2026年8月

国政報告(第836号)

 27日(木)未明より氷見市を中心に線状降水帯が発生し、河川氾濫、土砂崩れなど甚大な被害が発生しました。その後も度々、強い雨が降り、水は引きつつあるものの、地盤の緩みから土砂災害の危険性が残っています。家屋の浸水、損壊、農地の冠水など被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。各市、また県において災害対策本部を立ち上げ、被害の把握と復旧に尽力されています。政府においても、熊本地震、千葉豪雨と同様に、「8月27日からの大雨」として石川県と併せて状況を逐次把握しおり、党も情報を共有しています。既に千葉豪雨までは、補助率が引き上げられる激甚災害に指定される見込みとなっており、富山・石川の災害についても同様の取り扱いとするなど手厚い対応を求めて行きます。

 22日(土)に長野1区の若林健太衆議院議員をお招きして高岡市の2か所で「ふるさと対話集会」を開催しました。国吉・石堤地区では地域を流れる谷内川の改修や農業基盤整備の促進を要望されました。一方、国吉義務教育学校を中心に地域の皆さんが交流できる行事を企画されるなど地域づくりの前向きな動きも伺いました。平米・定塚地区では、今後の中心市街地の在り方として、小売業のみならず人々が集まる機能を充実させるべきとの意見を頂きました。若林先生の地元、長野市での商店街の取り組みも披露頂き、新幹線で1時間弱と近くなったことから、現地を訪ねて勉強してみようとの話も出ました。年一回、同僚議員をお招きしての対話集会は他の地域の取り組みが聴けるので、今後も継続します。

 22日はその後、富山市で県連富山政治学校のオープンセミナー県退職公務員連盟大会針山県議後援会総会高岡整志会病院懇親会に出席しました。23日(日)は山本県議後援会拡大役員会清都和文さんの叙勲祝賀会にて挨拶しました。

 24日(月)からの東京では、新年度予算の概算要求に向けて各省庁からヒアリングする党の会議への出席が続きました。新年度からは当初予算と補正予算を一体化させ、「強く豊かな日本」投資枠については要求上限を設けず、さらに経済安全保障上特に重要な分野などについては特別会計で財源も含めて別枠管理する扱いとなります。学校施設改修、農業基盤整備、国土強靭化関係事業など、これまで補正予算に多くを依存していた分野をどのような要求とするのか、また、どの事業を成長投資枠に盛り込むか、各省庁で工夫しています。一方、現下の災害対応、ガソリン補助増額、年度内に新たに必要な事業について補正予算を編成するかも検討の焦点です。

 29日(土)は高岡市八丁道おもしろ市70回記念懇親会、30日(日)は利賀「鈴木忠志トーク」、金沢湯涌福光線の富山県整備促進期成同盟会、得能金市全国民生委員児童委員連合会長4期目就任祝賀会に出席しました。大雨から早期復旧を念じ、活動を続けます。

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国政報告(第835号)

 今年のお盆は個人的には静かに過ごせましたが、熊本県の地震後の対応、また、千葉県を襲った線状降水帯による被害など、関係の皆様には休む間も無かったことと思います。お見舞いを申し上げます。また、クロマグロの資源管理による漁獲枠の拡大についても、18日(火)の国際会議でメキシコを含め合意に達し、11月末には最終決定の運びとなりました。政府関係者の努力に感謝します。

 一方、21日(金)に発表されたコメのスーパー販売平均価格は5kg当たり3191円と、前年同時期から600円程度下落しており、在庫量を反映して先行きも値下がりしそうです。消費者に値下がりは歓迎されるでしょうが、生産コストとの見合いで適切な価格に落ち着くことが好ましいと考えます。19日(水)に全農富山県本部が公表した今年産米の概算金は、コシヒカリの一等米60kg当たり2万円で、昨年から6千円下がりました。米穀機構が公表している玄米60kgの適正生産コスト、2万535円と同水準であり、生産側からは下げ止まりが望まれます。国は、まずは昨年放出した備蓄米の買戻しを早急に始めるべきと考えます。

 この2週間の私の活動では、8日(土)に県商工会議所青年部50周年記念式典、9日(日)に裏千家淡交会高岡青年部臨時総会、10日(月)に庄川右岸地域用排水対策促進協議会に出席しました。庄川右岸地域は、国営事業で面的整備を進めた左岸地域にならって、県営事業とはなりますが、流域治水の考え方にも立って、調整池の整備も含め、関係自治体、土地改良区、河川管理者等の連携により事業を総合的に進める必要があります。また、国の農業関係予算を確保し、要望された補助金が交付されるよう、私も努力していきます。

 15日(土)に県戦没者追悼式、16日(日)に高岡高校同窓会総会・懇親会に出席し、17日(月)に上京し、月末の新年度予算概算要求締め切りに向けた各省庁の取り組みなど情報収集を始めました。20日(木)、21日は党過疎対策特別委員会の井出委員長ほか皆さんと北海道の十勝地方に出向き、更別村と鹿追町の取り組みを視察しました。十勝は畑作、畜産を主体とする大規模農業経営が基幹産業で平均経営面積は60haに及び、大豆、馬鈴薯、とうもろこし、甜菜等を栽培し、生乳生産量も年間130万トンを超えます。それでも、少子化や若者の移動で人口は微減しており、特色ある教育の提供により域外から高校への留学を募ったり、家畜の糞尿処理で発生するバイオガスによる発電や水素・LPガス生成など地域資源の活用に前向きに取り組んでいます。明るい姿勢に感銘を受けました。

 富山に戻って、22日(土)は長野1区の若林健太衆議院議員をお招きして高岡市国吉・石堤地区、平米・定塚地区で「ふるさと対話集会」を開催しました。その内容を含め、週末の活動については次号で報告します。

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国政報告(第834号)

 北陸地方は4日(火)に梅雨明けしたとのことですが、7日(金)からは夕立というよりも激しい局地的な雷雨に見舞われています。8日(土)に高岡で開催された県商工会議所青年部50周年記念式典に続く懇親会も、七夕飾りの残る駅前での野外開催ができず、残念でした。一方、庄川水系は上流で雨が少なく、取水制限されることになりました。落ち着いた天候になってほしいものです。

 熊本の地震発生からやがて2週間、ご苦労されている皆様にお見舞い申し上げます。猛暑の下、3万戸を超える世帯で断水が続いているほか、家屋、インフラ、農地など被害の状況が次第に明らかになってきています。高市総理も3日(月)に現地視察され、4日に242億円の予備費使用が閣議決定されました。7日の非常災害対策本部会議でも各大臣に具体的な指示が出されており、事態の推移に応じて復旧・復興の取り組みを適時に進めなければなりません。

 さて、前号で触れられなかった食品に係る消費税を2年間、8%から1%に引き下げる案については、3日の党税調で扱いが小野寺会長に一任され、5日(水)の総務会で了承されました。私は、期間を2年間に限定し、その後は所得の低い層への給付ないし税控除に切り替えるのであればやむを得ないと思います。財源は、2年分であれば恒久的なものでなく最近の税収の上振れ分を充てれば十分です。8%への復元後は消費税制度を安定させ、家計への応援は継続的な賃金引上げと所得税減税、社会保険料引き下げ、低所得者対策などの組み合わせで取り組むべきと考えています。「物の値段が上がらない経済」から「上がる経済」へと状況が変化し、賃金引き上げや物価上昇で所得税も消費税も増収基調となっていることに対応し、国として増収分の一部を所得再分配に資するよう国民に還元していく政策を継続すべきです。このため、各種税目を持続的にきめ細かく見直し、国民の負担感を和らげるよう心掛ける必要があります。そのうえで、防衛費のGDP比2%水準への増額や、熊本地震、中東情勢対応など突発的な資金需要も織り込みながら、未来への成長投資を含めた国全体の歳出水準を適切に設定すべきです。

 中東情勢に対応したガソリンの補助金も6日(木)からは1L当たり19円(月額換算でおよそ1900億円)となっており、米は7日に農水省が発表したスーパーでの価格が5kg当たり3198円まで下落して秋以降の需給を勘案した備蓄米の買い入れが焦点となっています。秋に想定される臨時国会に向けて、様々な政策課題への的確な取り組みが求められる現状です。

 今週は5日に北陸新幹線建設促進大会と故河野洋平先生を偲ぶ会に出席し、7日に故松本剛明元総務大臣の葬儀に参列しました。来週はお盆にかかるので報告は休ませて頂き、次号は24日(月)頃にさせて下さい。

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国政報告(第833号)

 7月28日(火)夕刻、会館で来客者の携帯に「熊本で震度7」との情報が飛び込んできました。大きな揺れ、その後のショッピング・モールのLPガス爆発や製紙工場の煙突倒壊などで死者が30人を超え、家屋等の被害は未だ把握中です。お亡くなりになった方にお悔やみを申し上げ、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。政府も熊本県他自治体に協力し、プッシュ型の支援を進めており、自衛隊も出動しています。まずは断水地域への水の供給、避難所へのトイレ等物資の配送など、当面必要な支援を優先し、猛暑の中で命を守ることを最優先とし、被害の把握の進捗に応じてインフラや生業の復旧へと段階を追って取り組んでいかなければなりません。状況を注視し、物的人的支援を切れ目なく続け、さらに必要な予算措置を取るべきと思います。LPガス爆発、煙突倒壊についても、今後、同種の事故が生じないよう、原因究明と対策が必要です。

 前号で触れたクロマグロは、山下農水副大臣がメキシコを訪問し、漁獲枠拡大に向けて前進したと31日(金)に発表されました。定置網業者等の強い要望もあり、実現するよう念じています。備蓄米は、昨年米価引き下げのために市場に放出した59万トンの買戻しが焦点です。年初に5kg当たり4,416円まで上昇したスーパー価格は20日(月)の週には3,311円まで下落しました。今年6月末の民間在庫量は243万トンで、適正水準とされる180万~200万トンを大きく上回っています。昨年の米価上昇局面で感じたことは、需給ギャップに応じた値段の変化が緩やかで、なかなか反転しないことです。今は供給過多の下で価格低下の局面にあり、早期に手を打たなければ下げ止まらないとみています。4月に公表された米の生産コスト指標は玄米60kg当たり2万535円ですが、今秋の各地JAの概算金は2万円を割り込むかも、との報道があり、生産農家の先行きが厳しくなっています。農水省は8月末にも備蓄米買戻しを判断するとしていますが、早急に実行すべきです。

 先週は、27日(月)に文化立国調査会で横浜港へ行き、漆芸の人間国宝、室瀬和美さんに客船「飛鳥Ⅲ」に飾られた作品を案内頂きました。28日は政調全体会議で予算概算要求方針の説明を受け、高岡土地改良協議会の皆さんと農水省に要望に出向きました。午後は地すべりがけ崩れ対策都道府県議会協議会に出席し、砺波市議会1期生の皆さんが来訪されました。29日(水)は呉西郵便局長会の皆さんが来訪、夜は文科省富山県人会で挨拶しました。30日は北海道開発特別委員会、北陸直轄河川治水期成同盟会連合会に出席しました。地元に戻り、31日は利賀ダム建設促進期成同盟会、8月1日(土)は射水市海老江地区のユニバーサル・ビーチ・プロジェクト、高岡市吉久地区の夏祭り、射水市高橋議員後援会総会にて挨拶しました。食品消費税の扱いについては、次号で触れます。

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