国政報告(第541号)

 28日(金)、安倍総理が記者会見で辞任を表明されました。永田町では、記者会見での辞任は無いとの観測が朝から流れており、当初の予定通り、14時の新幹線で富山に向かいました。大宮を過ぎた辺りで、事務所からニュース速報のメールが入り、驚いたまま新高岡駅で地元テレビ局のインタビューを受けました。

 総理が、17日(月)に続いて24日(月)にも病院に出向かれ、自ら28日の記者会見を設定されてそこで病状についても説明するとのことだったので、込み入った事情があるとは感じましたが、重い決断をされているとは思いませんでした。平成24年12月の政権復帰以来7年8か月、内政面では雇用の安定と経済の持続的な成長を実現させ、外交面では数多くの国々を訪問され、首脳間の信頼関係を基礎に我が国の平和と安定を持続させました。国民が社会・経済活動に安心して励める環境を持続させ、東日本大震災からの復興を始めとする諸課題の解決に着実に取り組んだ成果は大きいと思います。終盤に、世界的なコロナウイルスの猛威に見舞われ、東京オリンピック・パラリンピックの開催も一年延期せざるを得なかったことは残念でしたが、これらのことは後継内閣に引き継がれていきます。自らの体調について慎重に検討され、「国の舵取り」という重い役割に鑑みて退くこととされた安倍総理の決断を重く受け止め、これまでのご苦労に深く感謝し、病状の平癒を願っています。

 辞任表明を受けて、党では臨時の総裁選への準備が始まり、その段取りについては二階幹事長に一任されました。本来ならば、国会議員の投票と合わせて党員投票も行われます。党運営上は実施が望ましいと思いますが、事が緊急であることや、新総裁の任期は安倍総裁の残任期間で一年間であることなども勘案して決定されるものと思います。私については、過去2回、石破先生を応援しており、今回も立候補されるならば応援する決意です。

 さて、先週の27日(木)には、党東日本大震災復興加速化本部の総会があり、政府への与党第九次提言案が了承されました。福島県浜通りでの国際教育研究拠点の形成、福島第一原発の処理水の取り扱い方針の決定、帰還困難区域への対応の促進を柱に、来年度から始まる第2期復興・創生期間の政府の取り組みを後押しする内容です。今週以降公明党とともに官邸に申し入れる予定です。

 週末の地元では、29日(土)に北陸新幹線新高岡駅かがやき停車実現期成同盟会の総会に出席しました。これまでの地域挙げての取り組みに感謝しつつ、現在、コロナウイルスの影響下で窮状にある新幹線への応援を訴えました。30日(日)には南砺市吉江地区での合同後援会総会に出席し、急転する国政の状況を報告させて頂きました。地域からの貴重なご支援を胸に刻み、今回の総裁選にも一議員として臨んでいきます。その推移は次号でまた報告します。

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