国政報告(第242号)

 先週から今週にかけて、各地で梅雨明け宣言が出る一方、局地的な激しい豪雨も頻発し、富山県内でも魚津、高岡、砺波などで住宅や農作物に被害が出ています。関係された方々にお見舞い申し上げ、早期復旧など必要な対応に心していきます。

 18日(金)夜、翌日の県連政治大学での講師に招かれた宮澤洋一参議院議員と、旧知の渡辺県議の取り計らいにて、宮腰県連会長ほか皆さんで懇談の機会を頂きました。党税制調査会の小委員長代理として、税制改正の議論をリードされており、消費税・法人税の在り方など、幅広い視野でのお話を聴けました。続いて20日(日)、広島7区選出の小林史明代議士を氷見にお招きして、第3選挙区青年部主催の講演会を開催しました。小林代議士は1983年生まれ、党内1期生のホープで、私の所属する政務調査会水産部会・総務部会で積極的に発言されており、是非来県をとお願いしました。お父様の仕事の関係で、幼少時代を高岡で過ごし、深く積もった雪の記憶が鮮明に残っている由、久しぶりに思い出の地を訪問頂きました。我が国の取り組むべき課題と自身が注目・推進する政策について、自作のパワーポイントによる資料を使い、熱く語ってくれました。地域における農商工連携やICTの活用など、私の問題意識と合致する所も多く、今後も一緒に取り組んでいきたいものです。同席頂いた堂故参議院議員始め氷見市連の皆さん、会場設営等に汗をかかれた曽田青年局長、小清水青年部長ほかスタッフの皆さんにも御礼申し上げます。

 21日(月・祝)の夜に上京し、22日(火)は県立高岡西高校2年生の皆さんの国会見学を受け入れ、砺波市の夏野市長、山森議長、自民党議員会の皆さんの予算要望・懇談会に臨みました。さらに、24日(木)は米原県議・自衛隊支援議員連盟会長ほか県議の皆さんも加わり、陸上自衛隊富山駐屯地の拡張の取り組みの促進を、石破幹事長、佐藤正久前防衛政務官に要望しました。長年の要望活動が実を結び、今年度の防衛省予算で調査が進められていることから、その結果を受けた早期実現を、防衛省当局にも要望した所です。来週は、氷見市と高岡市の要望活動が予定されており、これで地元6市の新年度予算要望が出そろう事となります。8月末期限の各省庁の概算要求への反映に、自分の立場でも努力します。

 さて、国全体の動きとすれば、豪州に続きモンゴルとの経済連携協定(EPA)の大筋合意に漕ぎ着けたとのこと、一歩一歩の前進が見られます。今後は我が国の人口減少に歯止めをかけ、地方に景気回復の実感を行き渡らせて再生を図るべく、「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げて協力に取り組む方針との事です。私も、ICT(情報通信技術)の活用など、地域再生に資する政策提案とその実現に努めていきます。

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