計学園の愛媛県今治市での獣医学部設置許可を巡り、内閣府と文科省との協議の過程において官邸上層部の意向が影響を与えたか否かが焦点となりました。これに絡んで文科省から流出したメモの真偽を巡り、文科省の調査が不十分との批判が世論に広がり、再調査する事態となりました。政府側の説明では、この間の判断は文科省の責任によるものとされており、再調査の結果は説明責任を果たせるものでなければなりません。

 一面、今国会はご退位法案を与野党の実りある議論によりまとめ上げるなど、立法府の機能を十分に発揮する成果も挙げてきただけに、終盤でのこの波の高い状況を残念にも思います。

 さて、先週末は9日(金)の福島県川俣町佐藤町長、富岡町宮本町長との面会のための出張の後、10日(土)のみ富山で過ごし、11日(日)は東京で妻の母の一周忌を営ませて頂きました。富岡町には、今春の避難解除以降、初めての訪問でしたが、中心部にオープンした「さくらモール」は近隣の住民や作業員の皆さんで賑わっており、秋に常磐線が再開する予定の富岡駅周辺も急ピッチで整備が進められていました。二次救急を担う医療センターも着工の運びとなり、デイ・サービスも再開し、来春の小・中学校の再開が待たれる状況です。帰還された住民の数はまだまだ少数ですが、月ごとに着実に増加しており、郡山市から帰還した役場の皆さんの表情も明るさが増したように感じました。今国会で成立した福島復興再生特措法に基づく基本方針の閣議決定に向けた与党内の手続きも進んでいます。帰還困難区域での「特定復興再生拠点区域」の設定により、残る避難指示区域にも住民の皆さんが帰還できる環境を創り出すべく、復興庁としても努力していきます。

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国政報告(第383号)

 ここしばらく涼しい日が続いていますが、今日(7日(水))、関東も梅雨入りしたとのことです。通常国会も平日であと7日間となり、重要法案の審議状況が焦点となっています。ご退位法案と衆議院の選挙区改正法案は9日(金)の参議院本会議で成立する見通しとなり、後は組織犯罪等防止法案が残っています。受動喫煙対策法案が提出見送りの方向となったほか、法務省、厚生労働省関係で審議見送りの法案が出そうですが、会期延長の判断は、上記2法案の審議の進捗にかかっています。一方、学校法人加計学園の獣医学部新設を巡る文部科学省の内部文書の真偽の問題がメディアで取り上げられており、野党側からの質問が続いていますが、文部科学省は出所不明である以上、調査は不要との立場です。

 私自身の公務・政務では、東北・富山・東京の行き来が続いており、3日(土)から9日までの一週間で東北に5回の日帰り出張となる予定です。まずは2日(金)、本庁にて岩手・宮城・福島3県の知事や有識者で構成する復興推進委員会の24回目の会議が開催され、復興の現状と課題について報告・意見交換がなされました。ついで3日朝は福島で吉野新大臣の下、内閣府・環境省・復興庁の3省庁の出先機関で構成する福島復興再生総局の幹部会議があり、午後からは第12回福島12市町村の将来像に関する有識者検討会に出席しました。内堀知事や浜通り12市町村の首長が出席され、地域の現状を踏まえ、ICT教育、交流拡大、鳥獣対策、消防力強化など将来像実現のために広域的に取り組む事項を議論しました。

 3日夜、大宮経由の新幹線で富山に戻り、4日(日)は腎友会富山支部党平支部の総会に出席したのち、5日(月)朝、東北新幹線水沢江刺駅から岩手県陸前高田市へ出向きました。津波で大きな被害を受けた中心部も嵩上げが進み、4月末には商業施設「アバッセたかた」が開業しました。引き続き、6月市議会に向けて、市役所移転先の決定が焦点となっており、区画整理事業の進捗も望まれるところ、戸羽市長、伊藤議長ほか皆さんに現場を案内頂きました。

 一度東京に戻って、6日(火)朝、再び仙台に出向き、「東北復興水産加工品展示商談会2017」のオープニングに大臣に代わって挨拶しました。被災地の産業復興の上で、水産加工業は重点分野であり、一度失われた販路の再構築のため、東北六県商工会議所連合会などが主体となって全国さらにはアジアからも有力企業のバイヤーを招聘し、地元業者との商談の場を設ける取り組みで、今年で3回目となります。一件でも多くの成約を念じつつ、岩沼市の沿岸部の多重防御機能を兼ねた震災メモリアルパーク、「千年希望の丘」に向かい、鈴木副市長に案内頂きました。午後には吉野大臣と一緒に被災者支援に取り組む(一社)みやぎ連携復興センターを訪問し、木村代表理事ほか皆さんから活動内容の説明を受け、意見交換しました。引き続き、8日(木)、9日と福島へ連日出向き、現場の状況を肌で感じてきます。

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国政報告(第382号)

 先週末の5月28日(日)に、第68回全国植樹祭が魚津市で開催され、一昨年に続いて天皇・皇后両陛下が富山県に行幸になられました。27日(土)は、お召列車にて新高岡駅で降車下さり、来島JR西日本社長の先導にてホームを歩かれるところで国会・県会議員の皆さんと一緒にお出迎え致しました。「かがやき」停車運動を続けている県西部の私たちにとって嬉しいご配慮でした。高岡市では昨年末にユネスコ無形文化遺産に登録された御車山の会館を視察下さり、祭り関係者の意気も大いに上がりました。

 28日の式典は、多くの県民が参加しての演舞、意見発表、植樹と、森の大切さ、森と海との大切な関係、地球温暖化への取り組みの重要性などをアピールする中身の濃い内容でした。東日本大震災被災3県への苗木の贈呈もあり、次回開催地の福島県の内堀知事も出席され、一歩づつ復興を進める南相馬市の海岸での開催の意義を力強く挨拶されました。式典開会前には雲が厚く、小雨もぱらつく天候でしたが、時間の経過とともに快晴となり、参加者全員での「ふるさとの空」の大合唱ですがすがしく式典を終えました。

 このほか、鉄道OB会高岡支部、党金山支部上平支部の総会や、田中南砺市長の後援会総会などに出席し、29日(月)朝、新高岡駅から「かがやき536号」に乗って、通常国会会期末(18日(日))まであと三週間の永田町に出てきました。組織犯罪処罰法の審議が参議院に移り、衆議院では本1日(木)に衆院選区割り改正法案、明2日(金)にご退位特例法案が本会議で可決の見通しとなっています。各委員会の案件処理も進み、最終的には法務省・厚生労働省の残り案件の扱い次第ですが、会期延長の必要性の判断は微妙かと思います。国家戦略特区での学校法人加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、野党側からは予算委員会の集中審議が求められており、その扱いも含めての日程調整になりそうです。

 復興庁では、30日(火)に5月16日現在の大震災による避難者数が発表され、96,544人と初めて10万人を割りました。今春、福島県での原発事故による避難指示の一部解除がなされたことと、各地での住宅建設の進展によるもので、岩手県内に避難している方は12,694人、宮城県内は18,706人、福島県内は23,897人と着実に減少しています。一方、福島県から県外に避難されている方は35,818人、県内に避難されている方は23,735人(4月28日現在)で、併せて6万人近くの方が未だ避難を余儀なくされており、復興に向けて引き続き努力していかなければなりません。避難中の方、新たなコミュニティの所属される方それぞれに、心身のケアも大切で、全国26か所に設けられた相談センターの機能の活用など、多面的に被災者支援を続けていく必要があります。

 今週末は福島市での会議、来週は岩手、宮城、福島の被災地をそれぞれ訪問する予定です。現場の状況や声を東京に持ち帰り、課題の解決に努力する営みを続けていきます。

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国政報告(第381号)

 5月も下旬になって、気がつけば樹々の緑はすっかり濃くなり、梅雨の走りのような湿気の多い天候になってきました。国会では、先週19日(金)に衆院法務委員会で組織犯罪等防止法案が可決され、23日(火)の本会議で可決、参議院送付となり、衆院に残る主な懸案は、ご退位法案と衆議院の選挙区改正法案となりました。このほか、性犯罪罰則強化のための刑法改正、受動喫煙対策法案もありますが、来月18日(日)の会期末に向けてどこまで扱うのか、会期の延長の可否も含め、国対など関係者の判断によります。

 私の富山での活動は、20日(土)朝一番の新幹線で新高岡駅に戻り、朝10時から北陸新幹線新高岡駅「かがやき」停車実現期成同盟会 総会に顧問として出席しました。本年1月、3月とホテルが開業した効果もあって、新高岡駅の乗降客数は、2月以降は他の駅よりも有意に増加しており、地域の皆さんの頑張りと、質的な変化を重ねて、秋以降の臨時便の定着化を目指したい所です。午後には高岡市地区赤十字奉仕団連絡協議会 創立20周年の記念講演として、東日本大震災からの復興の現状と課題を話す機会を頂きました。次いで21日(日)は、第39回越中大門たこ祭りの開会挨拶党高岡市連 総会高岡市長選に向けた高橋市長陣営の選対会議地域女性ネット高岡の総会党利賀支部 総会福岡支部 総会と、終日行事が続き、射水・高岡・南砺の3市を車で巡って過ごしての、22日(月)の上京と相成りました。

 先週に引き続き、復興庁の業務にて24-5日(水-木)と宮城県に出張しました。まずは仙台から東松島市に向かい、4月の選挙で初当選された渥美市長にご挨拶し、次いで3期目の当選を果たされた石巻市の亀山市長を訪ねました。それぞれ、地震・津波の甚大な被害から着実に復興を進めておられ、残された課題・新たなまちづくりへの想いを聴かせて頂きました。復興庁としても、住宅などハード施設の整備を急ぎ、コミュニティの構築や産業・生業の再生をきめ細かく支援する方針です。ついで、塩竈市に入り、内形副市長始め県・市の皆さんのご案内で浦戸諸島(桂島、野々島、寒風沢島、朴島の4つの有人離島)の復興事業の現状を見ました。浦戸諸島は、日本三景・松島の一部を構成する島々で、松島湾の湾口部を占めています。交通手段は市営汽船により、塩竈港・桂島間に23分を要します。被災地一体で様々な復興事業が展開する中、離島での工事には、資機材の運搬コストなど本土とは異なる難しさがあり、入札しても落札者がいない場合が間々あって、事業の進捗に遅れが出ないか、懸念されるところもあり、我が目でも実情を確認しようと思って伺った次第です。すでに災害公営住宅は完工しており、集落道、波止場、防潮堤、農地復旧など残された事業も、工事の組み方を工夫して順次落札を目指す方針を伺いました。4島の人口は、大震災の影響もあって300人台となっていますが、野々島には小中一貫教育を推進する浦戸小中学校があり、島外からの通学も認める特認校として、42名の児童・生徒が学校生活を送っています。島には郵便局や診療所もあり、大震災を乗り越えて頑張っておられる方々がここにもおられるのだと、意を強くしました。

 仙台へ戻って一泊し、25日朝は、宮城復興局にて宮城県の河端副知事の訪問をお受けした後、宮城県市長会の奥山会長(仙台市長)、菊地副会長(多賀城市長)、大友副会長(角田市長)からのご要望を伺いました。30年度予算での施策にも反映させていきます。

 また、今週は23日に官邸にて第9回アイヌ政策推進会議が開催され、菅座長(官房長官)の下、座長代理として議事を進行させて頂きました。国立アイヌ民族博物館の開館日を平成32年4月24日(金)とすることが決まり、建設等の作業を加速していきます。

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国政報告(第380号)

 先週12日(金)に参議院本会議で福島復興再生特措法改正案が可決成立したことで、復興庁での業務は現地に出張して課題を把握することにシフトしました。今週は早速、17-8日(水-木)と宮城県気仙沼市に伺い、菅原市長、熊谷議長始め皆さんの案内で、復興事業の現場を見て回りました。南気仙沼地区、鹿折地区の区画整理事業有人離島である大島震災遺構に整備予定の旧気仙沼向洋高校校舎増築中の魚市場などを訪問し、以前に比べ復興が着実に進展していることを実感しつつ、被災時そのままの旧校舎では津波の破壊力のすさまじさを改めて痛感しました。市街地から大島への架橋事業も3月に橋上部分の据え付けが終わり、白色のアーチが一際目立っており、さらに三陸自動車道の橋脚も湾内に姿を現しています。気仙沼魚市場は、三陸屈指の漁獲量・漁獲高を誇っており、マグロ、サメ、養殖のホヤ、ホタテなど様々な魚が水揚げされ、一部は海外から成田空港経由で陸送されて取引されていました。災害公営住宅も間もなく全て竣工の予定で、仮設住宅の取り壊しも進み、市街地の整備が目に見えてきています。応援職員の確保など、市から出された要望は東京に持ち帰り、順次対応していきます。

 また、先週は北陸新幹線を利用して、高岡市立南星中学校、五位中学校、牧野中学校の3校の3年生の皆さんが修学旅行で来京、国会を見学に訪れてくれました。さらに、山本徹県議と支持者の方々、県連女性部の皆さんなど、富山から来訪される方が途切れることなく続き、嬉しい気持ちで対応させて頂いています。

 一方、通常国会は会期末まで後一か月となり、衆議院の各委員会での案件処理が急がれる所、懸案の組織犯罪等防止法案の法務委員会での審議終局・採決を目前に、民進党など野党から金田法務大臣の不信任決議案が提出され、18日の本会議で否決されました。先の鈴木法務委員長の解任決議案に続く野党側の動議ですが、実務の責任者である刑事局長の答弁を殊更に避けて、大臣にすべてを答えさせるという民進党の戦術には、審議を尽くす観点から疑問を感じます。入口の手続き論で抵抗することで、敢えて審議を深めずに法案を廃案にしようという姿勢は、立法府の法案審査機能を否定するもので、過去に野党の立場も経験した私には賛成できません。ともかく与党側としては、明19日(金)の委員会採決、22日(月)の本会議上程の日程で進む方針です。

 先週末は、13日(土)が在京当番、14日(日)の朝一番のかがやき・つるぎ号で富山経由新高岡に戻り、山東昭子先生をお迎えしての松村謙三先生の精神に学ぶ会の講演会、さらに党第三選挙区支部の総務会に出席しました。ついで、南砺市にて才川議長の政治生活15周年祝賀会に顔出しし、高岡にて地元定塚校下連合自治会の総会・懇親会に出席しました。東北の被災地では、住居の移転に伴うコミュニティの再編、いわば「ご近所力」の再構築が課題となっている折、自分のお世話になっている校下の皆さんに感謝です。来週も状況が許せば、東北・被災地に出向きます。

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国政報告(第379号)

 ゴールデン・ウィークが終わり、早くも梅雨の走りのような雨模様の日もある東京ですが、国会審議も動き出し、10日(水)には参議院の東日本大震災復興特別委員会にて福島特措法の審査を終え、可決されて12日(金)の本会議に上程されることになりました。復興庁も吉野新大臣のもとで仕事を軌道に乗せていきます。なお、福島県浪江町の帰還困難区域の十万山で発生した山火事は、発生12日目の10日に鎮火に至りました。乾燥した天候が続いた事も災いし、75haの森林が焼失、また、連休中にもかかわらず消火活動に携わられた消防・自衛隊の皆様にもお見舞い申し上げます。

 さて、連休中の4日(木)、南砺市城端にて全国山・鉾・屋台保存連合会の全国大会が催され、文化庁の宮田長官ご出席の下、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された33団体それぞれに認定書が交付されました。私は会長職を仰せつかっているのですが、副大臣在任中は職務執行を久喜会長代行(秩父市長)にお願いしているため、交流会のみ出席しましたが、念願の登録実現で大いに盛り上がる大会となりました。石井知事、高橋高岡市長、村椿魚津市長始め県内関係者に出席頂き、地元の田中南砺市長、大西実行委員長、河合常則先生、岩田元城端町町長など皆様の心温まるおもてなしに会員一同感謝しています。残雪がうっすらと残る南砺の山々に抱かれた「越中の小京都」、城端の街に絢爛な屋台とともに情緒豊かな庵唄が響いた夜の風情は、全国各地からの参加者の良き思い出となりました。

 6日(土)に上京し、7日(日)の在京当番を務めて週明けを迎えました。国会は、8-9日(月-火)に衆参の予算委員会の集中審議があり、今村前大臣の辞任に伴う混乱は収拾され、10日の法案採決に至りました。一方、組織犯罪処罰法案を審議している衆院法務委員会で提出された鈴木委員長の解任決議案は、9日夕刻の本会議で否決され、12日(金)から審議再開の予定です。来週には天皇陛下御退位の特例法案も内閣から提出される見込みで、会期末まで5週間余となった現在、まずは各法案の審議を着実に進め努力を積み重ねる時期と思います。

 東北とは別案件ですが、10日朝には党の沖縄振興調査会・美ら島(ちゅらしま)議連の合同会議があり、議連の一員として出席しました。来年度予算に向け、6月に作成される骨太方針に、沖縄県として盛り込むべき事項について翁長知事から要望があり、その中で懸案となっていた米軍から返還された西普天間地区への県立普天間高校の移転について、前向きに検討する旨、表明がありました。昨年まで調査会事務局長として取り組んでいた課題に前進が見られ、政治に携わらせて頂いている者としての幸せを感じた瞬間でした。そんな思いを東北の復興でも持てるよう、精進して行きます。

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国政報告(第378号)

 暦ではゴールデン・ウィークの後半5連休の最中で、富山からの報告となります。先月29日(土)に福島県浪江町の十万山で発生した山火事が、帰還困難区域ということもあって5日目に入り、地元の皆さんや自衛隊ヘリも加わっての消火活動が続いています。お見舞い申し上げ、鎮火を念じています。なお、福島県によれば、付近の放射線量の値には大きな変化が無い由、報道の通りです。

 前号で記したように先月26日(水)に吉野新大臣が就任され、27日(木)に宮城・福島、1日(月)に岩手の県知事にご挨拶に出向き、1日と2日(火)で宮古市から名取市まで、三陸沿岸の被災地を視察しました。2日には安倍総理も南三陸町から合流され、新体制の始動を後押し頂きました。一方、28日(金)には、衆参の復興特別委員会が開催され、前日の大臣の所信的挨拶を受けての質疑が2時間づつ行われました。同日、延び延びとなっていた本会議も両院で開会し、法案の処理を進めることができました。これで復興庁が原因となって停滞していた各委員会の審議が正常化したものの、2日の衆院法務委員会で委員長解任決議案が出て、連休明けの本会議で処理される予定です。波乱が大きくならなければ、8日(月)、9日(火)の衆参予算委員会での集中審議の後、参院復興特委で、福島復興再生特措法改正案の審議が再開される見込みであり、今度こそ成立するよう努力していきます。

 私の業務としては、29日に宮城県に出張し、「震災遺構仙台市立荒浜小学校」の開所式内覧会に出席しました。荒浜地区では地震・津波で180人余の方が亡くなられ、地区の防災拠点であった小学校では児童や住民320人余の方が避難し、翌日までに救助されました。校舎の一階、二階には津波が押し寄せた痕跡が残り、ベランダのコンクリートが巻き上がったままになっています。当時、廊下に自動車がひしゃげて押し込まれた写真もあり、津波の威力を伝えています。四階には震災前の小学校の様子や、800世帯が暮らしていた地区のジオラマが展示されており、移転を余儀なくされた地域の皆さんの思い出が詰められています。震災の恐ろしさと防災・避難の大切さを後世に伝える震災遺構は、写真・映像を含めて被災地各地で整備が進められており、復興庁も支援しています。

 仙台駅を12時半に出発し、東北新幹線・北陸新幹線と大宮経由で乗り継いで、新高岡駅には16時過ぎに到着し、夕刻、高岡市福岡町で川島県議の後援会の場で復興の現状と課題について講演する機会を頂きました。午前中に荒浜地区で見聞きしたことをそのまま富山の皆さんに伝えることができ、東北の今を知り、想いを寄せて頂く手掛かりになってくれれば幸いです。

 30日(日)に再び上京し、1日は在京当番で高岡の御車山祭の巡行を見ることはかないませんでしたが、2日から6日(土)までは富山で過ごす予定で、南砺市城端で開催される「全国山・鉾・屋台保存連合会総会」の交流会に参加するなど、連休明けの業務再開に備えて充電します。

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国政報告(第377号)

 25日(火)夕刻、自民党二階派のパーティ前の講演会で今村前大臣が東日本大震災は「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」という不適切な発言をし、26日(水)朝に辞任する事態となりました。ご苦労されている被災地の皆様を傷つけたこと、復興庁の一員として、また政務三役の一人として深くお詫び申し上げます。新たに、被災者であり、被災地の福島県5区選出の吉野正芳大臣が着任され、27日(木)には衆参の復興特別委員会で所信挨拶がありました。改めて、復興庁の使命を自覚し、新大臣の下、努力して参ります。

 先週末に話を戻して、21日(金)の午後、内閣官房アイヌ政策推進会議の第31回政策推進作業部会が開催され、出席しました。推進会議の座長である菅官房長官の下で、座長代理に指名された旨、ご挨拶させて頂きました。アイヌ政策は、私が以前勤務していた北海道開発庁が担当していた歴史があり、ご縁を感じています。現在、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて北海道白老町ポロト湖畔に国立アイヌ民族博物館と国立民族共生公園からなる「民族共生象徴空間」を整備する計画が進められており、作業部会ではその具体的な内容が議論されています。さらに、アイヌの人々の意見を踏まえつつ、総合的かつ効果的なアイヌ政策の推進のため、職責を果たしていきます。

 地元に戻って、22日(土)は大伴家持卿生誕1300年を記念する茶会と、恒例の献花祭に出席の後、高岡オフィス・パークにて株式会社能作の新社屋竣工パーティに、遠路お越し頂いた石破前地方創生相ほか皆さんとご一緒しました。次いで23日(日)は射水神社の春の例祭射水市小杉地区の第3回黒河たけのこ祭り二上射水神社の築山神事党射水市連七美支部総会と行事が続きました。最後は慶友会総会にて、川村会長ほか皆様に最近の活動報告を聴いて頂きました。大震災からの復興に一丸となって頑張っておられる東北の皆さんに、地域づくりの点で学ぶ所が多いことを述べました。

 皆様の激励を糧に、24日(月)に上京し、復興庁の目下の課題である福島復興再生措置法改正案の成立に向け、26日には参院復興特委での質疑・採決が予定されるところまで漕ぎ着けていました。その挙句、25日夕刻からの冒頭の事態で、26日の国会は衆参とも丸一日空転し、27日の吉野大臣の所信聴取でようやく正常化に向けた流れとなってきました。法案審議が連休明けにずれ込むなど、思いも拠らぬ展開で、他の委員会の運営にも迷惑をかけ、申し訳なく思っています。この間、党の衆参国会対策委員会や民進党部門会議に出向いてのお詫びもさせて頂きました。慌ただしく動き回っていた26日、南砺市立福野中学校3年生の皆さんが、就学旅行の一環で国会を訪問してくれ、若々しい生徒さんから元気を頂きました。連休で英気を養い、再び復興の仕事に努力を続けていきます。

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国政報告(第376号)

 今週の東京は急に気温が上がり、萌える緑の勢いも増して、初夏へと向かう風情です。19日(水)には党南砺市井口支部の背戸川支部長ほか一行の皆さんが上京され、激励頂きましたが、天候にも恵まれて良かったです。

 先週13日(木)にいったん不正常になった衆議院ですが、14日(金)には本会議を開くに至り、復興庁提出の福島復興再生特措法改正案は可決、参議院送付されました。法務委員会では19日(水)に組織犯罪処罰法案が審議入りし、天皇陛下御退位の特例法案も来月後半に国会提出される旨、報道されており、6月18日(日)の会期末に向けた流れもだんだん鮮明になってきています。14日の午後は参議院の東日本大震災復興特別委員会にて大臣所信の質疑があり、19日に本会議で福島特措法の趣旨説明・質疑を済ませ、21日(金)からは委員会質疑に入る見込みです。

 法案の衆議院通過を受けた先週末は、地元日程も少なく、自宅で鋭気を養わせて頂いて17日(月)朝、臨時かがやき536号にて上京しました。今国会では、近年審議に遅れの目立った決算をしっかり取り扱おうというコンセンサスがあり、4年度分を貯めていた衆議院も、18日(火)の本会議にて平成24・25年度分の承認手続きを終えました。両院とも毎週月曜に決算審議を促進させる方針で、17日午後には参議院の委員会での27年度決算審査のため、今村大臣に随行、出席しました。

 復興庁の決算は、災害からの復旧・復興という仕事の性格上、予算作成段階では事業費を大きめに見積もり、不測の事態に備える結果、どうしても翌年度への繰越額や不用額が大きくなりがちです。会計検査院もこの性格は理解されながら、発災から時間が経過するにつれて、執行実績を基礎により正確な見積もりに努めるとともに、自治体の事業執行が滞らぬように打ち合わせを密に行うよう求めています。岩手・宮城県では、一部自治体を除き、来春で「住まいの復興」をほぼ達成する見込みであり、「復興・創生期間(平成28-32年度)」の終期を意識して防潮堤などの事業執行と基金の的確な使用に心がけて行かなければなりません。併せて、平成32年度を超えて対処が必要となることが確実な福島県の原子力発電所事故被災地域における事業継続のための財源構築も意識していく時期だと考えています。これらを含め、復興を巡る様々な論点・課題について、国会での審議も踏まえ、対処していきます。

 19日には衆議院小選挙区の新しい区割り案(0増6減、6県で選挙区1づつ減)が政府の「区割り審」から総理に勧告されました。「一票の格差」を巡る様々な議論と最高裁の度重なる判決を受け、衆議院小選挙区では一票の格差を2倍以内とする原則の下、今後は国勢調査の結果を下にアダムズ方式で機械的に定数を増減させていく事が立法府で決められており、その第一歩となります。段階を踏む改革の在り方に疑問を呈する報道もありますが、私は、立法府として司法府の判断を尊重しながら現実的対応を見出してきたプロセスを評価しています。一方、参議院の選挙区の県を超えた合区については、司法府の判断に従うわけには行かず、憲法改正によって都道府県単位の新たな原則を打ち立てるべきだと考えています。これは勿論、政府の一員としてではなく、一議員としての思いです。

 衆議院の任期も来年12月まであと1年半余り、新たな区割りでの選挙が十分想定される中、与えられた職務に励んで参ります。

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