国政報告(第719号)

 年度末となった週末は一気に気温が上がり、4月1日(月)の東京は桜が満開となりました。富山も今週末が見ごろになりそうです。

 一方、元旦に発災した能登半島地震から3か月が経過し、復旧・復興の努力が続けられています。基幹道路が甚大な被害を被った能登地域では、避難者が奥能登で8千人、断水戸数が9千と未だに厳しい状況が続いています。半島の地理的特性を踏まえた骨格道路の整備、また、多様な水源の確保など今後の防災・強靭化に向けての課題が明らかになっており、国土交通省で復旧方策と併せて検討が進められています。一方、富山県では液状化現象による被害への対応が課題となっており、先月18日(月)には新田知事が堂故国土交通副大臣はじめ県選出国会議員とともに岸田総理、林官房長官に対策の強化を訴えました(私は政治倫理審査会と重なって欠席)。これも受けて、22日(金)の第4回復旧・復興支援本部会合で岸田総理(本部長)から、「被害エリア一体的に液状化対策に取り組む際の国の補助率を1/2に引き上げ、(中略)そのエリア内で、被災者が1/3の自己負担で住宅復旧を行える新たな支援制度を創設(中略)さらに、エリアにかかわらず、(中略)被害住宅の耐震改修工事に必要な傾斜修復を含めて、最大120万円の定額補助を速やかに行えるよう措置いたします」との発表があり、対策が前進しました。面的復興に向けての関係者の合意や具体的な工法の検討など、被災された地域ではまだまだ手順を踏まなければなりませんが、新たな制度が事態を前進させる契機になれば、と思います。

 さて、先週28日(木)、参院本会議で新年度予算案が可決、成立し、通常国会は後半戦に入りました。衆院では26日(火)に食料・農業・農村基本法改正案が総理入りで本会議での趣旨説明・質疑を終え、委員会に付託されました。2日(火)には子ども・子育て支援法も総理入りにて本会議で扱われるなど、内閣提出法案の審議が本格的に進められています。また、この間を縫って、今夏の佐渡金山の世界遺産登録実現を目指し、ユネスコの世界遺産委員会のメンバー国の在京大使館に関係議員で手分けしてお願いに出向いています。私もこれまでに、ルワンダ、ベルギー、カタール、イタリアの各大使館に伺ったところです。委員会は7月に議長国であるインドのニューデリーにて開催される事が決まっており、江戸時代に手工業の技術の粋を尽くし、高純度の金の精錬を成し遂げ、併せて全国各地から佐渡に集まった人々によって多彩な文化が育まれた歴史を評価頂けるよう、情報発信に努めています。

 地元では週末の31日(日)、新田知事の砺波支部後援会に出席、祝辞を述べました。党県連の知事選への対応については、今後皆さんの意見を集約していきます。4日(木)には党本部で政治資金問題にかかる関係者処分が行われるとの由、次号にて報告します。

カテゴリー: 国政報告 パーマリンク