国政報告(第445号)

 引き続き、沖縄県知事選の応援で那覇滞在が続き、今日(25日(火))はいったん東京に戻ったので、国政報告を綴っています。18日(火)に那覇に入り、20日(木)は総裁選の投票のため、日帰りで東京に出てきました。知事選は既に投票日まで後4日間を残すのみとなり、台風24号が28日(金)にも沖縄に影響しそうな気配で、終盤戦の様相です。

 総裁選は、安倍総裁が三選される結果となりましたが、私の応援した石破先生も党員票でほぼ45%の得票率と、事前の予想よりも善戦しました。都道府県別では、10県で安倍総裁を上回り、富山県もその中に入りました。沖縄駐在のため、私自身は全く運動できませんでしたが、地元では堂故参議院議員が頑張って下さり、私の事務所のスタッフなど関係者も努力頂いたお蔭で県内の党員投票に勝てました。皆様に厚く御礼申し上げます。県選出国会議員が東西で安倍・石破に3人ずつ分かれて臨みましたが、終わればノーサイドで安倍総裁の下、結束して政権運営に参画していきます。この総裁選を通じて、ある程度政策論争が展開でき、全通常国会で高まった国民の皆様の政治不信を幾らかでも和らげることができたものと思います。石破先生が立候補されたこと自体、我が党の幅の広さのアピールに資するものと考えます。この間、自民党の支持率が上昇し、新聞の政治面でも総裁選両候補の動静が連日詳しく報道されるなど、党勢の伸長に大いに寄与したと評価します。一方、石破先生が獲得した議員票は73票に留まり、3年後の挑戦に向けて、同僚議員の支持拡大が解決すべき課題となりました。

 沖縄県では、北は沖縄市、うるま市、名護市、南は糸満市、南城市、豊見城市と支部の激励や団体の集会への参加のために、沖縄自動車道等に乗って動き回り、ようやく土地勘が身に着きつつあります。9月下旬でも日中は30度を超え、東京・富山とは気候風土の異なる南国との印象を強く持ちます。この間、23日(日)は小泉議員が2度目の応援に駆け付けてくれたほか、竹下総務会長がほぼ連日常駐され、塩谷選挙対策委員長始め多くの国会議員に来援頂いています。24日(月)には富山県連から、米原、宮本、山本、奥野、川島の5県議と堀田女性部長が沖縄に入り、知人・企業を回ってくれました。佐喜真候補は真っ黒に日焼けし、疲れも見せずに精力的に活動されており、30日(日)の投票日には目的が達成できるよう選対本部も努力を続けています。

 さて、国政は総裁選を受けて来週(10月始め)には政府・党人事が予定され、10月後半には臨時国会が召集され、災害対策を含めた補正予算などが上程されるものと思います。外交も、日米、日露関係に進展が見られ、朝鮮半島の情勢も流動的です。次号からは新たな持ち場からの報告となる見込みです。

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