国政報告(第410号)

 この冬一番の寒波に見舞われた富山県では、里雪型の大雪となり、11日(木)の晩方から12日(金)の朝にかけて高岡では60cmの降雪となった由、さすがに機械除雪も追いつかず、生活が混乱するなど大きな被害となりました。関係の皆様にお見舞い申し上げます。一方、私も通常国会召集を前に、インフルエンザに見舞われ、地元の会合を欠席する羽目になりました。

 12日(金)の夕刻、大雪に見舞われた新高岡駅に到着しました。北陸新幹線は途中糸魚川付近を徐行しただけで、僅か2分の遅れに留まり、雪に対する強さを改めて実感させられました。しかし、道路交通の状況は厳しく、駅から最初の歯科医師会新年会の会場であるホテルニューオータニ高岡まで、通常は15分弱の所、50分かかりました。さらに、伏木地区自治会連絡協議会新年会の会場である伏木にも、1時間かかってようやく辿り着く状況で、「夜のドカ雪」の影響の甚大さを体感しました。翌13日(土)は、恒例の県連女性部の初顔合わせに妻と一緒に出席し、昨年秋の総選挙の際の御礼も申し述べました。午後に自宅に戻ってから悪寒がひどくなり、夜間に発熱、14日(日)朝に急患医療センターに出向いて検査をしたら、熱は7度台までだったものの、「B型インフルエンザ」と判明しました。このため、地域女性ネット高岡さんの新年会など急遽欠席することとし、15日(月)に高岡市民病院で受ける予定だった定期健康診断も延期してもらいました。関係の皆様にはお詫び申し上げます。

 体調が落ち着いた15日夕刻に上京し、16日(火)の党役員連絡会・副幹事長会議から政務に復帰し、夕方には新春高岡経済懇談会にとんぼ帰りで出席できました。ここ数年、インフルエンザにかからずにいた事もあり、どこかで身体に疲労が蓄積していたのだろうと自戒しながら、明18日(木)からのインドネシア出張(21日(日)まで3泊4日)に臨もうと思います(次号で報告します。)。

 17日(水)は来訪者が多く、今年もいよいよ始動だと実感した一日でした。総務省から通常国会に提出予定の法案や予算の概要説明を頂き、地元からのお客様に応対する一方、党本部に出向いて、昨年から携わっている議員立法の打ち合わせや情報通信・放送関係の会議に出席しました。22日(月)の召集日を前に、野党側では統一会派を模索する動きもありましたが、17日夕刻の時点で断念とのニュースです。昨秋の総選挙前の民進党の分裂に端を発した混乱は容易に収まらず、野党第一党の地位が安定しないことから、結果として与野党間の国会運営の打ち合わせも円滑を欠く危険性が続く状態です。与党とすれば、代表質問に続いて、まずは補正予算を一日も早く成立させることが使命であり、私も予算委員会の末席理事として職責を果たせるよう頑張ります。

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