国政報告

国政報告(第700号)

 11月も半ばに近づき、秋が深まる気配が濃くなってきました。臨時国会は、先週で常任委員会の所信質疑がほぼ一巡し、内閣提出法案10本中、給与法など7本が委員会で了承され、明14日(火)の本会議で可決、参院送付の見込みです。来週20日(月)には補正予算案が提出される見込みであり、その審議の後、残る案件を12月13日(水)の会期末までに審議・成立させることが国対の使命であり、副委員長として持ち場を中心に努力します。

 この間、残念なことに政務官・副大臣が個人的な問題により辞任する事態が続き、今日(13日(月))は3人目の神田財務副大臣が辞表を提出しました。いずれも政策に係る問題ではなく、改めて政治家個々人の自己管理が問われていると思い、心します。後任には同志としてお付き合い頂いている赤澤亮正議員が選ばれた由、急な登板でご苦労もあるでしょうが、大活躍を期待しています。

 週末の土日は、私の当選同期4人で作る「四志の会」のお二人を富山にお招きしました。11日(土)は党県連の青年層の党員獲得キャンペーンの締めくくりとして、小泉進次郎議員に来富頂き、青年世代を対象とした講演会と座談会が催されました。「私の原点。」と題した講演では、小泉議員の中学生時代の御父様(純一郎元総理)や地域(横須賀)の皆さんとのふれあいの中から、政治家を志す気持ちが芽生えたいきさつをざっくばらんに話してもらいました。「原点」は誰にでもあるもので、自らの想い、初心を大切にして、その道を歩み続けることの大切さを思い起こす機会となりました。続く座談会は、発言者を小泉議員のくじ引きで決める趣向も良く、多彩な質問が絶えず、あっという間の時間でした。子育て、若者対策、地域や産業の将来など、様々なテーマの質問と想いが投げ掛けられ、小泉議員の誠実な応答が共感の輪を拡げる一時でした。

 翌12日(日)は、齋藤健前法務大臣に来高頂き、第三選挙区と松村謙三先生の精神に学ぶ会共催の時局講演会を開催しました。「正念場の10年」と題して、松村先生が心血を注がれた農政と日中交流について、現下の情勢を踏まえ、「今、如何にあるべき」との問題意識で切れのあるお話を頂けました。人口減少が避けられない我が国では、農産物の輸出に本気で取り組む必要があること、軍備を増強する習近平主席率いる中国にはスキを見せない対応を取りつつも信頼できる人的パイプを維持することが大切との示唆に富む考えは、歴史に通暁し視野の広い齋藤議員ならではの鋭い指摘でした。

 このほか、先週は7日(火)に金子恭之党組織運動本部長を富山市にお招きしての県地方議員連絡協議会に同席し、8日(水)は松村謙三顕彰会の皆さんを東京でお迎えし、9日(木)は砺波地区土地改良協議会の宮下農相への要望に同行しました。国政報告も700回となりました。一週一回、「継続は力なり」で続けます。

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国政報告(第699号)

 11月3日(金)の「文化の日」はお天気の事が多いと言われますが、今年も暖かすぎる位の好日となりました。コロナウイルス感染のため、2週間ぶりに地元での週末を過ごせました。3日朝は高岡市のクラフトコンペのオープニングに出席し、午後からは高峰譲吉博士生誕祭・科学賞贈呈式に参列しました。ともに、工芸都市高岡の個性が発揮される行事で、ものづくりのネットワークを市内外に拡げたり、時代を担う小中学生の「科学する心」を養ったりする息長い取り組みとして評価されるものと思います。4日(土)は、高岡法人会の牧田会長から次年度税制改正に係る要望を承りました。物価高対策として所得税・住民税の定額減税が打ち出されていますが、改めて、社会を維持していく基盤としての納税の仕組みの大切さ、また、納税を通じて政治に関心を高め、参加していく意義についてもご意見を頂きました。

 5日(日)、年一回、党の行事として取り組んでいる「ふるさと対話集会」の1033・1034回を、新潟3区選出の斎藤洋明代議士、地元出身の山田俊男参議院議員にも参加頂き、小矢部市で開催しました。我が党が2009年に野党に転落した際、改めて現場の生の声を議員が聴き、地域に根差した政策を構築するとともに、国民の信頼を取り戻そうという狙いで始まった取り組みです。第三選挙区支部では6市持ち回りで実施しており、今回は桜井市長、筱岡県議ほか小矢部市議会の皆さんにも協力頂き、町の中心部の石動地区、郊外で中山間地域になる北蟹谷地区の2か所で実のある意見交換ができました。石動では、まちづくりに取り組む民間のNPO団体のお話を伺い、後継者育成や事業の持続性の観点から会社組織への移行も模索している実情を聞きました。私が党政調の社会的事業推進委員会で取り組んでいる、社会課題解決のための起業支援にも関わるケースであり、先行事例や相談窓口の紹介などお手伝いできないか、と思いました。北蟹谷では、倶利伽羅合戦や勝興寺に関わる史跡の保存や耕作放棄地でのヤーコン、丸いも栽培の挑戦、空き家の移住者への紹介など、地域づくりに様々な視点で取り組んでいる皆さんの実情を伺い、行政としての支援策を考える機会となりました。斎藤代議士も、新潟県北部の中小都市や郊外部での地域づくりの実情に詳しく、経験を基に的確な助言やアイデアを披露して頂き、参加された方の参考になったものと思います。

 一方国会は、先週、私の担当する農林水産委員会地域活性化・こども政策デジタル社会形成特別委員会始め各委員会で所管大臣の所信聴取が進みました。今週は所信に対する質疑から、給与法など内閣提出法案の審査へと進みます。下旬に予定される補正予算案の審議を前に、各委員会が円滑に運営されるよう、国会対策委員会の職務を遂行していきます。

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国政報告(第698号)

 まずもって、コロナウイルスにり患した報告です。26日(木)の午後から喉の違和感など風邪かなと思う症状を感じ出しました。27日(金)朝の国会対策委員会正副委員長打ち合わせの後、診察を受け、念のためと医師に勧められた抗原検査で感染が判明しました。仕事は即刻ストップになり、薬をもらって宿舎に籠ることになり、秘書さんと手分けして前日からお会いした方々へ電話・メールでのお知らせに追われました。症状は発熱と喉の痛みが1日半程度で、幸い29日(日)にはほぼ回復しましたが、週末の地元の予定は全てキャンセルして東京で過ごすことになりました。

 私にとっては初めての感染で、臨時国会序盤で衆院の予算委員会開会中の職務離脱となり、国対の皆さん始め各所にご迷惑をかけることになってしまいました。また、地元では28日(土)の党県連の支部長幹事長会議に欠席となるなど、残念に思っています。改めて、予防行動や体調管理など、身の回りを整えて仕事にかかっていく事の大切さと健康の有難味を実感しています。医師の指示により、11月1日(水)から復帰しますが、あと数日間は他人に感染させないよう注意が必要との事、注意します。

 先週初めに戻って23日(月)、衆参本会議で岸田総理の所信演説がありました。経済最優先の姿勢で、現状を「コストカット型経済」から「成長型経済」への転換期ととらえ、政府としてその移行を確実にする政策を実行する方針を示されました。あわせて、持続的な賃金上昇を目指しつつ、今は賃金上昇による所得増がインフレによる生活費増に追い付いていない過渡期にあるとして、家計をキメ細かく支える対策を取る旨、述べられました。このような現状認識と対処方針に基づき、経済対策を策定し、補正予算を編成し、今国会に提出する旨、内閣の施政方針を示されました。

 党でも先立って17日(火)、萩生田政調会長から総理に経済対策に盛り込むべき事項を提言しており、これを踏まえた政府案が24日(火)の政調全体会議で示され、議論されました。また、国民生活を支える面では26日(木)、政府与党政策懇談会の場で岸田総理から所得税(3万円)・住民税(1万円)の定額減税と非課税世帯への給付金支給の方針が示されました。減税の規模については、過去2年間の両税の増分である3.5兆円を国民に「還元」するものとされました。以上の経過の上、31日(火)朝、政調全体会議が再度開かれ、対策はほぼ成案を見るに至りました。

 今後は閣議決定を経て、補正予算案の編成、国会提出と進みますが、この間、内閣改造もあり、内閣の考え方が明確に伝わらず、世論の評価を下げてきたように感じます。不祥事による法務副大臣、文科政務官の辞任もあり、改めて政府与党として内政・外交の課題解決の姿勢を示し、緊張感を持って進むべき局面だと思います。

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国政報告(第697号)

 20日(金)、臨時国会(第212国会)が召集され、午後3時から天皇陛下をお迎えして参議院本会議場にて開会式が執り行われました。コロナウイルスの影響でしばらく出席者を制限していましたが、今回からは制限が無くなりました。いつも思うのですが、開会式が行われる際は、必ずと言って良く晴れます。

 今国会から、本会議前の代議士会で党所属議員の皆さんに、議院運営委員会理事として議事内容を報告する役目を仰せつかりました。8年前の議場内での議事進行係に続いてのいわば「再登板」で、誤りの無いように緊張感を持って努めたいと思います。最初の本会議では、細田議長の体調不良による辞任申し出を許可し、議長選挙が行われました。投票総数459票の満票で額賀福志郎議員が新議長に当選、就任されました。これまで、東日本大震災復興加速化本部長など様々な場面でご指導を受けてきた身として、嬉しく思います。

 先週の17日(火)朝、党本部をベトナム共産党一行が訪問され、前団体総局長として党活動について説明しました。両国の政治システムは異なりますが、ともに政権を担う責任政党として両党間の活発な交流が継続しています。今年は両国の外交関係樹立50周年にも当たり、先に萩生田政調会長が訪越するなど友好を深めています。18日(水)には、海外日系人大会に合わせた両院議長主催による歓迎昼食会に議運理事として参加しました。過去、厳しい条件の下、海外各地に移住され、生活の基盤を築き、時には母国に対して暖かい支援の手を差し伸べて頂いた歴史を偲び、海外に暮らす同胞への感謝の気持ちを新たにする催しでした。同日夕刻は北陸地域の港湾整備に関する懇談会に出席しました。国交省からは堂故副大臣や地方整備局の皆さん、地元からは港湾所在地の首長が出席し、クルーズ船の寄港復活、カーボンニュートラルポートや「2024物流問題」への取り組みなど最近の情勢について理解を深めました。20日(金)の朝は党農林部会にて、農水省から今秋の米の収穫状況と来年に向けた見通しの説明がありました。最近は需要の減少に応じて主食米の作付けを抑制する動きが全国的に広がっており、需給が引き締まり、米の価格は近年の中では高水準にシフトしています。ただし、異常な猛暑の影響で品質が落ちており、十分な所得を得られない場合も心配され、底支えの対策は必要なようです。

 地元に戻っての週末の21日(土)は、時雨模様の下でしたが、高岡市吉久地区の「さまのこアートinよっさ」を拝見しました。重伝建の指定を受けた街並みを活かし、富山大学芸術文化学部の学生達も加わって地域を盛り上げる取り組みとなっていました。22日(日)は朝早く新高岡駅を出発し、大阪市にて近畿富山県人会130周年を祝う総会・祝賀会に出席しました。県外各地での強固な県人の絆はわが県の特色です。次回は総理の所信演説から報告します。

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国政報告(第696号)

 先週の13日(金)、議院運営委員会理事会が開催され、松野官房長官から臨時国会を20日(金)に召集する旨、伝達されました。同日、細田衆院議長が記者会見され、健康上の理由で議長を辞任すると発表されました。このため、20日の初日は、新しい議長を選出した上で院の構成を決めることになります。岸田総理の所信演説は、与野党国対委員長会談を受けて調整の結果、23日(月)に行うこととなり、これを受けて24日(火)から各党代表質問が始まる予定です。久しぶりに国対に身を置くことになり、国会の動きに耳をそばだてる毎日となります。

 一方、筆頭理事として担当していた文部科学委員会からは離れることになりましたが、懸案となっていた旧統一教会問題については、12日(木)の宗教審議会の議を経て、13日に国から東京地裁に解散命令請求が出されました。宗教法人の取り扱いは、憲法に定める信教の自由との関係で慎重になされるべきであり、今後は司法の場で国が準備した旧統一教会の不法行為に係る組織性・悪質性・継続性を示す証拠を吟味し、慎重に判断されるものと思います。

 このほか、10日(火)には政府が検討中の経済対策について、文化立国調査会の山谷会長に同行し、盛山文部科学大臣に決議を届けました。文化財の修理や災害復旧、コロナ禍で苦労されている芸術関係者への支援など、必要な施策への補正予算付けを要望しました。11日(水)午後の情報通信戦略調査会では臨時国会に提出予定の情報通信研究機構(NICT)法改正案の説明を受けました。センサー等、様々な情報通信端末のセキュリティ確保のために、機構が機器を調査する業務を強化しようとするもので、通信面の安全確保が経済社会にとって重要な要素となった今日の情勢に適応した改正です。12日(木)午前には総務部会が開催され、今般の経済対策への総務省所掌分野からの施策への提言を議論しました。地方公務員の給与引き上げへの対応、自治体の情報処理システム統一への支援、光ファイバー網など情報通信基盤の充実や研究開発の促進など、DX推進を目指す意見が多く出されました。

 週末の富山では、14日(土)、高岡市にて斎藤靖弘前全国豆腐連合会会長の叙勲祝賀会に出席の後、富山市にて堂故茂参院議員・国交副大臣を支援する堂峰会の総会に参加しました。15日(日)は高岡市で定塚公民館祭、八丁道おもしろ市に顔出しの後、魚津市へ出向き、裏千家淡交会魚津支部60周年記念式典にて千玄室大宗匠の講演を拝聴しました。おもしろ市では下関小学校5年生の合唱、さくら保育園園児の太鼓・よさこいの披露で元気をもらい、魚津ではめでたく百歳を迎えられた大宗匠から太平洋戦争の折の特攻隊の経験を中心に、平和の尊さを明晰かつ情熱のこもった調子で説かれ、深い感銘を受けました。次号からは国会の動きを中心に報告します。

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国政報告(第695号)

 先週後半から一気に気温が下がり、長かった夏から一転、アッという間に樹々も色付きそうな気候になってしまいました。臨時国会の召集が近づく中、国会対策副委員長として、議員運営委員会の理事を仰せつかりました。議運に所属するのも、議事進行係を務めて以来、8年ぶりで、国会の運営も間近に見ながら与野党協議に汗をかくことになります。

 先週の3日(火)、4年ぶりに国土交通省富山県人会が開催され、今般就任された堂故副大臣、野上元副大臣と一緒に出席しました。私は元北海道開発庁職員の立場ですが、昨年、豪雪法の改正に携わり、「克雪・利雪・親雪」の概念を法規定に盛り込むことができ、その後は地方鉄道の再構築政策に関わってきたことから、国交省とのつながりが深くなった折、有意義な集いでした。一方、党では月末に向けて政府の経済対策の立案に対する提言をまとめるべく、政務調査会では新部会長の下、各部会で議論が進んでいます。総理からは、物価対策、賃上げ・地方対策、国内投資促進、人口減少対策、国土強靭化の5分野にわたり政策を構築するよう指示が出ており、各省庁で施策・補正予算の貼り付け作業が進められています。私も5日(木)に水産部会、6日(金)に文化立国調査会に出席し、後者では決議を取りまとめ、本日(10日(火))朝、山谷会長に同行して盛山文部科学大臣に申し入れを行いました。

 東海北陸自動車道の四車線化事業が県内で着実に進む中、残された未着手区間である白川郷IC・清見IC間の扱いが焦点となっています。既に四車線化の優先区間には選ばれており、事業化が待たれるところで、沿線の南砺市、白川村、飛騨市、高山市の首長、両県関係者、岐阜県選出の金子衆院議員、大野・渡辺参院議員に同行し、6日午後に茂木幹事長、堂故国交副大臣、神田財務副大臣ほか関係省庁に要望しました。来月も決起大会が予定されています。

 週末の地元では、小雨模様で気温も10度台に下がる中、7日(土)の朝は南砺市福光地区にて、金沢湯涌福光線の整備促進を求める地域の皆さんの沿線視察への出発を見送り、高岡市伏木地区の大伴神社にて恒例の顕彰祭を会長として催行しました。午後は砺波市雄神地区で第24回対話集会に臨みました。山森市議の司会で、特に少子化対策として何をなすべきか、若い世代の所得の向上や出産・育児面での周囲のサポート環境の整備など多様なご意見を頂きました。土砂災害警戒特別地域に指定され、家屋の改築・新築等に制限がある現状の改善を求める声もあり、区域指定のみならず、解除への道筋も考えなければ、と認識を新たにしました。夕刻は高岡市の34回目となる万葉集全二十巻朗唱の会で四年ぶりに万葉衣装をまとっての舞台朗唱の機会を得ました。故地交流会にも出席し、万葉集を愛好する立場での旧交を温める良い時間を過ごしました。

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国政報告(第694号)

 10月に入って最初の報告です。報道によれば、通常国会の召集は20日(金)で、政府から与党に伝えられたとの事、来週には国対の打ち合わせも始まるようです。異常に暑さが続いた夏の余韻を払拭して、また持ち場で努力です。

 先月24日(日)の南砺市城端地区での第23回対話集会では、曳山収蔵庫への補助、空き家対策の強化、河川管理、消防団のなり手不足対策など多様な質問・意見を頂きました。県と沿線4市が議論を進めている氷見線・城端線の将来構想についても、国の施策で応援できる仕組みが整えられたことを説明しました。毎回、国の広範な施策の中で、自分が知らないテーマに気づかされますが、今回は消防ポンプ車を運転するには準中型自動車免許が必要なこと、その取得費用を自治体が助成する場合は国の特別地方交付税が措置されることを学びました。毎月一回、継続していきます。

 27日(水)、地方公共交通議連の視察に参加し、山陰の島根県出雲市、鳥取県米子市を訪問しました。まず、出雲市と松江市を結ぶ一畑電鉄の現況を伺い、電車にも乗りました。県・市の支援を受け、鉄路の改修や車両の更新を計画的に進める一方、昭和初期の退役した電車をリニューアルして専用線で一般客の体験運転を受け付けて収入を挙げるなど、積極的な営業展開に感銘を受けました。

 次いで米子市に移動し、伊木市長やJR西日本の皆さんに7月に竣工したばかりの新駅ビルと南北自由通路を案内頂きました。10年ほど前に地元の高岡駅が同様な事業を行っており、規模感、県産材の活用、テナントの構成など新しさを感じました。また、JR西日本管内で2台しか稼働していない転車台も拝見し、蒸気機関車から今日に至る鉄道の歴史の流れを実感しました。その後、国土交通省都市局の「ウォーカブルなまちづくり」政策の支援を受けてアーケード撤去を進める本通り商店街に立ち寄り、市役所で市長ほか皆さんと意見交換しました。人口14万6千人の「県内第2の都市」という位置付けは、私が勤務した高岡市に近く、政治行動を共にしている赤沢亮正代議士の地元である点も含め、親近感がグッと増しました。最後にエネルギーの地産地消を目指す「ローカルエナジー株式会社」にて加藤社長から地域の公共施設で生成される電気を地域の家庭に売電し、資金を域内で循環させる取り組みを伺いました。

 28日(木)朝に東京に戻って、県立高岡支援学校の皆さんの国会見学を出迎え、29日(金)の夕刻、富山にて県連の職域・友好団体の皆さんとの懇談会に出席しました。30日(土)は勝興寺国宝指定記念企画展開会式瑞龍寺での裏千家淡交会許状引渡式県電気工事工業組合交流会高岡市中川議長就任祝賀会と行事が続き、1日(日)は射水市の曳山勢揃い式の後、高岡市伏木地区後援会役員会で国政報告をさせて頂き、充実した週末となりました。

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国政報告(第693号)

 「暑さ寒さも彼岸まで」の言われの通り、今日(26日(火))の東京はひんやりとした朝を迎えました。さて、22日(金)の党人事で、国会対策委員会副委員長を拝命しました。平成26年秋から一年間、議事進行係を兼ねて務めて以来、8年ぶりになります。担務は未定ですが、高木毅委員長の下、これまで積んできた委員長、筆頭理事の経験も活かし、円滑な国会運営に資するよう努力します。

 先週の20日(水)、新宿区にある「産業遺産情報センター」を訪問しました。世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」に関わる貴重な資料を展示されています。このほど、世界遺産委員会から求められていた太平洋戦争当時に朝鮮半島から徴用工として従事した方々に係る資料収集により展示を充実されたので、見学に出向きました。加藤センター長はじめスタッフの皆さんの努力により、当時の炭坑の日々の保安記録など貴重な原資料を集められ、多様性・客観性が高まった内容となっており、感銘を受けました。先日、サウジアラビアで開催された世界遺産委員会でも評価頂き、今後、佐渡金山の登録に向けて良い後押しとなりそうです。同日夜は、小矢部市から筱岡県議と後援会の皆様が上京、懇談しました。

 21日(木)は先週に引き続いて平日の富山往復となり、島竜彦さんの叙勲祝賀会に出席しました。永く石油小売販売に携わり、業界発展に尽くされた功績にて受章されたもので、ENEOS社長ほか全国から関係者が集まられての祝宴でした。

 22日午後、東京にて中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会に出席しました。選挙区関係では、東海北陸道の四車線化と金沢福光連絡道路の整備が対象ですが、高岡市長在任中に交流を深めた福井県越前大野市を通る中部縦貫道の福井・白鳥間が令和8年の開通見込みとなっており、その応援を兼ねて挨拶しました。夕刻には地元に戻り、南砺市の五箇山荘にて党の県西部選出県議の方々との懇談会に出席しました。春の県議選で初当選された3名が加わり、総数も1名増えて15名となり、頼もしく、ともに頑張る大切な皆さんです。最近の地域の課題など幅広く語り合いました。

 23日(土)朝は、高岡市福岡地区で「つくりもんまつり」のオープニングで挨拶の後、射水市の伏木富山港(新湊地区)国際ターミナルにてガントリークレーンの更新式典に参列しました。堂故国土交通副大臣の就任後の公務初挨拶となりました。24日(日)朝は定塚校下連合運動会で挨拶の後、南砺市城端地区で第23回ミニ対話集会(次号で報告します。)に臨み、午後は高岡市伏木地区にて大伴家持卿顕彰会総会で挨拶の後、大野久芳前黒部市長の叙勲祝賀会に出席しました。今月はコロナ禍を脱し、お祝い事が多く、経済社会活動の回復を実感しました。ALPS処理水も海洋放出から一か月が経過し、皆様の東北の水産物への支援に感謝しています。

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国政報告(第692号)

 13日(水)、内閣が改造され、女性閣僚5人を含む新たな体制が発足しました。党三役は茂木幹事長、萩生田政調会長が留任、総務会長に森山前選対委員長、その後に小渕前組織運動本部長が就任されました。15日(金)には副大臣・政務官人事があり、県選出の堂故参議院議員が国土交通副大臣に就任されました。東海北陸自動車道の四車線化、利賀ダムの本体着工など懸案に直面しているだけに、地元としても心強い人事であり、お祝い申し上げます。その他の党人事は今後順次進められるので、自分の持ち場が決まりましたらまた報告します。

 13日(水)、党南砺市井口支部の脊戸川支部長他皆さんが上京され、同行の武田、安達県議も入って懇談しました。数年おきに上京されていますが、コロナ禍を経て、皆が集って語り合える嬉しさを実感しました。14日(木)は富山市で開催された得能金市全国民生委員児童委員連合会会長の3期連続就任祝賀会に日帰りで出席しました。15日(金)のお昼には党青年局定例会議に東日本大震災復興加速化本部事務局長として額賀本部長に同行、出席しました。福島県浜通り沖で獲れた「常磐もの」のお弁当を食べながら、ALPS処理水の放出について、科学的に安全性が確認されていること、中国の輸入停止措置による我が国の水産物への打撃や風評を防ぐため、青年局の皆さんの協力をお願いしたいことを訴えました。

 地元に戻っての三連休でしたが、例年にない残暑の下、16日(土)は朝に射水神社の秋季例大祭に参列した後、金沢市の国立工芸館を訪問し、「水のいろ、水のかたち展」を鑑賞しました。午後は、射水市で富山県山(車)・鉾・屋台・行燈祭交流会議総会に出席の後、私の政治活動を物心両面で支援頂いている「慶友会」総会・交流会に出席しました。国政報告では、近年の選挙区内の国の事業の進捗と併せて、今後の国政にかける想いを三点、話しました。「地方から始まる新しい国のかたち」を目指す初心を大切に、地方創生を進め、子育て環境の整っている地方圏で、若い世代が大いに次世代を育めるようにすること。経済と財政を好転させ、成長と分配の好循環を実現することで、物価上昇率を家計所得が上回り、税収の自然増を活かして財政再建を進めること。東アジアの安定を実現し、国民生活の安全を保障し、ALPS処理水、佐渡金山の世界遺産登録等の課題解決につなげること。これらを基本に、与えられた職務をこなしていく決意を述べました。

 17日(日)の朝は高岡市のイベント、「ミラレ金屋町」の開会式に参加し、夜は山本徹県議の議長及び全国都道府県議会議長会会長就任祝賀会に出席しました。地方議会議員のなり手不足問題にここ数年取り組み、成果が出始めたところでもあり、山本会長の就任を心強く感じています。引き続き、政策課題として取り組みます。

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国政報告(第691号)

 本日(12日(火))朝、岸田総裁に党人事が一任され、正式に、明日にも党人事、内閣改造が行われる見通しとなりました。党の役職は後任者が発令されるまで職務を継続する決まりなので、今しばらくは団体総局長の務めを果たしていきます。

 前号末尾で触れたように、3日(日)に京都で全国山・鉾・屋台保存連合会の今年度総会が開催され、会長として挨拶、議事進行にあたりました。来年度に向けて全国にブロック制を敷いて常任理事を選出してもらい、新たな役員体制を構築すること、その間、事務局を高岡市にて引き受けて頂く事について承認されました。会議には角田高岡市長にも出席、挨拶頂きました。また、来年の総会は滋賀県長浜市にお願いすることになりました。この3年間、それぞれの祭りは、コロナウイルスの影響を受けて中止・縮小を余儀なくされましたが、今年はフル催行するケースが多く、地域の活力の源としての役割が再確認されています。文化庁も文化財指定の枠を外して地域の伝統行事を応援する予算を組み、道具の修理や、手順の伝承を支援しており、保存会でも意気に感じているところです。

 先月末から海洋放出が始まった東電福島第一原発のALPS処理水について、心配された東北沿岸の魚種の風評被害は、国民の皆様のご理解もあり抑制されているようです。一方、中国が我が国水産物を輸入停止したことから、ホタテ、ナマコなど輸出が主力となっていた魚種に大きな影響が出ており、産地である北海道などで問題となっています。政府は予備費から207億円を対策に充てることとし、水産物の一時的な買取、また、第三国向け輸出のために中国で行われているホタテの殻むき作業を国内に移すための設備等を支援する対策を打ち出しました。先週、岸田総理は、ASEAN、G20の会議でも、処理水放出について科学的に安全性が担保されていることを強調され、多くの国の賛同を得ました。中国の李強首相にも積極的に働きかけるなど努力されています。中国側の理解が深まり、ひいては日中関係の改善の糸口になれば、とも思います。

 6日(水)、党水産部会の「海業」に関する視察にて、一日、神奈川県三浦市に行ってきました。海業PTの座長を務める同期の小泉進次郎代議士の選挙区で、三浦半島の先端に所在する三崎漁港と対岸の城ケ島にて、主にマグロを扱う市場や加工場、直販施設、新たに開校したさかなの専門学校などを見学し、吉田市長始め関係者の皆さんと意見交換しました。首都圏に近く、太平洋側有数のマグロの取引拠点である特性を生かし、環境に配慮した取り組みや人材育成に努める姿に、水産業を明日につなぐ地域の意思を感じました。

 週末の地元は、9日(土)に畠起也元高岡市議、10日(日)に向栄一朗元県議の叙勲祝賀会に出席し、土曜夜は公明党主催の時局講演会で国政報告をしました。次号からは内閣改造後の動きです。

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